船から消えた男



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.60pt ( 5max) / 5件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1982年06月
分類

長編小説

閲覧回数1,798回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))

1982年06月30日 船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))

ガソリンの危険性を除くという化学的大発見の実用化が進められていた。巨万の富を期待する四人の若者と、資金援助をする老人一人。化学会社との契約を目前に、その会社から派遣された調査員が連絡船上から姿を消し、数日後に水死体となって発見された。ベルファスト警察の要請で捜査に乗り出すフレンチ警部。一見単純そうに思われたが。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

船から消えた男の総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(5pt)

36年の法廷劇趣向の作品

クロフツの36年のフレンチ警部もの長編。
今回は船からの失踪事件が発端となるが、フレンチ警部が捜査するのは中盤だけで、後半はほぼ法廷劇となるのが異色だ。
最後の最後でフレンチ警部のひらめきで事件の真相がひっくり返るが、それまで法廷劇としてかっちりとストーリーが組みあがった上で、最後どうやって真相が分かるのかというプロット構成がうまい作品である。
クロフツの作品としてはマイナーだが、お勧めの作品。
船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))Amazon書評・レビュー:船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))より
4488106250
No.4:
(5pt)

クロフツと合わないのかも

樽もそうですが、ものすごく期待して読み、終わるとううーん、という感じ。質は最高だとわかるのですが。
船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))Amazon書評・レビュー:船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))より
4488106250
No.3:
(4pt)

さすが主席警部

この作品は、別の管轄で起きた事件だったため、直接フレンチ主席警部が担当する事にはなりませんが、話がクライマックスに近づくと、ほんのちょっとした事から、フレンチ主任警部の閃きが冴え、解決します。さすがフレンチ主席警部!と言う感じでした。面白かったです。
船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))Amazon書評・レビュー:船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))より
4488106250
No.2:
(4pt)

すべてのピースがぴたりとはまる感

クロフツ中期のフレンチ警部もの。
事件の舞台は北アイルランドのベルファスト近郊である。アイリッシュ海をわたってリバプールへと運行されているフェリーから乗客の男が姿を消す。北アイルランドとイングランドにまたがる事件ということでスコットランドヤードにお呼びがかかり、フレンチは部下を伴ってリバプール経由でアイルランドへ、という流れで物語は進む。

メインの謎は、彼はなぜ、どうやって姿を消すことになったのか、に据えられている。登場人物はそれなりに多いのだが(特に各地の警察関係者)、おそらく意識的にステレオタイプ化が図られているので読んでいて混乱は少ない。
謎を解明するための警察の動きはしごくもっともだし、調査の穴が無いようにつぶしていく作業、並行して推し進められる推理にも飛躍や破たんはないので安心して読み進められる。

一方で、全編を通じて、ヒロイン的な役割であるパミラ・グレイ嬢の主観からの描写シーンが多めだ。これがだいぶ情緒的な雰囲気を作品に与えていると思う。特に中盤から後半にかけて、それなりの紙数もさかれている法廷シーンでは、彼女の感情の起伏の話がたっぷりと織り交ぜられていて、ちょっと読んでいてどうかなぁという感じではあった。

そして最後の最後に、ちょっとしたほころびを目ざとく捕まえるフレンチの眼力。そして追加調査の結果、ついに明らかになるトリック。あっと驚く大どんでん返し!というわけでもなかったが、中盤にひたすら繰り返されていたこの態度はそういう狙いでしたか的に、すべてのピースがぴたりとはまる感はたっぷり味わえる。

ちなみに個人的には、作中で語られる超絶化学成果にどう落としどころを付けるのかについても興味があったのだが、クロフツはそこをあまり重視していなかったようで結構そっけない。これはありゃりゃという感じであった。
船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))Amazon書評・レビュー:船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))より
4488106250
No.1:
(5pt)

フレンチ警部はほぼ不在

残念なお知らせがタイトルのとおり。
この作品では大変残念なことに、
クロフツ作品恒例の
フレンチ主席警部の「執念の捜査」をみることが
できません。

なのでその捜査を期待して読んでしまうと
「何だ、フレンチ主席警部出てないじゃないか。」
と激高してしまう可能性がありますので
フレンチがメインに見たい人は読まないほうがよいかと思います。

ただ、事件の全貌が見えてくると面白いのがこの作品。
読者が思い込んでいたある事実は
ことごとくひっくり返されてしまうので、
驚いてしまうことでしょう。

フレンチはほとんど活躍しませんが、
事件の発端となったプロジェクトや
プロジェクトに関わることとなった
男女の悲劇なんかは
面白いかと思います。
船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))Amazon書評・レビュー:船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))より
4488106250



その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク