失踪



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失踪 (角川文庫)
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初公開日(参考)2015年12月
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長編小説

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失踪 (角川文庫)

2015年12月25日 失踪 (角川文庫)

アメリカ中西部の平穏な町で、5歳の少女ヘイリーが失踪した。事件を担当する刑事デッカーは奔走するが、未解決のまま3週間が過ぎた。誰もが絶望する中、第2の事件が起きる―。責任を感じたデッカーは、すべてをなげうち、少女を捜し出すべくアメリカ中を訪ね歩く。わずかな手がかりをたぐり、彼が辿りついたのは、大都市ニューヨークだった…。孤独な刑事の執念の捜査を精緻に描く、円熟のサスペンス。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

失踪の総合評価:8.00/10点レビュー 11件。Bランク


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(8pt)

捜査のために職を辞した刑事の執念

今、円熟期を迎えているといって差し支えないであろう巨匠・ウィンズロウの新作ミステリー。事件捜査の面白さ、主人公のキャラクター、サスペンスフルな構成など、すべてに一級品のエンターテイメント作品である。
ネブラスカの田舎町の刑事・デッカーは、5歳の女の子・ヘイリーの失踪事件を担当する。誘拐された子どもは時間が経つにつれて生きて発見される可能性が低くなるめ、必死で探しまわるのだが、時間が経つにつれ周りは遺体の発見と犯人逮捕を重視するようになり、あくまで少女の発見にこだわるデッカーは周囲から浮き上がってしまう。そんな中、第二の少女誘拐が発生し、被害者は遺体で発見された。事件の責任を感じ、また警察の捜査方針に納得がいかないデッカーは、刑事を退職し、単独でヘイリーを探し始める。
雲をつかむような情報を頼りに全米を走り回ること一年、ニューヨークに近いある田舎町のガソリンスタンドでの目撃情報から、事件の鍵を握ると思われる二組の人物を発見し、あらゆる手段を使って事件の真相に迫ってゆく・・・。
前半は、中西部の田舎の素朴で濃密な人間関係に及ぼす事件の波紋、デッカー刑事のキャラクター設定が中心で、後半は一転して、大都会ニューヨークの金と権力が生み出す醜悪な人間関係を中心に物語が展開する。その間、一貫しているのがデッカーの単純明快な正義感(作中の表現を用いれば「昔かたぎ」)であり、最後の解決方法もシンプルすぎるほどの勧善懲悪で、読者を安心させる。
ストーリーも文章もすっきりして読みやすく、誘拐された少女が生きたまま発見されるかどうかのサスペンスも効果的で、多くのミステリーファンに安心してオススメできる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.10:
(5pt)

執念のサスペンス

行方不明になった少女を追う刑事の奮闘を描くサスペンス。イケオジぽい雰囲気あふれるデッカーがひたすらかっこいいのと、すんすんすん話が進むのでストレスなく読めました。ハラハラドキドキサスペンスですが、すごくアップダウンがあるわけではないので、そういうのを期待するとガッカリするかも。
個人的には楽しめたので、◎でした!
失踪 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:失踪 (角川文庫)より
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No.9:
(1pt)

まっ黄色に焼け

これほど酷い焼けも珍しいほどでした。ここからは買いません。
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4041019591
No.8:
(5pt)

爽快感!

「犬の力」以降のウインズロウの作品では、一冊で何人が殺されるか数え切れないほどです。この本では誰も死なないとまでは言わないまでも、一服の清涼剤のような作品です。たった一人の行方不明児を追うために、出世目前の刑事がすべてを擲って無償で長期間働くというありえない設定でも、ページを繰る手が止められないのはさすがにウインズロウ。ラストもよかった。
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No.7:
(3pt)

納得できない結末

まあまあ面白かったけど、田舎の元刑事がニューヨークで大暴れするのにお咎めなし、かなり無理がある結末です。
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4041019591
No.6:
(3pt)

中庸な感じ

ハードでもソフトでもなく、惚れてるのか何なのか分からず、警官をあっさり辞める心情も共有できない。せっかくニューヨークがでてきたのに、匂いとか空気感が伝わってこない。お得意なはずじゃないか。うーん、ウィンズロウが描く東海岸を欲している自分に気づく。そんなときはストリートキッズにもどってみよう。
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