関税品はありませんか?



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    ミステリ→

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    初公開日(参考)1958年01月
    分類

    長編小説

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    関税品はありませんか? (1980年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    1980年06月30日 関税品はありませんか? (1980年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.8:
    (3pt)

    観光船の旅が楽しそう

    読みたい気分になるタイトルではないので、今まで食指が動かずにいた。クロフツファンの友人が貸してくれたので読み始める。  ピーター・エッジリーは部長に対して逆ギレして会社をクビになった。軍隊で活躍した経験を持つ彼には室内での事務作業がつまらなすぎたのである。そんな折、街で友人のロクストンにばったり出会う。ロクストンは彼に新事業の計画を話す。叔父から形見にもらったデラックスな船を使ってライン川を上る観光事業だ。ピーターは参加することを決めたが、この裏で触法行為で金儲けをすることも予定されていたのだった…あとがきによれば、クロフツの最晩年の作品らしい。今までの作品の中にテイストのよく似たものがある。フレンチ警部が出てきてからは面白くない。事業が軌道に乗る前半が楽しい。クロフツは実際に旅行して作品を書いたのだろうか?それとも自宅で資料をみながら想像力を働かせて書いたのか?美しい自然の風景描写にフレンチ同様こころ癒やされる。
    関税品はありませんか? (ハヤカワ・ミステリ文庫 69-1)Amazon書評・レビュー:関税品はありませんか? (ハヤカワ・ミステリ文庫 69-1)より
    4150736014
    No.7:
    (5pt)

    完全犯罪を企む殺人鬼とそうはさせじ、と立ちふさがるフレンチ警部とのスタイリッシュ短編集!!

    次から次へと、粒ぞろいの短編集が実に面白い。21篇問答無用の傑作である。アリバイ工作を破る名人だがしかし、基本的な捜査の矛盾の目の付け所が実にうまい。フレンチ警部自慢の快心作である。
    クロフツ短編集 1 (創元推理文庫 106-19)Amazon書評・レビュー:クロフツ短編集 1 (創元推理文庫 106-19)より
    4488106196
    No.6:
    (5pt)

    短編集とは言え・・

    短編集とは言え、さすがクロフツと言う感じで、とても面白い作品が多かったです。一読の価値は十分にあると思いますよ。
    クロフツ短編集 1 (創元推理文庫 106-19)Amazon書評・レビュー:クロフツ短編集 1 (創元推理文庫 106-19)より
    4488106196
    No.5:
    (5pt)

    油田・・・関税品・・・

    この作品の前に読んだのが、「フレンチ油田を掘りあてる」この「関税品はありませんか?」と、タイトルだけ見ると自分の好きな感じのミステリーではないのかな?と思いきや、やっぱりクロフツ作品でした。最後まで飽きさせず、面白く読ませてもらいました。クロフツ作品の長編物を古い順から読んでいて、文庫本として見つけられず読んでいないのが「フレンチ警部と漂う死体」と「少年探偵ロビンの冒険」だけは単行本?のサイズしか見当たらないので、毎晩の習慣で、眠くなるまで本を読んでいるのですが、寝ながら読むには大きくてので買っていないのですが、いよいよ、長編作品も次の「殺人者はへまをする」と短編集1・2しかないので、さて、次に読むミステリー作家を探そうかどうか、今まで読んできたミステリー作家の中でも、クロフツは好きな作家の1位か2位なので、今まで避けてきたコナン・ドイルにしようか悩みどころです。
    関税品はありませんか? (1980年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:関税品はありませんか? (1980年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
    B000J86WRI
    No.4:
    (3pt)
    ※削除申請(1件)

    「薬壜」に関する疑問

    ここでは内容全般に対する評価、もしくは感想ではなく、短編集の中の一話「薬壜」の結末についてのみ、その解決の決め手への疑問点を記すに留める。したがって、これは厳密に言えば「書評」に値しないのだが、何度読み返しても、なぜその一点が犯人の破綻の決定的要因になるのか理解できなかったので、この場を借りてその点だけを書かせて頂くことをお断りしておきたい。さて、事件の顛末は倒叙形式になっているので、いわゆるネタばらしをしても差し支えはないと思うが、ある男が、金に困ったため、遺産相続を早めようと、病弱な継父の、自殺を偽装した殺人を企む。その手口は簡単に言えば、1 医者が、被害者の薬を変えると言ったのを幸い、自分が新薬を取って来てやると申し出、2 あらかじめ、病臥中の被害者に会ってそれを告げ、こっそり、患者が常用している睡眠薬の壜を盗んでいったん退出し、3 別室でミルク(薬と同色)と、失敬しておいた致死量の睡眠薬を混ぜ、グラスに入れておく 4 それが夜7時過ぎで、彼は車で医院に赴き、新薬をもらう。その際、一度振って沈殿を溶かし、薬が見かけは睡眠薬入りミルクと見分けがつかないことを確認 5 そのままクラブで約2時間時間をつぶし、6 9時にこっそり帰宅、病室に寄って、用意の睡眠薬ミルクを新薬とすりかえて飲ませる。その際、安心させるため、継父に新薬の壜を見せ、目の前で再度振って混ぜて見せる。7 壜は封をしたまま、被害者の指紋を拭き取った上自分の指紋をつけ、8 そのまままたクラブに行き、11時前に帰宅。継父の死亡を確認の上、新薬の壜がそのまま枕元にあるのを、その間誰も見ていないことを確認 9 医師に電話。という経緯。ところが計算外は、医師がたまたまその時自宅で談笑していた、知人のフレンチ警部を同伴して来たこと。医師は死因に疑問を抱き、非公式にフレンチに捜査を依頼。男は、自分が7時に家を出て、医院に寄った足でクラブにい続け、今しがた帰宅して死体を発見したばかりで、その間一度も帰宅していないと証言する。もちろん、その間入念にアリバイ工作済みである。で、なぜフレンチが男の嘘を見破ったかと言うに、「壜の新薬が発見された時、分離沈殿したままだった。薬は振ってから再沈殿するまでに2時間」という事実が最後に書かれてあるだけ。こちらの頭が悪いのか、それとも、短編で紙数が限られているため、著者もしくは訳者がはしょり過ぎたのか、恐らく前者と思うが(苦笑)そのことがなぜ決め手になるのか分からない。男はそれまでに、実は二度薬を振っているが、最初は4時間前、二度目は殺害直前だからほぼ2時間前で、フレンチが見た時再沈殿していてちっともおかしくない。犯人は、薬はもらってからずっと自分が持っていて、一度も振らなかったと申し立てればそれで済む筈ではないか。沈殿が問題になるとすれば、もし薬の封が切ってあり、被害者が自分でそれを飲んだ形跡があった場合だが、その事実はない。また仮に、うっかり男が「2時間以内に一度振った」と口をすべらせていたのなら、再沈殿している事実と矛盾するから問題になるが、これはそもそも事実に反するので、そんな供述をする筈もない。さて、これ如何、というところ。
    クロフツ短編集 1 (創元推理文庫 106-19)Amazon書評・レビュー:クロフツ短編集 1 (創元推理文庫 106-19)より
    4488106196



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