■スポンサードリンク
潮首岬に郭公の鳴く
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
潮首岬に郭公の鳴くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
岩倉家の存続をかけて、遺産が……。といった作品で、読み終えると虚無感に襲われる。確かに昔ながらのトリックで、動機も昔ながらであるが、現実的には「うーん」も首を傾げてしまう。それと、警察の無能さが出ている。この作品は人を選ぶわー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本格(推理)を読もうと思って(何かの書評を参考に)買ったはずが、読み始めてみると習作か?と思うような地味さ。でもだんだんとやめられなくなっていきます。本格好きなら読んでも大丈夫です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリは好きでも日本のミステリには詳しくない私が、どうして本書を買ったか。有栖川有栖氏の「驚愕の傑作」という折り紙つきだったのと、表紙の三人の美女の映像だ。何とも可愛くて色っぽい。期待は裏切られなかったと報告したい。潮首岬での最初の遺体発見から私などの予想をはるかに超える謎解きまで、一気に読まされた。私はミステリとしてだけでなく現代小説としても評価できる面白さを味わった。16歳,19歳,21歳の三人の今風のチャーミングな娘について、それぞれの個性、外観、性癖などが、上品な表現ながらも分かる読者には分るように的確に描かれている。『潮首岬に郭公の鳴く』は、女性のセックスに関心深い読者にその点だけでも見逃せない筈だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほんの帯で事件の構造が読み始める前から分かっていて、引っ張って行って、最後に『ほう・・』と思わせる、つまり面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今年は魔眼の匣の殺人、霊媒探偵と本格ミステリの大豊作と思っていましたが、それに割って入る作品です 事件発生から捜査までは地味で退屈に感じる人もあるかと思いますが、解決編は凄かった 驚きました 函館市を舞台に美人三姉妹が次々と芭蕉の俳句に見立てたように殺害されます 明らかに横溝正史の獄門島のオマージュ ただ、時代が2016年ですから、捜査の様子は横溝正史というよりは鮎川哲也に近いかな 正直、殺害のトリック、方法はたいしたものではありません この作品の最大の見所はホワイダニット なぜこんな犯行を行ったか 最後まで読むと題名の潮首岬に郭公の鳴くが心に響きます 作者、作品内容が地味ですから評判になるのは難しいかもしれません だけど、端正な本格ミステリが好きな方なら(鮎川哲也、有栖川有栖さんなどの作品が好きなら)必読だと思います | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!