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(短編集)
アリバイ崩し承ります
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アリバイ崩し承りますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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ドラマはみていません。 オーディブルで聞きました。 感想は、ひどい。 アリバイ自体もどこかの焼き直しだし、登場人物もうすっぺらく感情移入できない。 | ||||
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本屋で「一番売れている推理小説」みたいな銘文で売られていたので買ったのですが面白みが感じれず、そしてここにいる他の読者にも同じことを考えている人がいるようなので便乗することにしました。 確かにトリック自体は凝っており全く予想がつかないものでした。 しかし、いかんせん物語性がなく登場人物に感情移入できないので、 「ふーん、すごいね。で、だから何なの?」 以外の感想が沸きませんでした。 まるでただのパズル雑誌を見せられているようであり、おおかた小説に期待されるカタルシスが何ら感じられなかったのです。 『名探偵コナン』や『かまいたちの夜』などでよく見られる「生の感情」の大切さがよく分かりました。 もっとも、「ヴァン・ダインの二十則」を厳密に守っているようなコッテリとした推理ものが好きな人であれば受け入れられるのでしょうか? | ||||
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表紙の雰囲気からキャラクターミステリを想像していたんですが 中身は思ったより本格よりのクイズ集でした。 各話の構成は、だいたいこんな感じです。 ①新米刑事が、ときえもーん、と泣きつく。 ②新米刑事が、事件の状況を話す。 ③時乃、時を戻すことができました。真相ペラペラ。 ④YTS!(やっぱり!時乃さんはスゴイ!) -完- この構造だと、時乃の出番は最初と最後に限定されてしまうので、キャラミスとして成立していません。現地調査して出番を増やすとか、刑事との会話をもっとウイットに富んだ軽妙なものにしてもらわないと。 そもそも、彼女のキャラがまるで立っていませんでした。 バツグンの推理力を持つ、可愛らしい少女。それだけです。 現実にいたら、それはそれは魅力的でしょうが、創作上の人物としては、何の印象にも残りません。 唯一の特徴、事件解明時の決め台詞「時が巻き戻すことが出来ました」も、時計屋だからと、取って付けた感がすごいです。 相手役の読者目線となる刑事も、正義感はあるが、少々頼りない感じという、これまた印象に残らないキャラです。自分はデスノートの松田をイメージして読んでいました。 次に、本格物としての評価です。 アリバイトリックばかりながらも、趣向はいろいろ用意されていました。 ただ、短編なのにトリックに切れ味がなく、特に目を見張るものはなかったです。 特に見せ場もなく、淡々と進んでいき、あっさり解決です。トリックに無理があったり、それは警察にバレるだろうというものが多かったですね。 そもそも、新米刑事が店の『アリバイ崩し承ります』の貼り紙をみただけで、20歳かそこらの女性に事件の情報をペラペラしゃべるという展開が、ナイナイ。 総評ですが、いま売れている若い女優をドラマに起用したいがために用意された原作シナリオって感じです。ぶっちゃけつまらなかった。 私の中で、『このミステリが酷い』にまた新たな一作品追加されました。 | ||||
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(ネタバレが含まれています、本を読みたい方は以下を読まないこともご考慮ください) 第一話 すい臓がんの患者が嘱託殺人で殺される。殺した犯人のアリバイのために、食事の時間をずらすアリバイトリック。司法解剖でしらべる胃や腸以外の病気で、もう末期だった患者。という前提。司法解剖は、それこそ見逃さないように全身解剖を行う。司法解剖で調べない場所「肺や胃や腸以外」、、、って絶句。 第二話 「死因が不明の場合は、血液検査をして血液中に薬物がないか調べるのですが、、、死因が明白なので血液検査はしていない」 これまた、司法解剖についてのいいかげんな記載。採血はすべての解剖の第一歩。 ほかにも気になったところがあった気がするが、あまりにあきれて、しばらくこの感想を入力しなかったので、忘れてしまった。 本当にこの作者は京大卒(卒業してないかもしれないが)なのか? 京大卒の名を汚す、、、、 たぶん二度とこの作者の作品は読まないと思う。 (司法解剖する先生にも聞いて見ました。) | ||||
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あまたあるビブリア古書堂フォロワーの一つである。それ以上のものではない。出版社による、柳の下のドジョウを根こそぎさらってやろうという姿勢には、いつも感心させられる。 | ||||
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事件は起こるし、謎は提示されるが物語性はない 作者の意図通りかもしれないがキャラクターも記号でしかない 全編「だからなに?」と首を傾げたくなる薄さ ドラマありきで書かれたんでしょう | ||||
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レビューがそこそこだったので購入してみましたが、全然面白くない。。。短編なのになかなかページが進まない。 好みの問題なのかもしれませんが、結局2話まで読んでおしまいでした。 | ||||
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評価が高かったので読んでみましたが、ただアリバイがあって、それを解くだけ。なぜ評価が高いのか、全く理解できませんでした。 | ||||
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作者の作品としては「密室蒐集家」、「赤い博物館」などを読んで来たが、作者の熱意こそ買えるものの、小説と言うよりはパズルの趣きが強く味も素っ気もなかった。本作は小説らしさを出そうとしたのか、「アリバイ崩し承ります」という看板を掲げた時計屋の娘(20代の設定になっているが、女子高生くらいの方が本作の雰囲気に相応しい)を探偵役として、7つの短編を収録しているが、稚拙な感が否めない。 第一話はミルン「赤い館の秘密」(被害者が犯人のために偽装工作をするというアイデアの発明作)を踏襲しただけ。第二話はアリバイ・トリックというよりは銃創に関する警察(鑑識)の捜査ミスだろう。第一、貫通弾なら弾丸が部屋に残っている筈。第三話はヴァン・ダイン「ケンネル殺人事件」(死んだ筈の被害者が「***」に気付かないという胡乱なアイデア)を想い出した。第四話は第一話の焼き直しの上に、被害者の妹にまで偽装工作させるというご都合主義のデタラメな共犯関係が拙い。第五話は単なる思い出話。当該時計を指定時刻に自動的に止める機械仕掛けを使った方が楽だったろう(時計屋なのだから)。また、老人が駅前でそんな恰好をして写真を撮ったら街中の噂話になってしまう。第六話もアリバイ・トリックというよりは"雪の上の足跡"もので、容疑者が少な過ぎて凡庸な出来。再終話はこんな脆弱なアリバイ・トリックに頼る奴はいないだろうという愚作。 元々、アリバイ・トリックものは地味な上に、トリックが使い尽くされてしまった感がある。本作も既存のトリックの流用や他のジャンルとの組合せ等、作者オリジナルの煌めきに欠ける。これならパズルの「密室蒐集家」の方がよっぽどマシだと思った。 | ||||
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著者のアマチュア時代の習作集なのでは?と思うほど文章が拙く、なかなか物語に入っていけない。近著を読んでないので判断しかねるが、本作並みならかなり下手糞な作家である。編集者はなにをしてたのだろう。よくこれで出版できたものだと逆に感心する。 下手とはいえ売れてるらしいから何か人を惹きつける魅力があるのかと思えばそれもない。言い回しも古臭くありふれていて、「これは」と思わせる表現もない。同人誌の方がよほど上手い。本が売れない時代はこの程度でも作家になれるらしい。 肝心の謎解きも素人以下。驚きもなければ感動もない。そもそも「本格的」と称される「謎解き」主体の推理小説は、「トリックの為のトリック」に陥り人物描写が疎かになりがちだが、それにしても本作は酷い。そもそも犯人が犯行に至る必然性がない。 「かわいい女性の時計屋」と「ベッド・ディテクティヴ」、これが本作のミソで、それ以外の魅力はない。 | ||||
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具は沢山入ってる、味噌はしっかり溶けてる、温度も丁度よい。 が、何か足らない、旨くない。 そう、ダシがまったく効いてない。 これ本当に、ミステリベスト10? ドラマ(映画)原作になるものはその作品が駄作の可能性はあるんですが、原作にハズレは無いと思っていましたが。初のハズレです。 アンリミテッドにある5分間ミステリーにちょっと味付けした小説。 サクサク読めるし、再読する価値が無い作品なので、帰省のお供にピッタリ。 実家につく頃には読み終えてますので、ゴミ箱に捨ててください。 | ||||
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このミスで、14位にランクインしていて、題も面白そうだったので、読んでみた。アリバイというと、何時何分にどこそこにいたということが問題とされるので、時計と関係がある。だから、時計屋の若い女主人が、事件のアリバイ崩しを請負うというのである。設定からしてファンタジーなのだが、アリバイ崩しを頼むのが、難事件を抱えている刑事なのだ。これまた、なんともあり得ない話だ。それなら、思い切り面白い、ほおーっというアリバイ作りを楽しませてもらおうじゃあないかと思ったが、このアリバイというのが、何とも下らない。残念ながら、ファンタジーにもならなかった。 | ||||
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