(短編集)
チェスプレイヤーの密室
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この小説のラストが陳腐と評した人間は相当ニヤニヤしていたと思う。 なにしろこれは別のジャンルの小説のラストだから(SFではありません)。 ミステリとしては手堅い本格もの。 密室トリックは解説者の言うほどオリジナルなものではないが、その中では堅牢な出来で、伏線も稠密。 そのぶん意外性には乏しいが、読む価値は充分にあると思う。 | ||||
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E・D・ホックが代作した『青の殺人』や『二百万ドルの死者 』(スティーヴン・マーローが執筆)など以前邦訳されたマンフレッド・リーが単独で関与したクイーン名義のペーパーバックオリジナルが芳しくない出来だった故、警戒して読み始めたが、『竜を駆る種族』などで知られるSFの大家ジャック・ヴァンス(ジョン・H・ヴァンス名義の『檻の中の人間』でアメリカ探偵作家クラブ新人賞を受けたミステリ作家でもあった)が手掛けた本書は、それらとは一線を画す出来映えだ。特に終盤の謎解き場面など堂に入った物で感心した。1965年発表という本格ミステリの停滞期という時代背景やペーパーバックオリジナルという制約もあり、正規作品の如き重厚さは望むべくもないが、クイーンの熱心なファンならば読んで損はない。クイーン自身による最晩年の作品よりは謎解きの興趣という点では上回るのではないか。 | ||||
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