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(短編集)
アリバイ崩し承ります
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アリバイ崩し承りますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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今期ドラマ化された別のミステリー作品を読んだところ、期待以上に面白かったので、別の作者であるがこちらも購入。 古い時計屋さんの若く可愛い女性店主が、新米刑事の依頼を受けてアリバイ崩しをするという浮世離れした設定。トリックも現実離れしていて、ファンタジックなミステリー。 店主と刑事、メインの二人登場人物の情報が最小限で、作品全体に流れる不思議な雰囲気と合う。とはいえ、個々の事件があまり印象に残らなかった。 今後シリーズ化され、キャラクターがはっきりしてくると、また面白くなっていきそう。 初回は見逃したが、ドラマを見つつ、各回のエピソードを再読したいと思う。 | ||||
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スグに届き大変キレイな商品でした。ありがとうございました。 | ||||
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2019年度版本格ミステリ・ベスト10の第1位に相応しい。アリバイに特化した連作もので、捜査に行き詰った若手刑事が、安楽椅子探偵である時計屋の店主にアリバイ崩しの依頼のために駆け込む。 とにかくアリバイのバリエーションが豊富で、どれもかなり工夫されている。古典的のようなものから、ダウンロードを使った今時のもの、苦笑いしてしまうものまで、ミステリーファンなら楽しめます。 アリバイ崩しがメインで短編でもあるため、事件の背景に深みは無いものの、主人公のキャラはしっかりと創られていたと思います。 | ||||
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浜辺美波さん主演のドラマがやるので興味本位で読んでみましたが、 ヒロインのキャラ立ちとか活躍よりは、 バリバリのロジカルなアリバイものでした。 よく考えつくなあ、すごいなあ、という思いの一方、 期待していたコミカルで軽快な感じとはちがって、少し戸惑いました。 | ||||
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期待していなかったこともあるかもしれないけど、サクッと読めた。短編だから、こうであってほしい。ほのぼのした感じがして、ほっこりした。 | ||||
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著者のアマチュア時代の習作集なのでは?と思うほど文章が拙く、なかなか物語に入っていけない。近著を読んでないので判断しかねるが、本作並みならかなり下手糞な作家である。編集者はなにをしてたのだろう。よくこれで出版できたものだと逆に感心する。 下手とはいえ売れてるらしいから何か人を惹きつける魅力があるのかと思えばそれもない。言い回しも古臭くありふれていて、「これは」と思わせる表現もない。同人誌の方がよほど上手い。本が売れない時代はこの程度でも作家になれるらしい。 肝心の謎解きも素人以下。驚きもなければ感動もない。そもそも「本格的」と称される「謎解き」主体の推理小説は、「トリックの為のトリック」に陥り人物描写が疎かになりがちだが、それにしても本作は酷い。そもそも犯人が犯行に至る必然性がない。 「かわいい女性の時計屋」と「ベッド・ディテクティヴ」、これが本作のミソで、それ以外の魅力はない。 | ||||
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7話からの短編で構成されていて、ドラマ化するには持ってこいだろうな、と推察した。 謎解きのクオリティは中の上くらいで、謎解きはディナーのあとで、と同程度だと思います。 特に感動もありませんでしたが、ドラマ版の方が面白いのではないでしょうか。 期待できる内容ではありましたので、ドラマ版を拝見しようと思います。 | ||||
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この本が最近ベストセラーになっており、TVドラマも始まる。解説にあるように、「本格ミステリー」とは、「謎と解決、あるいは トリックやロジックを中心につくられた物語」ということであれば、この本は間違いなく上質の「本格ミステリー」であろう。 推理小説にも社会性や現実性を求める私にとって本格ミステリーというのは、そう好きな分野でもないが、鮮やかな 謎解きはそれなりに快感を覚えるし、この短編集の多くは唸らせてくれるものである。時計屋の店主である若い 女性がアリバイー崩しで謎解きを進めるという設定も現実的とは思わぬが、ファンタジーで味付けされた謎解きと 考えるとすんなりと読み進めることが出来る。要は、記述式のクイズ本なのだ。読みながら頭を使って、整合性を 求めるという、今TVや本で人気のクイズを彷彿させるそんな作品だ。 | ||||
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「密室蒐集家」しか読んでいなかったが、そちらは密室ものに特化した短編集、 本書はタイトルがそのまま示すアリバイ崩しに絞っている。 アリバイ崩しといえば、本格のみならず、周知のごとく松本清張の有名な警察小説でも主題となり、 ネタがつきているのではとあまり期待しなかったけれど、みごとに裏切られた。 とりわけ第1話「時計探偵とストーカーのアリバイ」における コペルニクス的転回で冴えを見せているように感じた。 他編も多少のばらつきはありながら、使い古されたテーマで水準超えを果たしていると思う。 「密室...」同様、ここで登場する探偵は、ロジックの擬人化と言えなくもない。 やけに人間味がうすいのである。 このようなスタイルもドツボであった。 ※画像・プロフィールは無視してください | ||||
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trick×logicの「切断された五つの首」で感銘を受けて以来、追いかけてる作家さんですが、良くも悪くも小粒なパズラーという印象です。同作者の他作品、密室収集家には「わけありの密室」、赤い博物館には「復讐日記」という傑作がありましたが、今作には特別優れた作品はなかったように感じました。 あと、ロジックにもかなり強引さが目立ちます。特に3話が酷い。ここからネタバレありです。 一度殺されかけた被害者がそのままホイホイ帰宅するのはさすがに無理があるでしょう。警察に行くのが普通です。帰ったらまず手を洗うのは普通ですが、当然個人差があります。現に洗わない人も多いでしょう。意外な犯人というより意味不明な犯人になってしまって、完全に誤認逮捕案件です。論理のアクロバットを過剰にやりすぎて、全体が破綻してしまってます。 全体的にこんな感じでしたが、2話はシンプルかつ盲点をついたトリックでなかなかの出来でした。5話も異色で印象的です。真正面のパズラーを貫いてる作家さんですし、頑張って欲しいです。 ドラマ化されるようなのでシリーズも続くでしょうし、次に期待します。 | ||||
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浜辺美波主演で映画化されると聞いて『屍人荘の殺人』を読み、浜辺美波主演でテレビドラマ化されると聞いて本作を読む。 そんなミステリー読者がいたっていいじゃないか。 べーやんだもの。 浮世離れした役を演じることが多いべーやんにはぴったりのヒロインだと思う。 自らは行動せず与えられた情報から推理するいわゆるアームチェアディテクティブタイプのミステリーで、それぞれの話はシンプルなのでドラマ化にあたって脚色する余地がけっこうありそうで、どこがどう変わるか楽しみである。 実際、2020年1月スタートのドラマの紹介を見ると、原作の新米刑事は安田顕演じるベテラン刑事に変わっているようだし。 それぞれの話は短くまとまっているので、すらっと読みやすいけれど、アリバイ崩しに絞るんだったら、時系列をチャートなりにまとめても良かったのではなかろうか。文章から自分の頭の中で時系列を整理するのは、結構面倒くさいので。 | ||||
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具は沢山入ってる、味噌はしっかり溶けてる、温度も丁度よい。 が、何か足らない、旨くない。 そう、ダシがまったく効いてない。 これ本当に、ミステリベスト10? ドラマ(映画)原作になるものはその作品が駄作の可能性はあるんですが、原作にハズレは無いと思っていましたが。初のハズレです。 アンリミテッドにある5分間ミステリーにちょっと味付けした小説。 サクサク読めるし、再読する価値が無い作品なので、帰省のお供にピッタリ。 実家につく頃には読み終えてますので、ゴミ箱に捨ててください。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 容疑者を落とすためだけではなく,あらぬ疑いを掛けられた人を助けるためなど, アリバイを崩したり,探したり,さらに番外編もと,あれこれと向を凝らしており, 連作形式となる七つの編が,単調にならないように構成,配置されているのは好印象. その反面,名のない新米刑事と,最初の挨拶と最後の謎解きにだけ登場の時計屋. 事件を持ち込む彼と,それらを解く彼女とのやり取りが流れ作業を見ているようで, 来店から相談へ,そして大半を回想で回して,終われば一気に解決編となる話運びは, いささかあっさりし過ぎにも見え,彼ら二人にも今ひとつ入っていくことができません. このほか,無駄がないのも良し悪しで,ダラダラとしていないのは結構なのですが, 話が進むにつれて,一行目から相談が始まる様子には,趣も何もあったものではなく, 解かれるアリバイと謎にしても,気持ちの良さは少なく,こちらもしっくりとは来ず…. 彼女の『決め台詞』から解決編へと移っていく展開や,時間を意識させるその名前, また,男女がお店でお茶を飲みつつ…には,『珈琲店タレーランの事件簿』が浮かび, 本格なのかライトなキャラミスなのか,ちょっと迷走をしているように感じられました. | ||||
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短編集。時計屋がアリバイを崩すという設定が面白い。 〜以下、ネタバレを含む〜 そういう作風なのかもしれないが、全体的に「偶然」の要素が多いのが気になる。いくつかの短編についてはトリックが一歩間違えるとバカミスになってしまいそうなものが含まれていたが、それはそれで面白く感じた。 全体的に非常によく練られた本格ミステリだった。 | ||||
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とても面白かった。短編集だが、一作一作がしっかり作られており、探偵小説の王道だと感じた。(最近こういう小説になかなか巡り会えない) 一作ごと、主人公の探偵少女が解答を出す前に、本を閉じてじっくりとトリックを考えながら読んだ。正解したのもあれば不正解だったものもあり、そのバランスもちょうど良かったと思う。 | ||||
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割と短時間で気軽に読める短編集。変な男女話とかがほぼなく主人公と時計屋の会話で物語が進むので、推理パズルのような感じですね。 | ||||
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このミスで、14位にランクインしていて、題も面白そうだったので、読んでみた。アリバイというと、何時何分にどこそこにいたということが問題とされるので、時計と関係がある。だから、時計屋の若い女主人が、事件のアリバイ崩しを請負うというのである。設定からしてファンタジーなのだが、アリバイ崩しを頼むのが、難事件を抱えている刑事なのだ。これまた、なんともあり得ない話だ。それなら、思い切り面白い、ほおーっというアリバイ作りを楽しませてもらおうじゃあないかと思ったが、このアリバイというのが、何とも下らない。残念ながら、ファンタジーにもならなかった。 | ||||
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「2019本格ミステリ・ベスト10」で見事、1位に輝いた作品。時計屋の主、美谷時乃が刑事から依頼されたアリバイ崩しを悉く解決する全7話の短編小説です。「決め台詞」もあって楽しめました。しかも「第1話 時計屋探偵とストーカーのアリバイ」は、ジーンときました。ドラマ化希望します。 | ||||
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刑事が「民間の優秀な人や、身内に頼る」パターンでいつも気になってたのが「無償かよ」だったので、「支払いが発生する」のが大変すっきりしていて、良し ちょっと気になったのが「これからあなたのおうちに行ってワインをお借りしていいですか」と、店休みだって言ってんのに『報告』すんな。位かな そこは「配慮」と「遠慮」しとこうよ。無邪気な無神経は少し修正しとけ。みたいな? 軽めに楽しみました | ||||
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ライトなクイズ感覚のアリバイ崩しミステリ集だが、全体的にはかなり玉石混交。 大雑把にいうと、1~3は水準以下。特に1は前提条件がおかしすぎてミステリとしては完全に破綻している。 一方で4~6はかなり高水準のミステリと思う。7は残念ながらアリバイ崩しとしてはやや甘い。 本格ファンならば読んで損はないと思うが、それ以外の方は無理に読む必要はないだろう。 参考までにネタバレコメントを付しておく。 | ||||
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