フレンチ警部と毒蛇の謎
- フレンチ警部 (32)
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人気シリーズとのことでまずまずです。作者の試みは自分には合いませんでした。 | ||||
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クロフツ最後の未訳長編。 冒頭,作者注ということで,2つの宣言がなされています。 一つ目は,「通常の叙述と倒叙を組み合わせた実験的試みだ」ということ。 即ち,「半倒叙式」という新たな推理小説の分野に挑戦しようという,野心的な宣言です。 二つ目は,「犯罪の前向きな描写を試みた」ということ。 これは読んでみてのお楽しみの部分だと思いますが,まさに,倒叙式と組み合わせることで,その効果が最大限発揮される視点かと思います。 結果として,この二つの試みは,大成功だったと思います! ストーリーは,作品紹介にあるとおり,クロフツ作品お馴染みの,組織のトップという社会的地位を得た人が,プライベートな部分の破綻を避けるために犯罪に手を染めていくという他作と同様の設えとなっています。 が,前述の二つの試みのおかげで,まったく飽きさせない,面白い作品となっています。 元エンジニア(鉄道技師)だったことも感じさせる部分もしっかりと見せてくれます。 作家として新境地にチャレンジする意欲と姿勢が感じられる名作です! | ||||
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犯罪に巻き込まれた人たちの側から描くという、クロフツ後期の構成の出発点となった名作! クロフツが模索していた真のリアリズムの鉱脈を掘り当てた記念すべき作品です。 | ||||
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クロフツには珍しく、動物園が舞台の作品になります。今まで読んできた作品は、鉄道・船などの作品が多かった中、新鮮な感じがしました。主要人物になっている人も人間臭く、クロフツらしいのかな、という気がします。面白く飽きる事無く読ませてもらいました。 | ||||
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Freeman Wills Croftsの『Antidote to Venom』(1938年)の翻訳。 クロフツの最後の未訳長編だったものである。 お馴染みのフレンチ警部もので、アリバイ崩しもちゃんと出てくる。 動物園や毒蛇をテーマとしているのが珍しくて面白い。犯行が複数人で分担され、犯人たちのすれ違いや視点のずれがプロットに生かされているのも良くできている。 なぜ、これまで訳されなかったのか不思議なくらいだ。確かに、ご都合主義的だったり、結末の何とも言えないキリスト者っぽさには不満が残るが。 充分に楽しめる一冊と思う。 | ||||
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