スターヴェルの悲劇
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クロフツの小説は読むのが2作目ですが、非常に読みやすいですね。 犯人の予想はつきましたが、フレンチ警部の慎重な捜査や推理の過程が面白かったです。 | ||||
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今回は20歳のうら若きお嬢さんが登場。彼女は幼い頃に両親を亡くし、伯父さんに引き取られました。伯父さんは吝嗇で、屋敷は荒野の窪地にポツンとたっていて陰気でさびしく、彼女は早くこんな家から出て自立したいと考えています。珍しく昔馴染みに会いに行った日の深夜、屋敷が全焼し、伯父と使用人夫妻が黒こげの死体で見つかりました。一見悲惨な事故に見えたものを、強盗殺人ではないかと疑う人物がいて、スコットランドヤードから、われらがフレンチ警部の登場となります。聞き込みを繰り返すうちに、フレンチは犯人の目星をつけますが、実は真犯人は別にいました。ラストは真犯人との格闘です。真犯人の計画は非常に緻密で狡猾で恐ろしいものでした。 | ||||
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全部良し | ||||
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クロフツと言うと、「樽」と「クロイドン発12時30分」が有名で、私もその二作品しか、これまでに読んだことがなかったが、この作品は予想を超えるすばらしい作品だった。 犯人を特定するような十分な手掛かりが示されていないので本格物ではない。フレンチ警部の地道な捜査過程を描いた警察小説だが、捜査の過程で次々と意外な事実が判明し、リーダビリティーが高く、事件の見せ方が非常に巧いと感じた。作中でフレンチ警部が語っているように、殺人、窃盗、放火、死体泥棒とあらゆるものが揃った事件。フレンチ警部の聞き取り調査に対して、誰が嘘をついているのかが大きな問題となる。 特筆すべきなのは、犯人の犯罪計画の綿密さ。これぐらい見事な犯罪計画のミステリーには、なかなか出会えない。 ミッチェル主席警部の洞察力もすばらしい。捜査の途中で、ミッチェル主席警部はフレンチ警部に対して、スターヴェル事件とは一見何の関係もないような指輪投棄事件の担当を命じるが、二つの事件にはつながりがあることがわかる。ミッチェル主席警部の機知には感心せざるをえない。 劇的な犯人逮捕劇で幕切れとなるが、多分、最後の方になるとほとんどの読者が犯人の予想がつき、フレンチ警部の大失策を心配しながら見守ることになるだろう。 | ||||
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またこの作品も面白く読ませて頂きました。長編の1作目の「樽」から読み始めて、この「スターヴェル」は7作目です。最初の作品と比べると、徐々に変化も出てきているような気もします。基本は変わっていないと思いますが。。しかもイングランドがホームなので、サッカー好きな私としては、サッカーのチームのある町の名前がたくさん出てくるし、昔のイングランドの田舎町の風景なんかも想像できて、そういった所も楽しみの1つだったりします。次も楽しみです。 | ||||
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