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潮首岬に郭公の鳴く
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潮首岬に郭公の鳴くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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岩倉家の存続をかけて、遺産が……。といった作品で、読み終えると虚無感に襲われる。確かに昔ながらのトリックで、動機も昔ながらであるが、現実的には「うーん」も首を傾げてしまう。それと、警察の無能さが出ている。この作品は人を選ぶわー。 | ||||
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本格(推理)を読もうと思って(何かの書評を参考に)買ったはずが、読み始めてみると習作か?と思うような地味さ。でもだんだんとやめられなくなっていきます。本格好きなら読んでも大丈夫です。 | ||||
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登場人物が多すぎ、無駄がありすぎ 冗長かつ陰鬱 トリックは瑕疵ありイマイチ ミステリと銘打ってあるのに、美しいロジカルな推理は何処に? この後、ネタバレありなので未読の方はご注意を 何といってもタイトルが既にネタバレで 人工授精、郭公ときたら 托卵の予想ができてしまう このタイトルはいかんでしょう いわゆる ・魅力的な謎 ・緻密なプロット ・驚天動地のトリック ・美しいロジック 等を求めるガチガチの本格ファンには、残念ならがお薦めできません 時間の無駄に当方も1票 | ||||
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「このミス」10位だというので読んでみたが、なんだこりゃ? これ推理小説か? 読んでいてただ疲れた。無駄な登場人物が多すぎる。トリックに嘘がある。探偵役の外国人青年が快刀乱麻に解決するが、警察官たちの捜査は全て無意味だったのか! なにしろ読んでいて面白くない! 読み終えてほっとした。早く他の作品を読まないと。時間を無駄にした。 | ||||
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ミステリは好きでも日本のミステリには詳しくない私が、どうして本書を買ったか。有栖川有栖氏の「驚愕の傑作」という折り紙つきだったのと、表紙の三人の美女の映像だ。何とも可愛くて色っぽい。期待は裏切られなかったと報告したい。潮首岬での最初の遺体発見から私などの予想をはるかに超える謎解きまで、一気に読まされた。私はミステリとしてだけでなく現代小説としても評価できる面白さを味わった。16歳,19歳,21歳の三人の今風のチャーミングな娘について、それぞれの個性、外観、性癖などが、上品な表現ながらも分かる読者には分るように的確に描かれている。『潮首岬に郭公の鳴く』は、女性のセックスに関心深い読者にその点だけでも見逃せない筈だ。 | ||||
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「このミス」に10位とあったので買いましたが、文章が小説になっていません。納得できたのは、殺人の原因となった背景だけ。この点だけは、『獄門島』よりは現実感がある。だけどそれだけ。それさえも、このタイトルをみただけで見当がついてしまう。「郭公」ときたら、あぁ、あれだなと、今の読み手ならほとんど推測できる。事件の経過も、捜査の経過も、説明文みたいにダラダラ。へたなレポートを読まされている気分です。謎解きも、たんに探偵役が捜査会議にでてきて一方的に説明するだけ。これも文体を変えたレポートにすぎません。探偵役も、著者ご本人の中では定着しているのでしょうが、はじめて著者の作品を読むものにとっては、魅力のない存在。もう少しこの人についての書き込みがなくちゃ。刑事は全く何もしていないから、刑事を出す必要はないのでは? それから、第二の殺人のトリックは、死後硬直という問題を考えれば、最初からいろんな面で疑問がもたれるはず。これについて言及がないのもダメ。これを小説とよんでよいものでしょうか。私は最後までよむのに非常な苦痛を強いられました。最近の「このミス」は、奇をてらった作品ばかりが多く、信頼できません。小説とは、4位に入った『罪の轍』のようなものをいうのです。著者は、巻末の経歴によると東大名誉教授となっていますが、老人の余暇の趣味につきあわされたのではたまりません。 | ||||
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登場人物が次から次へと出てきて入り乱れすぎ。 会話も無駄に長いし文章自体も改行が無く読み辛い。 警察が散々あーでもないこーでもないと推理してる中で終章で名探偵が突然出てきて謎を解くw しかも犯人にも犯行動機にも意外性ゼロ。 ☆1でも甘すぎるくらいです。 | ||||
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ほんの帯で事件の構造が読み始める前から分かっていて、引っ張って行って、最後に『ほう・・』と思わせる、つまり面白い。 | ||||
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今年は魔眼の匣の殺人、霊媒探偵と本格ミステリの大豊作と思っていましたが、それに割って入る作品です 事件発生から捜査までは地味で退屈に感じる人もあるかと思いますが、解決編は凄かった 驚きました 函館市を舞台に美人三姉妹が次々と芭蕉の俳句に見立てたように殺害されます 明らかに横溝正史の獄門島のオマージュ ただ、時代が2016年ですから、捜査の様子は横溝正史というよりは鮎川哲也に近いかな 正直、殺害のトリック、方法はたいしたものではありません この作品の最大の見所はホワイダニット なぜこんな犯行を行ったか 最後まで読むと題名の潮首岬に郭公の鳴くが心に響きます 作者、作品内容が地味ですから評判になるのは難しいかもしれません だけど、端正な本格ミステリが好きな方なら(鮎川哲也、有栖川有栖さんなどの作品が好きなら)必読だと思います | ||||
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