(短編集)
摩天楼のクローズドサークル
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原題 What's in the Dark? (原著1968年刊行) マンフレッド・リー監修によるクイーン名義のペーパーバック・オリジナルの中から良作を紹介するクイーン外典シリーズ第二弾。 本書は痛快なハードボイルド・ミステリ『クランシー・ロス無頼控』で知られるリチャード・デミングが執筆。 1965年に実際に起きたニューヨーク大停電を題材に高層ビルをクローズド・サークルに見立てた着想と異常な状況下での困難な捜査を描く展開は興味深いが、メイントリックはいささか凡庸なもので、クイーン作品らしいロジックの面白さでは先に出た『チェスプレイヤーの密室』の方が上回る。しかしリチャード・デミングの如何にも職人的で手堅い筆致に1960年代から70年代にハヤカワ・ミステリで盛んに訳されたライトなアメリカン・ミステリの諸作を懐かしく思い出した(隻眼の探偵というのも如何にも、それらしい)。クイーンのマニア以外にも古くからの翻訳ミステリ・ファンには一読の価値がある佳作だろう。 | ||||
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