目くらましの道



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初公開日(参考)2007年02月
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長編小説

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目くらましの道 上 (創元推理文庫)

2007年02月10日 目くらましの道 上 (創元推理文庫)

夏の休暇を楽しみに待つヴァランダー警部。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。呼ばれて行った先の菜の花畑で、少女が焼身自殺。目の前で少女が燃えるのを見たショックに追い打ちをかけるように、事件発生の通報が入った。殺されたのは元法務大臣。背中を斧で割られ、頭皮の一部を髪の毛ごと剥ぎ取られていた。CWA賞受賞作、スウェーデン警察小説の金字塔。CWAゴールドダガー受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.67pt

目くらましの道の総合評価:9.20/10点レビュー 25件。Aランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

またスウェーデン発の面白い作品に出会えました。

ヘニング・マンケルは2冊目でしたが、これも良かったです。彼は心優しく、思いやりのある人なんだろうなと思いました。残虐な殺害方法も、その裏返しなんじゃないでしょうか。次は何を読もうかと楽しみになりました。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

目くらましの道の感想

この本に限って云えば、この人のこの作品はそれぞれのエピソードが最後に集約するその様はとても自然で、無理の無い形でそれぞれが繋がっていくところが上手いなと感心させられる。
作者の都合で人が動いたりとか、そのような不自然さが皆無で全てがキッチリと嵌まって一枚の絵になるような構成の巧みさがある。しかし、国が違えば日本の常識が通用しないのは
分かるけれども、どうも「え?」と思うことが多々あり過ぎてその辺が少し可笑しい。事件があればその家の周辺に徹底的に聞き込みを入れて目撃情報を得るのは捜査のイロハだが、
どうもスウェーデンでは違うらしい。こういった点や子供を迎えに行くために刑事が夕方5時に帰るとか、日本じゃちょっと考えられないところがあって、異文化の面白さが味わえる面もあり
海外小説ならではの別の楽しみ方も出来る。とはいっても、捜査の様子がきめ細かく描かれ着実に犯人に迫っていく捜査チームの動きが、かなりの枚数だけれども中ダレすることなく書かれており、
先の展開が気になってとても途中で放り投げるような事は出来ない。主人公の警部も人間味溢れるキャラクターでこういった点もこの物語を面白くしている一因なのは間違いない。
でも一番の良さは無理のない展開とそれぞれの人の考えや行動がとても自然に描かれているところだと思う。文庫本上・下のボリュームだけれど読み応えのある内容だった。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ますます充実してきた、シリーズ第5作

ヴァランダー警部シリーズの第5作は、さすが「CWAゴールドダガー賞」受賞作といえる傑作だ。
恋人・バイバとの夏休み旅行を楽しみにしていたヴァランダー警部だが、目の前での少女の焼身自殺というショッキングな場面に遭遇しただけでなく、死者の頭皮を剥ぐという猟奇事件まで発生し、浮かれた気分が吹き飛ばされてしまう。さらに、同一犯によると思われる殺人事件が発生し、イースタ警察は不眠不休で犯人を追うことになる。
アメリカでは起きてもスウェーデンでは起きないと思っていた猟奇連続殺人事件に戸惑うヴァランダーたちは、まったく犯人像を描くことが出来ず、ついにプロファイラーの力も借りて暗中模索の捜査を続けることになる。そこには、世界の変化とともに変貌するスウェーデン社会の闇が広がっていた・・・。
上下巻合わせて750ページの大作だが、カリブ海・ドミニカ共和国でのプロローグから父親とともにイタリア旅行に出かける飛行機内のエピローグまで、全編だれるところがない。上巻の3/4ぐらいで、ほぼ犯人の目星はつくのだが、そこからも犯罪捜査の緊迫感は損なわれることもなく、質の高い警察小説に仕上がっている。
サイコパスが主役の連続殺人ものといえば米国を中心に世界中で掃いて捨てるほど書かれているが、さすがにヘニング・マンケルは上手い! 特異な犯人の行動だけでなく、犯行の動機となる社会的な病、変化する警察組織が抱える問題、捜査官達が抱える個人的な苦悩などが丁寧に描かれており、さまざまな読み方で楽しめる。少女の焼身自殺も重要な伏線になっていて、最後にすっかり腑に落ちるのが心地よい。
「リガのイヌたち」「白い雌ライオン」で迷走したヴァランダー・シリーズだが、前作「笑う男」で持ち直し、本作で大飛躍した(これは、某評論家の解説だが)という噂は本当だった。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.22:
(5pt)

ヴァランダー

一度図書館で借りたですがぜひ手元においてまた読みたい
目くらましの道 上 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:目くらましの道 上 (創元推理文庫)より
4488209068
No.21:
(5pt)

手元におきたい

主人公ヴァランダーがいい。
ストーリー的にも実際はこういう無駄と思える様々な可能性を追って事件を解決してるのだろうなぁと読みどころが満載です。
目くらましの道 下 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:目くらましの道 下 (創元推理文庫)より
4488209076
No.20:
(5pt)

人生は「目くらましの道」

ヴァランダーシリーズを順番通り読んでいるが、共通するのは自分がいつの間にか、ヴァランダーの心理に見事に同調してしまう事だ。こんなに現実的で社会性をおびた犯罪小説に、心苦しさと共に独特の余韻を感じる。
目くらましの道 下 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:目くらましの道 下 (創元推理文庫)より
4488209076
No.19:
(5pt)

すぐ購入できる

これは私がほしかったものではなく,妻に頼まれた本でしたが,安価ですぐ買うことができ,妻が喜んでいます。
目くらましの道 上 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:目くらましの道 上 (創元推理文庫)より
4488209068
No.18:
(5pt)

すぐ購入できる

これは私がほしかったものではなく,妻に頼まれた本でしたが,安価ですぐ買うことができ,妻が喜んでいます。
目くらましの道 下 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:目くらましの道 下 (創元推理文庫)より
4488209076



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