列車の死
- フレンチ警部 (32)
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クロフツの46年のフレンチ警部ものの長編。 今回は戦時中の列車転覆事故に絡むスパイ組織を追い詰めるといういつもの殺人事件からのアリバイ崩しのパターンは異なる異色編。 こういった異色の作品はフレンチ警部ものにも少なからずあるが、この路線では最も成功作と言えるのではないか。 フレンチならではのち密な捜査でスパイ組織を炙り出していく過程はアリバイ崩しと変わらぬ醍醐味がある。 最後の探偵小説の探偵役には到底あり得ない結末の付け方も凄い。 | ||||
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クロフツの作家以前の仕事でもあった鉄道から事件が始まります。読み進んでいくうちに、とても大きな事件になっていって最後まで気の抜けない作品でした。とても鉄道の専門的な部分もあり、今ではもっと技術的な事は進歩しているのでしょうが、勉強にもなりました。この事件の功績がみとめられて、フレンチ主任警部からフレンチ警視になったんですね。この作品も、とても面白かったです。 | ||||
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2部構成で、前半は「列車が殺される」過程をつぶさに描き、クロフツの鉄道に対する愛着がヒシヒシと感じられます。後半はいつも通りフレンチ警部の地道な捜査が描かれますが、最終章の急展開には唖然とさせられます。これが発表されたのが終戦の直後であるというのは認識して読むべきと思われます。 フレンチ警部は次作(フレンチ警視最初の事件)で急に警視に昇進してるのですが、昇進を決定づけたのが本作での功績てあることが分かりますので、シリーズを通読してフレンチの半生を辿りたい、という方は必読です。 | ||||
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でっち上げ事件が出てくる クロフツの作品では面白い発想の作品です。 著者の前職が生かされていて列車の描写は さすがにうまいと思いました。 でも推理としてはその要素がほとんどないので スパイものとして読んだほうがよいかと。 特にでっち上げの事件を隠れ蓑に 本来の事件を追うフレンチは いつもとは違った味を出していますし。 最後のほうではこれまた久しぶりの フレンチの別の意味での活躍が垣間見れます。 ラストは特にハラハラドキドキさせられます。 何せ久しぶりのスパイ活動なのですから。 | ||||
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