松谷警部と向島の血
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シリーズ第4弾。今回は相撲がテーマ。 角界の裏側や暗部みたいなものがじっくりと描きこまれている。あまりにもそれっぽく語られており、正直、相撲好きなひとには、あまりオススメできないかも。 しかし、探偵小説としては上質だ。 力士が次々と殺されていき、つながりがありそうで、しかし、すっきりと説明できない。そこにまったく別の見取り図が描かれて、というミステリとしてはお手本のような一冊だ。 いろいろな意味で納得させられる真相であった。 | ||||
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松谷警部は、無事に定年退職を迎えたが、 シリーズ完結や最終巻という表示はない。 時代をさかのぼって、続刊してゆくのだろうか…。 以下、部分的にネタばれ。 まず、副院長はマイラから電話を受けた際、部屋に向かう間に救急車を呼ばなかった謎。 急いでいたからと言っても、蘇生のあと救急車を呼ぶ必要はあるのだから、 歩きながら連絡をしておくのが、医療従事者の感覚ではないだろうか。 次に、顔見知り程度の男子に呼びだされて、女子高校生が暗くなってから潰れた水産加工場に行く、 という、あり得ないほどの不自然さ。昼間に拉致した方が自然ではないか…。 最後に、医師だから準備できたという血液。 冷凍したものにしろ、薬剤で保存したにしろ、科学捜査をすれば、すぐにばれるに違いないのに…。 もっとも、死斑についても、きちんと検証していない捜査のようなので、やむ無しなのかもしれないが…。 これだけ、何ともな〜があったとしても、最後までしっかり読ませ、楽しめるエンターテインメントには違いない。 | ||||
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3年前から始まった平石貴樹さんの松谷警部シリーズ この第4作で完結です 最初の事件の時に46歳だった松谷警部も定年退職 探偵役の白石以愛刑事も前作で結婚し、この作品では37歳になってます 話はアリバイ崩しのフーダニット、典型的な本格ミステリですね 毎回、スポーツを舞台にしてますが、今回は相撲 八百長騒動間もない2012年に設定してますので、際どい台詞もあります 派手さはありませんが、このシリーズは本格ミステリの佳作揃い もう松谷警部の話は終わりかと思うと寂しい想いがあります 白石以愛刑事のシリーズは続けてほしいですね 最後の最後に、かつてのシリーズ探偵更科ニッキが登場 20代前半だったニッキも50代になってました そして松谷警部の正体?も前半で明らかになります あの人だったのですね ('∇`) | ||||
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