北京から来た男



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初公開日(参考)2014年07月
分類

長編小説

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北京から来た男 上

2014年07月22日 北京から来た男 上

スウェーデンの小さな村でその惨劇は起きた。村のほぼ全ての家の住民が惨殺されたのだ。老人ばかりの過疎の村が、なぜ? 北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケル渾身の大作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

北京から来た男の総合評価:8.00/10点レビュー 33件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

マンケルファンの方には是非!

マンケル氏の本を数冊読んだ方には是非お薦めします。
初めての本が「北京から来た男」なら、難しいかもしれません。
記憶シリーズを読み終えた方なら、彼が描く「闇」が薄らと見えるかもしれません。

ここまで複雑に書かなくてもいいのでは?と、思うぐらい内容が何重にも絡まっており
「どこからこういう発想が生まれるのだろう?」
ミステリーはマンケル氏の頭脳かもしれない。


ももか
3UKDKR1P
No.2:
(8pt)

構成がよかったです

なかなか面白かったです。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(7pt)

羊頭狗肉の感あり

「刑事ヴァランダー・シリーズ」でお馴染の現代スウェーデンを代表するミステリー作家、ヘニング・マンケルのノンシリーズ作品。上下巻の表紙裏扉の惹句が「北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作」、「現代の予言者マンケルによる、ミステリを超えた金字塔的作品」とあって、読む前から期待が高まること間違い無しだったのだが・・・。
2006年の1月、スウェーデン北部の寒村で、村のほぼ全員が殺された。ほとんどが老人の被害者達が鋭利な刃物で滅多斬りにされるという惨劇は、狂人の犯行なのか? 犯人が狂人ではないとしたら、何の動機、目的があったのだろうか? 被害者の中に、いまは亡き自分の母親の養父母が含まれていたことを知った女性裁判官ビルギッタは、自身が休暇中だということもあって現場に赴き、現地警察に疎まれながらも事件の真相を探り始める。すると、謎の中国人が浮かび上がってきた。
ここから話は一気に、1863年の中国・広東に飛び、極貧の村から逃げ出したものの広東で悪人につかまり、奴隷労働のために売られてアメリカに連れて行かれる貧しい兄弟が登場する。大陸横断鉄道敷設現場で過酷な労働を強いらながら何とか生き延び、再び中国に戻った青年・サンは、その労苦を刻んだ日記を残していた。そして、再び2006年、サンの子孫は中国経済を牛耳る大物として、これからの中国の進む道を決定しようとしていた。
村全体を虐殺するというド派手な幕開けで始まったストーリーは現代と19世紀後半、スウェーデンと中国、アメリカを自由に往来し、どんどんスケールアップして行く。ただし、ミステリーとしては、オープニングに比べて結末がちょっとしょぼくて、やや羊頭狗肉の感があった。本作品は、毛沢東の文化大革命の洗礼を受けた世代が、現在の中国をどう評価するかを問う、社会性の強い作品として読む方が正解だと思う。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.30:
(5pt)

赤いリボンに、どす黒い血が染み出す。

気になっていた本書・・読み出してから止まらない。単なるミステリーではなく、中国の歴史・政治世界に入って行く様な、不思議な興奮を覚えました。白い雌ライオンも良かったですが、本書は19世紀から始まる
よりスケールの大きい物語でした。
北京から来た男 下Amazon書評・レビュー:北京から来た男 下より
4488010318
No.29:
(5pt)

やっぱり中国

この先どうなるのか、と思い早く知りたい~と時間を忘れて読みました
北京から来た男 上Amazon書評・レビュー:北京から来た男 上より
448801030X
No.28:
(5pt)

やっぱり中国

タイムリーに今冬季オリンピックをやっていますが、開催国に恐怖を感じさせる結末。
北京から来た男 下Amazon書評・レビュー:北京から来た男 下より
4488010318
No.27:
(3pt)

中国の歴史を知りました

不思議な事件から、中国の歴史から、その周りの人間たちが作者の意図が重なり、大変面白い読書感でした。
北京から来た男 下Amazon書評・レビュー:北京から来た男 下より
4488010318
No.26:
(5pt)
※削除申請(1件)

シャープな描写

渾身の力作というのではなく、水準以上を継続できるプロの作品という印象。
冒頭は凄惨な事件であるが、読後感は爽やかとすらいえる。
例えば最初のほうでは、地方の女性警官が、的確な判断と行動をし、端的かつ配慮のある台詞を言う。
できることが絶望的に限られた中で、期待される役割を果たす。
全編を通じて、そういう心地のよさがある。

ミステリを読む効能について。
個人的なことだが、最近ずっと、あることに取り組んでいて、小さな行き詰まりになった。
前進のためには少しだけ頑張ればいいのだが、その気が起きない。
気分転換のため、予備知識のない小説、つまりこの本を読んでみようと思った。
ミステリの役割、機能として、こんな絵に描いたような状況は、ありそうでない。
読んで、いい効果があったように思う。
北京から来た男〈上〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:北京から来た男〈上〉 (創元推理文庫)より
4488209181



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