(短編集)

ジャック・リッチーのびっくりパレード



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    4.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2016年01月
    分類

    短編集

    閲覧回数2,209回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    ジャック・リッチーのびっくりパレード (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

    2016年01月15日 ジャック・リッチーのびっくりパレード (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

    男がバーで「マクジョージ」と叫び客を撃つ。が、撃たれたのはマクジョージではない?これは単なる間違いか。ターンバックル刑事が迷推理を展開!(「容疑者が多すぎる」)。強盗3人が家に押し入ってきた。カード遊びに興じる犯罪者に私が仕掛けたのは…(「ようこそ我が家へ」)。男は自らを異星人と主張し、殺人光線がもう地球に届くという。が、話は予想外の話“フララリーオードル”へと広がり…(「殺人光線だぞ」)。100%予想不可能なほどの“びっくり”が保証付。日本初訳25篇を集めたオリジナル短篇集。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    ジャック・リッチーのびっくりパレードの総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (5pt)

    実は、それをつぎに訊くところだった

    『クライムマシン』『10ドルだって大金だ』『ダイヤルAを回せ』の3つの短編集で日本の読者に知られるようになったミステリー作家の作品集。同じ早川書房から出版された『ジャック・リッチーのあの手この手』の姉妹篇にあたる。すべて邦訳がなかった作品で、全25篇ある。小鷹信光の他は、高橋知子・松下祥子が翻訳にあたる。巻末の解説は「小鷹信光 2015年10月31日」と記されていて、その簡潔にして要を得た内容は2ヶ月後に物故される方とは思えない。

    「1950年代」「1960年代」「1970年代」「1980年代」の4部に分かれ、それぞれの冒頭に書誌やリッチーの作家活動について簡単に解説されている。ファンにはおなじみのヘンリー・ターンバックル部長刑事や超人探偵カーデュラが登場する短編、ファンタジー風、SF風とリッチーの作風の多彩をしのばせる構成だ。さらに今まで日本で紹介された単行本では意図的に排除されていた、非情で厳しい味わいの犯罪小説が混じっているのが本書の特徴。執筆中だった遺作に息子が手を加えて完成させた「洞窟のインディアン」は最後に置かれている。全部読み終えるのが惜しい、読み返しても新しい発見がある本だった。

    まだリッチーには未訳の作品が多数残されているようなので、ぜひ同じポケミスから翻訳出版してほしい。
    ジャック・リッチーのびっくりパレード (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ジャック・リッチーのびっくりパレード (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
    4150019037



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク