妖魔の森の家
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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東京創元社によるカーの第2短編集。日本独自に編まれた短編集だが、本書は各編メリハリがあって好きな方である。 | ||||
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カーの短篇集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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個人的には全く問題なし。 古風な訳がまた良い。名翻訳家の手 によります素晴らしく仕上がりが 最高です。 | ||||
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ジョン・ディクスン・カーの不可能犯罪もの短編集第二弾。 ちょっと長めの全五作品が収録されており、シリーズキャラクターであるH・M卿とフェル博士が登場する、カー初心者には入り易い作品集である。 二十年前の人体消失事件の真相を看破し、さらに第二の消失事件では猟奇的な殺人事件を解決してみせるH・M卿。ぞくぞくっとするような気色悪さが秀逸な「妖魔の森」、警察の目前で起きた存在しない銃で行われた殺人事件「第三の銃弾」の二編がお気に入り。特に「第三の銃弾」は後に長編化された、これぞ本格ミステリな作品なのである。 | ||||
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カー短編全集2には「妖魔の森の家」「軽率だった夜盗」「ある密室」「赤いカツラの手がかり」「第三の銃弾」の5作が収められています。最初の「妖魔の森の家」と中編「第三の銃弾」が圧倒的にすばらしい。 「妖魔の森の家」 事前に読者にさりげなくヒントを教えているにもかかわらず、若い女性が神隠しにあった模様を探偵役のヘンリー卿がトリックを説明するまで、読者はさっぱりわからない。この5編だけでなく、他の多くの探偵小説の中でも、これほどフェアプレーに徹した作品はないでしょう。 著者は注意深くヒントをちりばめています。なんと最初に「ふたりの共犯者が乗っていた」 次に「ぼくたちの計画、成功するかしら」という意味深な言葉で始まります。ところがヘンリー卿がバナナの皮ですべったので、読者はこのいたずらのことだと錯覚する。 すべったヘンリー卿を立ち上がらせるところで、若い男女の男は外科医であることがわかる。以前に神隠しにあった女性を含め、4人を乗せた自動車で運ぶのはピクニック料理が入った3個の大型バスケット。食事が終わると3個の大型バスケットと敷物は館の屋内に戻す。 目の前で起こった若い女性の失踪は二十年前のトリックの焼き直しだろうと高をくくっていると、本当にいない!彼女が隠れたはずの館を捜索すると、浴槽にしたたる水の音が単調にひびいている中に、最後の夕日が沈もうとしていた。結局、暗闇の中で雑草に足をとられながら、3人は敷物やバスケット等を車に入れ、退散する。 著者はなんと危ない橋を渡っているのか! 「第三の銃弾」 密室で元判事を殺した凶器は、事前に脅迫していた若者の持っていた38口径レボルバーだと思われた。ところが32口径のオートマチックが部屋の花瓶の底から見つかる。容疑者を追っていた刑事が聞いた銃声は2発。しかるに死体から摘出されたのはエアーピストルの銃弾であった! 密室の見取り図が大きなヒントになっている。若者の立ち位置からは、判事に発砲したとしてここまで大きく外れることはない。しかし、花瓶の位置からだと・・・ オートマチックとエアーピストルの持ち主が思わぬ人物なので、だれもが判事射殺犯の可能性がある。真犯人の余計な行動が墓穴を掘ったのはお粗末だが、もう少しで迷宮入りになる事件を、理論整然と説明する様は、確かに第1級の探偵小説である。 さて、この小説集の評価だが、「妖魔の森の家」と「第三の銃弾」の2作限定で☆5つとします。 | ||||
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自分の学習のために購入しました。状態はきれいで、作品自体も意外性があり楽しめました。 | ||||
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ディクスン・カーはずいぶん読みましたが、この短編は密室トリックの中でもかなりキワモノの部類に入ると思いました。いい意味でも悪いいいでもギョっとさせるトリックです。現実的な再現性については多少疑問の余地はありますが、それにしても語り口の巧さについてはほれぼれします。 | ||||
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