潮首岬に郭公の鳴く



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初公開日(参考)2019年10月
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長編小説

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潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)

2022年10月12日 潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)

函館で有名な岩倉家の美人三姉妹。その三女が行方不明になった。海岸で見つかった遺留品のそばに落ちていたのは、血糊のついた鷹のブロンズ像。凶器と思われたこの置き物は、姉妹の家に飾られていた物だったのだが・・・・・・。手がかりが得られないまま事件は新たな展開を見せ、捜査は更に行き詰まってしまう。 驚愕の結末を迎える、本格ミステリの傑作!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

潮首岬に郭公の鳴くの総合評価:6.27/10点レビュー 11件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

潮首岬に郭公の鳴くの感想

北海道函館市を舞台とした本格ミステリ。潮首岬も実在する場所。
ただしトラベルミステリの様な観光紹介ではなく、この場所の環境や生活する人々の地域柄を強く感じる作品。

率直な感想として終盤までの9割ぐらいは地味で辛い読書でした。
登場人物が多くて把握し辛い。一族の親子やら兄弟姉妹やらで苗字が同じ。苗字が違う人でも職業が医者で同じ傾向。個々に奇抜な特徴がない為、初読で人物の把握が困難でした。
松尾芭蕉の俳句の見立て殺人や雪の足跡問題など本格ミステリ要素は好みですが演出なく地味。作品雰囲気としては物語終盤まで地道な聞き込み捜査が続きます。人物の把握が辛かった為、徐々に手がかりが得られていそうなんだけど、さっぱり繋がりが分らず物語に入り込めませんでした。ここまでの気分は☆3ぐらい。

ただ終盤は目が覚めるように面白かったです。
事件の真相が明らかになった所で、トリックの面白さや人間関係の絡みの構築、設定の妙を楽しみました。
90年代前後のような古い雰囲気だったのが、古き良きミステリを現代風にアレンジした良さを感じました。

なので、もう少し読書中もワクワクして先が気になるような演出や刺激となるエンタメ要素があれば良かったと思う次第。
現場の図解も真相解説時にあるなら、なんで事件発見時に提示しないのだろう。見立て現場や、足跡の場とか、図で先に提示すればアクセントとなるし読者も把握しやすかったのに。という具合でして、真相が良かっただけに、それまでの辛い読書が残念に思いました。

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

潮首岬に郭公の鳴くの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.9:
(4pt)

救いようのない顛末

岩倉家の存続をかけて、遺産が……。といった作品で、読み終えると虚無感に襲われる。確かに昔ながらのトリックで、動機も昔ながらであるが、現実的には「うーん」も首を傾げてしまう。それと、警察の無能さが出ている。この作品は人を選ぶわー。
潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)より
4334794351
No.8:
(5pt)

地味に始まって、驚きで終わる

本格(推理)を読もうと思って(何かの書評を参考に)買ったはずが、読み始めてみると習作か?と思うような地味さ。でもだんだんとやめられなくなっていきます。本格好きなら読んでも大丈夫です。
潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)より
4334794351
No.7:
(1pt)

読後脱力 徒労感ヒシヒシ

登場人物が多すぎ、無駄がありすぎ
冗長かつ陰鬱
トリックは瑕疵ありイマイチ
ミステリと銘打ってあるのに、美しいロジカルな推理は何処に?

この後、ネタバレありなので未読の方はご注意を

何といってもタイトルが既にネタバレで
人工授精、郭公ときたら
托卵の予想ができてしまう
このタイトルはいかんでしょう

いわゆる
・魅力的な謎
・緻密なプロット
・驚天動地のトリック
・美しいロジック
等を求めるガチガチの本格ファンには、残念ならがお薦めできません

時間の無駄に当方も1票
潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)より
4334794351
No.6:
(1pt)

時間を無駄にした。

「このミス」10位だというので読んでみたが、なんだこりゃ? これ推理小説か? 読んでいてただ疲れた。無駄な登場人物が多すぎる。トリックに嘘がある。探偵役の外国人青年が快刀乱麻に解決するが、警察官たちの捜査は全て無意味だったのか! なにしろ読んでいて面白くない! 読み終えてほっとした。早く他の作品を読まないと。時間を無駄にした。
潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)より
4334794351
No.5:
(5pt)

表紙の若い美女の的確な描写に惹かれる本格ミステリ

ミステリは好きでも日本のミステリには詳しくない私が、どうして本書を買ったか。有栖川有栖氏の「驚愕の傑作」という折り紙つきだったのと、表紙の三人の美女の映像だ。何とも可愛くて色っぽい。期待は裏切られなかったと報告したい。潮首岬での最初の遺体発見から私などの予想をはるかに超える謎解きまで、一気に読まされた。私はミステリとしてだけでなく現代小説としても評価できる面白さを味わった。16歳,19歳,21歳の三人の今風のチャーミングな娘について、それぞれの個性、外観、性癖などが、上品な表現ながらも分かる読者には分るように的確に描かれている。『潮首岬に郭公の鳴く』は、女性のセックスに関心深い読者にその点だけでも見逃せない筈だ。
潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:潮首岬に郭公の鳴く (光文社文庫)より
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