(短編集)

アリバイ崩し承ります



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初公開日(参考)2018年09月
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短編集

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アリバイ崩し承ります

2018年09月07日 アリバイ崩し承ります

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。アリバイは、崩れました――。 美谷時計店には、「時計修理承ります」だけでなく 「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。 「時計にまつわるご依頼は何でも承る」のだという。 難事件に頭を悩ませる捜査一課の新米刑事は、アリバイ崩しを依頼する。 ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ、 山荘の時計台で起きた殺人のアリバイ……7つの事件や謎に、店主の美谷時乃が挑む。 あなたはこの謎を解き明かせるか?(「BOOK」データベースより)




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アリバイ崩し承りますの総合評価:6.16/10点レビュー 50件。Cランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

時乃有能過ぎない?

話の構造がいつも似た感じなので退屈に感じました。刑事が事件が難解で分からない、時計屋に駆け込んで時乃に詳細を話す、時を戻すことが出来ました(このフレーズ弱いしダサい)って言って5000円で解決。基本この流れだから飽きるしトリックも運任せのとか無理あるのとかもあっていまいちだった。
時乃過去のエピソードは好きです。
話変わるけど表紙の絵は青のワンピじゃなくツナギにレンズの姿じゃない?小説の中でも店に居るときは絶対ツナギでしたし

MEI
GD5UZMNE
No.6:
(4pt)

アリバイ崩し承りますの感想


「アリバイ崩し承ります」
新人刑事が偶然訪れた美谷時計店の張り紙。 美人店主から語られる7つのアリバイの真相。

刑事が持ち込んだアリバイ特化事件を時計店店主が解いていく安楽椅子系の短編集。 アリバイ崩しだけでなく、アリバイ探しやアリバイを作るようなお話もあって飽きさせない構成にはなっているが二人だけの登場人物はほぼほぼ掘り下げも無くその点の魅力は非常に薄い。 短編小説にはその話だけで登場人物含め全てが完結する作品と本作の様に一部のキャラが引き継がれていくものの二つに分けられるが、せっかく設定あるキャラを出すのなら話によって違った一面を観れるような作りにして欲しかった。  

りーり
9EDFH0HC
No.5:
(2pt)

私には無理です、、、

読んでみると、いわゆる本格ミステリーという範疇に属する小説でした。
正直、当方には全く合わない内容ですね。
謎解きパズル小説というのでしょうか、最後まで読むのに苦労しました。

アリバイを崩すことが出来ない刑事君が、時計屋のお嬢さんに相談して、その場であっけなくアリバイ崩しの解答を得るという内容。
現実味の全く感じられない事件概要、ご都合よくアリバイが崩れる過程、リアリティの無い捜査一課の刑事君。

こういう設定の小説は、私には無理です。
でも、謎解きが好きな読者さんには、きっと評価が高いんだと思います。

著者さんには申し訳ないのですが、手にした私が悪かった。低評価で申し訳ありません。


マッチマッチ
L6YVSIUN
No.4:
(2pt)

アリバイ崩し承りますの感想

この手の推理パズル程度の話は
回答が良ければ小説として面白いと感じることが
できるのだが、この作品はパズルで終わっている。
時計屋の女も刑事もキャラが生きてないので
この設定の必要性が描かれていない。
何かの合間に1話ごと読めば良い程度の本

jethro tull
1MWR4UH4
No.3:
(7pt)

アリバイ崩し承りますの感想

2019本格ミステリベスト10第1位。以前読んだ著者の他作品と同じく、推理クイズの様でストーリーや登場人物のドラマはほぼ無く、ただ謎だけを解いて話は終わる。この作風は合う方と合わない方が居るだろうと思いますが、今回の文庫版は解説が素晴らしく良かったので、先に読んでみては?。以下引用。「現実離れした人工性は感じられつつも、本格ミステリは多分に人工的だからこそ、謎解き小説に特有の魅力があって面白いという側面」。著者の全てを表しているかの様な一文、そのつもりで読めば本作は最高に面白い。何を求めるか?、に尽きる。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

アリバイ崩し承りますの感想


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氣學師
S90TRJAH
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

アリバイ崩し承りますの感想

アリバイ崩しに特化した7つの物語の短編集。
200ページ台の本なので1話辺り30ページ程度。サクサク読めます。

本書は、著者の特性と時代の隙間産業的な戦略が見事にマッチした作品というか商品に見えました。
どういう意味かと言いますと、まず著者の作品は物語よりもトリックや仕掛けが主立っている傾向にあります。30ページ代の短い短編の中には、登場人物の紹介は無し、動機や舞台背景もなし、事件と容疑者の状況説明が書かれたシンプルな問題文章。そして、隙間産業というのはアリバイもの小説が近年減っているというかほぼない状態である事。そんな市場でアリバイ崩しに特化させた作品を世に出したタイミングが巧いと思いました。

さて、個人的にアリバイもの作品は好みではありません。
時間軸における登場人物の居場所を把握したり、数分程度の時間を頭に入れて読むことを求められるので疲れるのです。一昔前の時刻表トリック含む、アリバイを扱う作品ってなんだか古臭いイメージがあるのです。
ですが本書の良い所は、アリバイものが把握しやすい短編であり、短編なので著者のトリック主体が活き、さらに探偵役は女の子となっており、ラノベ風...もとい現代風になっていて読みやすい事。ここは好感です。

…という具合でして、難を敢えて言うとトリック集です。深みを感じたり強烈な驚きを与える事はありません。解答編も推理ではなく答えを直接提示される感覚です。人によっては物足りなく感じると思います。ここらへんが好みの別れどころになります。個人的に印象に残る作品がなかったのが残念。

egut
T4OQ1KM0
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