ブルーローズは眠らない



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初公開日(参考)2017年09月
分類

長編小説

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ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

2020年03月12日 ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査することになる。ところが両者への面談後、バラの蔓が壁と窓を覆い、施錠された密室状態の温室から、切断された首が見つかり……。『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.71pt

ブルーローズは眠らないの総合評価:7.03/10点レビュー 34件。Aランク


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全7件 1~7 1/1ページ
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

ブルーローズは眠らないの感想

ややこしい、複雑、読みにくい

kmak
0RVCT7SX
No.6:
(7pt)

ブルーローズは眠らないの感想


 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ブルーローズは眠らないの感想

よみやすい翻訳ものを読んだ感じ。
前作からの男女刑事に期待したが
ちょっと
話しのバランスは良いのですが
なぜか 
動機やトリックにイマイチ感があり
最後が読むのに辛かった

jethro tull
1MWR4UH4
No.4:
(9pt)

ブルーローズは眠らないの感想


▼以下、ネタバレ感想

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まりぃ
O555A0SZ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ブルーローズは眠らないの感想

ジェリーフィッシュに続く「◯◯しない」シリーズ?第2段。
前作が航空工学で今作は遺伝子工学。
ここだけ聞くと理系ミステリ?森博嗣?って感じですが、前作でも感じたように、相当に綾辻館シリーズを意識しているように思います。
そして本格です。

動機がどうこういう人が多いけど、ミステリの仕掛けとしてはかなりのレベルだと思います。
相当に考え抜かれたプロットですね。
そして、密室殺人を装いながら、中には、自殺ではありえない首を切断された死体が・・・
これだけで結構そそられます。
ミステリの体裁だけでなく、マリアと蓮の人物造形だったり、サイドストーリー的なところまでよく描けていると思います。
面白かったのは前作ですが、1冊の作品としてレベルの高いのはこちら、そんな印象を持ちました。

青崎有吾さんのシリーズと共に、今イチ押しですね。
でもまぁ、これで一発屋でないことは証明されました。
続編が楽しみです。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ブルーローズは眠らないの感想

青い薔薇の温室。小窓はあるが室内の壁一面が薔薇の蔓が張り巡らされているという目張りされた密室の属性。首だけの被害者と謎のメッセージ。密室の情景が美しくとても魅力的でした。ミステリとしての仕掛けと物語の作りは非常に濃厚。読後感は凄く複雑な内容を作り上げる凄さを感じました。

読み終わってからの感想はとても良いのですが、そこへたどり着くまでの読書中はどうかというと、個人的な問題なのですが、あまりのめり込めなかったです。。。
本書は前作からの続きのシリーズとなりました。その為、時代設定がパラレルワールドの80年代。ちょっとSFが入る不思議な世界です。青薔薇におけるDNAや科学的の解説。「実験体七十二号」という怪物のような存在を感じさせる本書において、どこまでが現実的に解き明かせるミステリなのか?空想もの?読書中は判断が付かずで頭を悩ませてしまった次第。世界情勢も不明でU国やJ国という表現。登場人物名はカタカナの海外ミステリ模様。物語を楽しむ前段階で意図しない混乱をしてしまった次第です。本書はパラレルワールドの必然性は感じず、シリーズ故に引き継がれた設定が読みにくくしている難しさを感じました。作品はとてもよいのですが、好みの問題でこの点数で。
1-2作読んで傾向が分かったので3作目はちゃんと把握できると思います。しっかりした濃いミステリなので次回作も楽しみです。
言葉遣いが悪いけど特徴的なマリアと、丁寧な漣のコンビは中々よいです。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

濃厚な「不可解さ」が○

80年代アメリカ(U国)を舞台にしたシリーズ第2弾。ジェリーフィッシュ事件(前作『ジェリーフィッシュは凍らない』参照)以来閑職に回されていた漣&マリア。ある日、ふたりは共通の知人からブルーローズの調査を依頼される。当時開発することは不可能とされていた幻の青い薔薇。同時期に開発を発表した博士と牧師のふたりの面談を終え、マリアたちは帰路に着いた。
しかしすぐさま面談者のひとりが遺体で発見され、マリアたちは再び事件の調査へ向かうことに。
博士らの開発した青い薔薇は本物なのか? 挿話される「虐待に耐えかねた少年」の見たものとは? そして密室状態の温室で発見された遺体とメッセージの意味するものとは? 数々の謎が一気に解決に結びつくシリーズ第2弾。

科学的な解説がふんだんに盛り込まれており、相変わらずの重厚感である。それでも解決編を見ればなるほどと納得のいくレベルで、理系ミステリとまではいかない絶妙な匙加減である。事件もそうだが、存在し得ないはずの青い薔薇の秘密や、物語の節々で見え隠れする実験体の影、読者の頭をパンクさせるほどの謎のてんこ盛りが、最後まで読まずにいられなくなる魅力と言えるだろう。トリックもあるあるネタとオリジナルのネタの混ぜ方が見事である。

一方、前回は途中から登場した主役コンビだが、今作は冒頭から軽快な漫才を連発しており、海外舞台の作品を敬遠する人にも親しみやすい(漣のマリアに対する嫌味は完全に日本(J国)のノリである 笑)。
優秀で頭脳明晰な漣と、ズボラだが気概があり、ここぞというときの突破力のあるマリアはいいコンビである。

ただ難点としては、今回の犯人の犯行がここまで複雑である必然性はないように思われること。おかげで不可解さが増しておもしろくなっているのは事実なのだが。
前作と比べると結末のインパクトには欠けるが、それでも次回作を期待したくなる完成度である。このシリーズは今後も注目したい。

非澄
MP0X59EF
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