霜の降りる前に



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初公開日(参考)2016年01月
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長編小説

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霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)

2016年01月21日 霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)

リンダ・ヴァランダー、まもなく30歳。警察学校を修了して秋からイースタ署に赴任することが決まり、この夏は父クルトのアパートに同居している。久しぶりの故郷で、旧友との付き合いも復活。だが、その友人のひとりアンナがいきなり行方不明に。アンナになにが? 心配のあまり、まだ警察官になっていないからと諫める父の制止を無視して、勝手に調べ始めるリンダ。スウェーデンミステリの巨匠マンケルの人気シリーズ最新刊。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

霜の降りる前にの総合評価:7.50/10点レビュー 18件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

瞬間湯沸かし器父娘の暴走捜査

スウェーデンを代表する警察小説・刑事ヴァランダー・シリーズの第9作。もうすぐ父親と同じイースタ警察署に勤務することになる娘のリンダが主役を勤める、シリーズ派生的な内容だが、舞台がイースタで登場人物も同じなのでシリーズ作品と言えるだろう。
警察学校を卒業し、故郷のイースタで警察官になるために帰ってきたリンダは、昔の友だちとの付き合いを復活させたのだが、幼なじみのアンナが突然行方不明になった。心配したリンダは、「お前はまだ警官ではない」という父の制止ものともせず、勝手に捜査まがいの行動をとり、何度も父親と衝突していた。そのころ、イースタ周辺では白鳥や子牛が焼かれるという不気味な事件が発生していたのだが、とうとう女性が惨殺されるという事件が発生した。アンナの部屋に勝手に入って日記を読んだリンダは、惨殺された女性の名前が日記に書かれているのを見て仰天する。二つの出来事がつながり始めたとき、そこに表われたのは、カルト集団の影だった・・・。
事件捜査が中心の警察小説ではあるが、主役が警官未満のリンダなので、これまでのヴァランダー・シリーズとはやや雰囲気が異なっている。事件の動機解明、犯罪捜査より、父と娘、あるいは親子の関係などの人間模様の方に目移りしてしまう。実際、事件捜査としてはありえないほど非常識な手法が、ヴァランダーの娘だということで許されているのは、かなり興ざめだった。
ヴァランダー・シリーズとしては出来が良くない作品だが、筆者の死亡により、シリーズ作品もあと2作しか読めないのかと思うと、ファンには必読である。

iisan
927253Y1
No.1:
(4pt)

日本人好みの?タイトル

「霜」とか「~の前に」とか
日本人好みのタイトルだと思いました。
と言う私も何となくタイトルに惹かれて読み始めましたが・・・・

親子間で話を進めるミステリーって、やっぱり難しいのかもしれません。
個性の強い(それもかなり強い)親子の話、それもミステリーって、ハードルが高いのかも。


ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(4pt)

リンダ・リンダ・リンダ♭♭

シリーズ再読開始・・あららリンダが警察官になった。もう1つは今の日本にピッタリの、カルト教団とカルト内閣をテーマにした様な物語。出だしがカルトと思いきや、リンダと家族のお話、お友達との話。中々本題に入らず、リンダの行動に振り廻される刑事たち。ラストはマンケル先生にしては、都合良過ぎでは??
霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)より
4488209173
No.15:
(4pt)

誰にでも起こりうる怖さ

どんなに親しくしている友人でも、愛する人でも、信じている肉親でも、本当に全てを知ることはできない。そのことに気がつかないふりをして、人間はやっと平静に過ごすことができる。
ということを、リンダとアンナ、リンダとクルトやモナ、アンナと父親の関係等を通して描いています。
平凡な生活の中では、うまくやっていけるのに、それを裂く非常事態が起きたときに、揺るぎないと信じていた地面が崩れ落ちる。不安や疑いがどんどん膨らんで、身も心も気も狂わんばかりの混乱に陥ります。それを打開できるのは、自分で探す真実しかないのでしょう。それができるリンダは、やはりクルト・ヴァランダーの娘です。
クルトがいささか精彩を欠くので、★は4つ。
霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)より
4488209165
No.14:
(5pt)

北欧好きに!

ヴァランダーと娘の活躍にワクワク
作者がなくなってしまったのは残念
霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)より
4488209173
No.13:
(5pt)

⒐11テロに対するマンケル的解釈

カルト教団の人民寺院事件の惨劇を生き延びた男が、教祖ジム・ジョーンズの影響を受けてスウェーデンでテロを企てるというストーリーが展開するが、最後まで読んだ人はこれが2001年9月11日にニューヨークで起きた同時多発テロを意識していることがわかるだろう。著者のあとがきの日付は2002年5月である。
カルト集団のテロが大きな狂気であるとしても、その思考と具体的な行動は冷静かつ合理的になされることが丁寧に描き出されていて、寒々とした恐怖を感じさせる。これをイスラム原理主義でなくキリスト教系のカルトに置き換えて描いたのがマンケルのバランス感覚だと思う。
刑事ヴァランダーシリーズとしては、警官見習いとなった娘のリンダが主人公となっていて、これがヴァランダーに似て感情的かつ単独で行動して危険な目にあうのが、読んでいてやきもきする。
しかし、著者はそれを織り込み済みで物語りを面白くしているのである。
霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:霜の降りる前に〈上〉 (創元推理文庫)より
4488209165
No.12:
(2pt)

ちょっとがっかり。

期待して読みました。 
別の方も書いていましたが、リンダが友人の住まいに入り込み勝手に食事し、行方不明を理由に日記を読んだり。
警察候補生として考えたとしても不快でした。 突然キレたりするところも・・・・不快だったなぁ
いい人で描かれるより人間らしくて良いのかもしれないが、犯人より不快だった。 話もだらだらしていてイライラ感満載の小説だった。
霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:霜の降りる前に〈下〉 (創元推理文庫)より
4488209173



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