(短編集)
ウィルソン警視の休日
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日本ではあまり知られていませんが、ミステリーの歴史を語るうえでは欠かせない作家ですので、一応読んでおこうと思い購入しました。が、これが意外と面白い。コージーミステリーに近い味わいでサクサク読み進めることができます。ただ、探偵がドイルのシャーロック・ホームズとクロフツのフレンチ警部のまさに中間的な印象でどっちつかずなのがちょっと残念なので一つマイナスにしました。 | ||||
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作者の一人ジョージ・ダグラス・ハワード・コールは、主著『イギリス労働運動史』をはじめとして10冊以上も邦訳がある著名な経済学者。マーガレット・コールはその妻で、兄弟に『十二人の評決』というミステリ小説を書いたレイモンド・ポストゲートをもつ。コール夫妻はミステリを40冊は書いているそうだが、邦訳単行本は本書と『ブルクリン家の惨事』『謎の兇器』『百万長者の死』にとどまっている。 本書は1928年に発表された"Superintendent Wilson's Holiday"の全訳。コール夫妻が創造した探偵役のウィルソン警視が活躍する短編8作が収録され、そのうち2作は創元推理文庫と光文社文庫のアンソロジーで訳出されていた。最初は明白に思える殺人方法と犯人が提示され、それがウィルソン警視の捜査と推理でひっくり返されるパターンが多い。犯罪の動機や殺害場面の描写は最低限におさえられ、犯行方法の謎解きに読者の関心が集まるように工夫されている。諷刺やユーモアは目立たないが、叙述は明るくドライだ。 | ||||
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