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(短編集)
アリバイ崩し承ります
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アリバイ崩し承りますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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ふと訪ねた時計屋さんの壁に貼られた『アリバイ崩し承ります』の貼り紙を目にした新人刑事、電波系店主かと思いきや、凄腕の安楽椅子探偵だった・・・その展開とは?! | ||||
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満足しています | ||||
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タイトルからは、もっとキャラ立ちした話かと思っていましたが、予想以上にアリバイ崩しが本格的でした。 安楽椅子探偵ものとしての無理矢理な推測や断定もほとんどなく、読みやすい文章で進められていて、気持ちよく読破できました。 新人くんの名前が出るのはいつになるのか、気になりますね。 | ||||
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ドラマはみていません。 オーディブルで聞きました。 感想は、ひどい。 アリバイ自体もどこかの焼き直しだし、登場人物もうすっぺらく感情移入できない。 | ||||
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本屋で「一番売れている推理小説」みたいな銘文で売られていたので買ったのですが面白みが感じれず、そしてここにいる他の読者にも同じことを考えている人がいるようなので便乗することにしました。 確かにトリック自体は凝っており全く予想がつかないものでした。 しかし、いかんせん物語性がなく登場人物に感情移入できないので、 「ふーん、すごいね。で、だから何なの?」 以外の感想が沸きませんでした。 まるでただのパズル雑誌を見せられているようであり、おおかた小説に期待されるカタルシスが何ら感じられなかったのです。 『名探偵コナン』や『かまいたちの夜』などでよく見られる「生の感情」の大切さがよく分かりました。 もっとも、「ヴァン・ダインの二十則」を厳密に守っているようなコッテリとした推理ものが好きな人であれば受け入れられるのでしょうか? | ||||
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表紙の雰囲気からキャラクターミステリを想像していたんですが 中身は思ったより本格よりのクイズ集でした。 各話の構成は、だいたいこんな感じです。 ①新米刑事が、ときえもーん、と泣きつく。 ②新米刑事が、事件の状況を話す。 ③時乃、時を戻すことができました。真相ペラペラ。 ④YTS!(やっぱり!時乃さんはスゴイ!) -完- この構造だと、時乃の出番は最初と最後に限定されてしまうので、キャラミスとして成立していません。現地調査して出番を増やすとか、刑事との会話をもっとウイットに富んだ軽妙なものにしてもらわないと。 そもそも、彼女のキャラがまるで立っていませんでした。 バツグンの推理力を持つ、可愛らしい少女。それだけです。 現実にいたら、それはそれは魅力的でしょうが、創作上の人物としては、何の印象にも残りません。 唯一の特徴、事件解明時の決め台詞「時が巻き戻すことが出来ました」も、時計屋だからと、取って付けた感がすごいです。 相手役の読者目線となる刑事も、正義感はあるが、少々頼りない感じという、これまた印象に残らないキャラです。自分はデスノートの松田をイメージして読んでいました。 次に、本格物としての評価です。 アリバイトリックばかりながらも、趣向はいろいろ用意されていました。 ただ、短編なのにトリックに切れ味がなく、特に目を見張るものはなかったです。 特に見せ場もなく、淡々と進んでいき、あっさり解決です。トリックに無理があったり、それは警察にバレるだろうというものが多かったですね。 そもそも、新米刑事が店の『アリバイ崩し承ります』の貼り紙をみただけで、20歳かそこらの女性に事件の情報をペラペラしゃべるという展開が、ナイナイ。 総評ですが、いま売れている若い女優をドラマに起用したいがために用意された原作シナリオって感じです。ぶっちゃけつまらなかった。 私の中で、『このミステリが酷い』にまた新たな一作品追加されました。 | ||||
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本書の語り手である新米刑事の〈僕〉が、アリバイ崩しをしてくれる時計店の店主、美谷時乃(みたに ときの)に、どうしても解けないアリバイの謎解きを依頼し、〈僕〉から話を訊いた〈時乃〉が、たちどころにアリバイ崩しをしてみせるという趣向のミステリ短編集。全部で七話収録の短篇のうち、ひとつだけ、このスタイルから外れる(時乃が小学生の頃に解いたアリバイ崩しを、僕に話すという設定の短篇)作品がありますが、それ以外は、事件の謎解きであるアリバイ崩しを、二十代半ばの女性店主が鮮やかにやってのける話で統一されています。 アリバイの難易度は、そんなに高くない気がしました。語り手の〈僕〉とおんなじで、わたしに解けるものはなかったけれど、アリバイの謎が解けてみれば、複雑なからくりだったりするものはなく、むしろ、「なーんだ。そういうことだったのか」と、そんな感想を抱く作品が多かったです。若い頃と違って、ミステリ作品にさして精巧な、深い作りまで求めていない、ちょいと暇潰し代わりに楽しませてくれたらそれで十分、くらいに思っている読み手のわたしにとっては、本短編集はなかなかに楽しめたミステリ短編集でした。 前半に収められた作品よりも、第5話以降の三つの作品が良いと思いました。なかで、ひとつだけ選ぶとすれば、〈時乃〉のお祖父さんの稚気(ちき)、遊び心ににんまりさせられた第5話「時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ」すかね。 文庫本の表紙カバーに描かれた女性は、〈美谷時計店〉の店主・時乃なんでしょうけど、《小柄で色が白く、(中略)どことなく兎を思わせる》と本文にある彼女とは、イメージがだいぶ違ってましたね。《右手にドライバーを握りしめ、右目に時計修理用のルーペを付けた、作業着姿の女性》のイラストが、見てみたかったです。 | ||||
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本日商品が届きました。早くてしかもきれいな状態で届きました。お取り引きいただき、ありがとうございました。 この推理小説の第2弾が発売されて、また浜辺美波さん主演でドラマが製作されてほしいです! | ||||
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(ネタバレが含まれています、本を読みたい方は以下を読まないこともご考慮ください) 第一話 すい臓がんの患者が嘱託殺人で殺される。殺した犯人のアリバイのために、食事の時間をずらすアリバイトリック。司法解剖でしらべる胃や腸以外の病気で、もう末期だった患者。という前提。司法解剖は、それこそ見逃さないように全身解剖を行う。司法解剖で調べない場所「肺や胃や腸以外」、、、って絶句。 第二話 「死因が不明の場合は、血液検査をして血液中に薬物がないか調べるのですが、、、死因が明白なので血液検査はしていない」 これまた、司法解剖についてのいいかげんな記載。採血はすべての解剖の第一歩。 ほかにも気になったところがあった気がするが、あまりにあきれて、しばらくこの感想を入力しなかったので、忘れてしまった。 本当にこの作者は京大卒(卒業してないかもしれないが)なのか? 京大卒の名を汚す、、、、 たぶん二度とこの作者の作品は読まないと思う。 (司法解剖する先生にも聞いて見ました。) | ||||
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あまたあるビブリア古書堂フォロワーの一つである。それ以上のものではない。出版社による、柳の下のドジョウを根こそぎさらってやろうという姿勢には、いつも感心させられる。 | ||||
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7作収録。 アリバイ崩しモノはあまり好みではないけれど、本格ミステリモノとしては上質で、各短編のトリックは粒揃い。 また、軽快なタッチで書かれているから読みやすい。 | ||||
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事件は起こるし、謎は提示されるが物語性はない 作者の意図通りかもしれないがキャラクターも記号でしかない 全編「だからなに?」と首を傾げたくなる薄さ ドラマありきで書かれたんでしょう | ||||
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レビューがそこそこだったので購入してみましたが、全然面白くない。。。短編なのになかなかページが進まない。 好みの問題なのかもしれませんが、結局2話まで読んでおしまいでした。 | ||||
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アリバイ崩しものの短編集である。大山作品は「密室蒐集家」に続き2作目の読了。 本作の主人公は、とある時計店の若き女主人、時乃さん。謎を持ち込むのは県警捜査一課の捜査員、アリバイ崩しに悩みぬいた末に時計店に相談してしまうと、安楽椅子探偵よろしく時乃嬢はたちどころにアリバイの矛盾を看破するのだ、というお話。 ミステリの形式としては「隅の老人」「ママは何でも知っている」の系統。それをアリバイ崩し縛りで連作にしましたという趣向であろう。 まあなかなか楽しく読ませていただきました。どのエピソードもちょっと偽アリバイの仕掛けがややこしいので、ちゃんと読んでないと置いていかれる。短編なので少し戻って読み直せばよいのですが、ライトなミステリ読者だとつらいかもしれない。 一方で、その目的のためのそこまで凝ったことやるかなとか、素人が最後の最後でミスったら周到な仕掛けがすべておじゃんとか、仕掛けが露見した瞬間に犯人まるわかりとか、クスリの持続効果って人によって強かったり弱かったりとか、いろいろと突っ込みどころも個人的にはたくさん。ミステリマニアな人はいろいろ気になって気になってしかたないのでは。 しかしそんなところは気にせず、凝りに凝ったアリバイ工作がバシバシと粉々になっていくさまを楽しく読む、がよいのでしょうね。テレビドラマの原作にもなったようですし。 | ||||
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評価が高かったので読んでみましたが、ただアリバイがあって、それを解くだけ。なぜ評価が高いのか、全く理解できませんでした。 | ||||
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娯楽作品として、楽しめました。テレビドラマ化したら誰が良いかと思いつつ読みました。そしたら、早速映像化のニュースを見て、まぁ、皆考えることは同じかと。 | ||||
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作者の作品としては「密室蒐集家」、「赤い博物館」などを読んで来たが、作者の熱意こそ買えるものの、小説と言うよりはパズルの趣きが強く味も素っ気もなかった。本作は小説らしさを出そうとしたのか、「アリバイ崩し承ります」という看板を掲げた時計屋の娘(20代の設定になっているが、女子高生くらいの方が本作の雰囲気に相応しい)を探偵役として、7つの短編を収録しているが、稚拙な感が否めない。 第一話はミルン「赤い館の秘密」(被害者が犯人のために偽装工作をするというアイデアの発明作)を踏襲しただけ。第二話はアリバイ・トリックというよりは銃創に関する警察(鑑識)の捜査ミスだろう。第一、貫通弾なら弾丸が部屋に残っている筈。第三話はヴァン・ダイン「ケンネル殺人事件」(死んだ筈の被害者が「***」に気付かないという胡乱なアイデア)を想い出した。第四話は第一話の焼き直しの上に、被害者の妹にまで偽装工作させるというご都合主義のデタラメな共犯関係が拙い。第五話は単なる思い出話。当該時計を指定時刻に自動的に止める機械仕掛けを使った方が楽だったろう(時計屋なのだから)。また、老人が駅前でそんな恰好をして写真を撮ったら街中の噂話になってしまう。第六話もアリバイ・トリックというよりは"雪の上の足跡"もので、容疑者が少な過ぎて凡庸な出来。再終話はこんな脆弱なアリバイ・トリックに頼る奴はいないだろうという愚作。 元々、アリバイ・トリックものは地味な上に、トリックが使い尽くされてしまった感がある。本作も既存のトリックの流用や他のジャンルとの組合せ等、作者オリジナルの煌めきに欠ける。これならパズルの「密室蒐集家」の方がよっぽどマシだと思った。 | ||||
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浜辺美波主演でドラマ化されました。 美波ちゃんはとてもかわいいので こちらも観ていたいのですが、 作品内容としては 余計なものや関係ないものまで入れて盛りだくさんにして 1時間物のテレビドラマに膨らましたものより、書籍の方が楽しめます。 これまで発表した短編をまとめた内容で それぞれに きちんと 作品として成立してます。 ありふれた身近の事件だけでなく 殺人事件なども発生しますが ハラハラドキドキのミステリーというよりは 昔の赤川次郎の素人探偵活躍??みたいな作風に近い感じがします。 読者の方たちは男性女性ともに 気軽にお楽しみいただけるのではないでしょうか・・ | ||||
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さらっと読めて、ちょっとした時間潰しにはちょうどいいです。 短編集なので、読み出したら止まらなくなって夜更かしして睡眠不足になってというというミステリのどつぼにはまることなく、ちょこちょこ読みできます。 ただ、本格ミステリとかミステリベスト10とか言われても、う~んとしか言いようがないです。 そこまで惹き付けられるほどの魅力は感じませんでした。 | ||||
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レヴュウで「浜辺美波主演で映画化されると聞いて『屍人荘の殺人』を読み、浜辺美波主演でテレビドラマ化されると聞いて本作を読む」と書いているかたがいて、思わず笑ってしまいました。まるっきり俺だもの(笑)。 とはいえこの二作、対極的な作品ではありますが、いずれも本格ミステリの傑作なのは間違いないです。 かたや長編、かたや短編集。 かたやケレン、かたやオーソドックス。 かたやちょっと軽めの、かたや落ち着いた文体。 かたや巻き込まれ(自発的ともいえますが)型、かたや安楽椅子探偵。 ドラマを観てこの作品を買うか考えているひとは迷わず買いです。 トリックは原作に忠実なので、ドラマだと録画を巻き戻さないと確認できない時系列が、本だとページをちょっと戻せば確認できますから。 ドラマを観たあとに原作でトリックを再確認するもよし、原作を先に読んでドラマでどう再現されているかを楽しむもよしだと思います。私は後者プラス原作でトリック再確認です。 ただし、ドラマで浜辺さん演じる時乃にメロメロなひとはご注意。あれは女優・浜辺美波の魅力を存分に引き出すための脚色と演出なので、原作の時乃はちょっと違います。 | ||||
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