チョールフォント荘の恐怖
- フレンチ警部 (32)
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前半のチョールフォント荘の女主人ジュリアを巡るお話も面白かったし、後半のフレンチと新米刑事ロロとの事件捜査も面白かったです。 私はあまり頭脳明晰ではないので捜査の成り行きに翻弄されっぱなしでしたが、結末は納得の行くものでした。 | ||||
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クロフツのフレンチ警部もの。 物語の展開は凡庸で、フレンチ警部の捜査の展開も特にワクワク感もなく、クライマックスで真犯人が明らかになる時点でも、さほど意外性があるわけではない。 作品としては並。 | ||||
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フレンチ警部と一緒に、新しい事実を踏まえ次々と推論を展開でき、スーパー探偵があっという間に結論にたどり着く推理小説とは明らかに違いがあり、このシリーズは楽しめます。 | ||||
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クロフツは有名な『樽』しか読んだことがありません。港に揚げられた樽の中から遺体が発見されるという、冒頭からインパクト絶大な『樽』と比較し、本作はつまらないという訳ではないものの、事件そのものにも容疑者らにも取り立てて特徴のない地味な作品という印象。 フレンチ警部が地道な捜査で犯人を突きとめる過程が眼目なのでしょうが、私にはいまひとつ犯人に迫っていく緊迫感に欠け・・・。 動機のある容疑者に尋問するも本人の証言をあっさり信用したり、アリバイもたった1人の他者の証言だけで認めたり、「犯行時間に行えないはず」ってだけで容疑者から外したり。だもんだから容疑者も絞れず、警察組織としていかがなものか?犯人判定用に使われていた凶器の件も、最後はうやむやのまま話から消えてしまったし。 容疑者全員のアリバイや動機に決定打がなく、「捜査が暗礁に乗り上げフレンチ警部たちに焦りが出た頃、第二の殺人が起こる」なんて位盛り上がりがあっても良かったのでは?(殺人事件は最初の1件のみ)。ただ、後半、新たな証拠品が見つかって以降はテンポも上がり、フレンチの面目躍如か、犯人をあぶりだしていく箇所だけは興味深かった。 しかし、被害者の妻ジュリアの視点で物語は進むので主役はジュリアかと思っていたら、途中からフレンチ警部とその部下ロロに変わりジュリアの恋愛(不倫)話は尻切れトンボに・・・。そもそもジュリアと殺された夫は契約結婚だったし、娘のためにと割り切って結婚したのに本当に愛する人ができて・・・と本書の殺人以外の主軸はそこにあると思っていただけに中途半端でがっかり。 全体に起伏に乏しくほったらかしで散漫な展開に感じられました。 犯人についても、犯行の動機がやや見えにくかったせいか(私がその点を読み飛ばしていた?)「ああ、そうなんだ」程度の読後。 但し、前述の通り、ハラハラ感やカタストロフィーに欠けるからと言って全くの駄作という訳ではないので、読んでみて損はないとは思いますが。 | ||||
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クロフツの42年のフレンチ警部もの長編。 全盛期30年代の作品と比べると40年代以降の晩年の作品はイマイチなものが多いが、本作はその中では全盛期のレベルを維持している。 館もの犯人当てで、いつになく容疑者達の人間ドラマを描いているのが異色だ。 クリスティーみたいなクロフツ作品である。 大掛かりなアリバイトリックなどはないが、館もののクローズドサークルものの王道をいっており、最後まで飽きさせない。 | ||||
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