フレンチ警視最初の事件
- フレンチ警部 (32)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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1949年に発表されたフレンチ警部シリーズの一作で、2011年の創元推理文庫新訳版。殺人事件の容疑者、犯行様態、動機などがすべて明らかにされているのに、最後まで緊迫した推理が楽しめる倒叙型ミステリーの傑作である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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フレンチ警視になって初めての事件。と、言っても最初は知り合いからの相談?のような、もう自殺として処理されている事件性はないと思われていたものからでした。フレンチ警視まで話が行く前に、この作品の大筋がえがかれていて、作中に出てくる人々や、その背景など、クロフツらしく、とても面白く一気に読んでしまいました。 | ||||
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昇進したフレンチが最初に手掛けた事件の話。最初は恋愛小説ふうに展開するので少し驚くけど、直ぐに犯罪絡みの展開になり、途中では控えめながら読者への挑戦なども出てきて、よっぽど自信があった作品だったようです。謎の展開も一筋縄ではいかず、紆余曲折、読者を翻弄してくれて楽しかったです。 クロフツが一番翻訳されたのは昭和30〜50年くらいだったと思いますが、当時は社会が安定していて地道に働いていれば応分の見返りが保障された時期で、フレンチがこつこつ働いて事件を解決し、事件の解決→ハッピーエンドという構図と当時の日本の雰囲気が呼応して人気があったのかとか思いました(シムノンのメグレも多分似たような理由?)。 ともあれ、ネット等で数万単位で取引されていたのが、比較的安価でてにはいるのは誠に僥倖。引き続き新訳、新版での紹介が期待されます。 | ||||
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多分この作品はクロフツの作品の中で 一番入手が難しい作品だと 思います。 テイストとしては 人間の崩壊模様のところでは 「山師タラント」と似つくものがあります。 だけれども男の性格が違います。 ちなみにフレンチの名前は冠しているものの 出てくるのは3分の2前ぐらいです。 なので犯行の事実などがところどころ 不足している感じが否めませんでした。 犯罪よりも 人間の崩壊模様 メインの作品です。 | ||||
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