(短編集)
ルーフォック・オルメスの冒険
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クリクロボットは面白かったのに、この本はクスッとも笑えない。 | ||||
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“事件も変なら、探偵も変!” “ファンもぶっとぶ驚きの聖典”(腰巻きのコピーより) って、良いのかソレでッ!? 分類的には“帆掛け船”じゃないのか!? (このマーク、もう使われてないんだっけ?) 世界広しといえど、彼と比肩しうる探偵はいないッ? 否、ハチャハチャSFのヨコジュンこと、横田順彌先生が生んだ日本が誇る名探偵“金大事包助”がいるではないか!? 解説によりますと、このオルメス氏、日本においても戦前からファンを獲得してきたとか。 慢性的に不勉強な小生は当然、今回が初読なんだが…。 全然そんな気がしない。 ん~、海中を走る自転車? えぇ~、厚紙で作った氷山で擬装した海賊? あッ、思い出した。 今を去る、三十年近くの昔…自販機で購入したエロ本。 その添え物として、見かけ倒しなヌードグラビアに挟まれるようにして掲載されていた漫画…。 たしかタイトルは『名探偵ナンセス』だったか? 紙質&印刷の仕上がりは粗末ながら、読み切りで数話収録。 恐らくは漫画家氏の画力からであろう、いつも横を向いてる名探偵ナンセス。 &ぐるぐる眼鏡の(この世界では多分…)美人助手の“ワープちゃん”が難事件の数々に挑みマスよ。 とりわけ本書収録の『血まみれの細菌事件』に至ってはトリックからオチにいたるまで忠実なコミカライズがなされていたと記憶する な~んて書いてる裡に、も一度読みたくなってきたゾ。 とっくに処分したか!? ハタマタ今も、押し入れの奥深くに眠ってるかしらん? | ||||
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ひとことで言うなら、キン肉マンのような荒唐無稽な物理現象が展開する世界を舞台に 探偵オルメスがそれに負けぬ牽強付会な推理で強引に事件解決するお話。 ナンセンスな笑いを求めている人には面白いのかもしれませんが エスプリの利いたパロディを期待してた自分には合いませんでした。 どうせホームズのパロディならせめてルブランみたいにワトスン役もつけて欲しかったな。 | ||||
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まず、訳がとても楽しく生き生きしていて話の内容に合っていると思います。ゲラゲラ笑うというよりも、読みながら心地よくコロコロ転がされているようです。常に澱まないようにあの手この手でかき回されているようで、まるで遊園地にいて、いろんなびっくりするような 仕掛けにいつまでも飽きないといった感じです。 こういうものは、だまされるつもりで身を任せてキャッキャッと喜んでいるのがいいのでは。 論理のアクロバットという点では本格物と本質は同じではないでしょうか。ワンアイデアストーリーだとは思いますが、作者の内からわき上がる「ふざけたい」という意欲には脱帽です。 | ||||
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Camiの『Les Adventures de Loufock=Holmes』(1926年)の翻訳。 コント(短い劇)形式の35話が収められている。 ホームズもののパロディとして有名だが、全訳は74年ぶり。 けったいな事件に珍推理で立ち向かうオルメス。まあ、とにかく馬鹿馬鹿しい物語として笑いながら読むのがいいと思う。 かなり残酷で死者が次々に出るあたりはいかにもフランスっぽい。 だじゃれのオンパレードだし、ミステリ・ファンにはたぶん物足りない内容だろうしで、ずっと新訳が出なかったのも納得。 | ||||
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