リガの犬たち



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初公開日(参考)2003年03月
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長編小説

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リガの犬たち (創元推理文庫)

2003年03月31日 リガの犬たち (創元推理文庫)

スウェーデン南部の海岸に、一艘のゴムボートが流れ着いた。その中には、高級なスーツを身につけた二人の男の射殺死体が抱き合うように横たわっていた。彼らはいったい何者なのか?どうやら海の向こう、ソ連か東欧の人間らしいのだが…。小さな田舎町の刑事ヴァランダーは、この国境を超えた事件に思いもよらぬ形で深入りすることになるのだった!注目のシリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

リガの犬たちの総合評価:7.22/10点レビュー 23件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

ヴァランダーシリーズ2作目

ヘニングマンケルの小説は社会派ものを絡めて構成されることが多々あります。
この「リガの犬たち」は、その問題が複雑でややこしくて読みにくかったですね~。
それと主人公のヴァランダー自身の女々しさ?が鼻について、魅力の「魅」の字もありませんでした。
こういうミステリーって、主人公にどれだけ共感できるかが鍵を握っていると思うのですが、今回はヴァランダーのダメダメさが読み進めるのも嫌になるくらいで、
「殺人者の顔」と比べるとガッカリものでした。

とても人様にはお薦めできませんぬ。

ももか
3UKDKR1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

おい、おい、どこへ行くんだ?

スウェーデン南部の田舎町の警部・ヴァランダーシリーズの第2作。結論から言えば、シリーズの読者には必読だが、単品としてみると「?」、失敗作かも知れない。
ヴァランダーが所属するイースタ警察署管内の海岸に、2体の死体を載せた救命ボートが流れ着いた。ボートに死体があることを告げる匿名電話があり、検視官からはソ連または東欧の人間の可能性が高いと知らされる。果たして、彼らは何者なのか? なぜ殺されたのか? 犯罪捜査はストックホルムの外務省や警視庁を巻き込みながら展開され、やがてバルト海の対岸、ラトヴィアの犯罪組織が絡んでいることが判明し、ラトヴィア警察から刑事が派遣されてくる。結局、捜査はラトヴィア側に引き渡され、ヴァランダーの任務は終ったはずだったが・・・。
途中から、物語はラトヴィアの民主化をめざす勢力と現政権側の壮絶な争いが中心となり、ヴァランダーは冷戦時代の下手なスパイのような役割を担わされることとなる。このあたりからは、もう警察小説ではなくスパイアクションの趣で、ヴァランダー・シリーズの愛読者にはかなり違和感があるのではないだろうか?
結局、ボートの死体の謎はすっきりとは解決されず、警察小説としては破綻している気がした。それでも、シリーズ読者必読というのは、後々、シリーズで重要な登場人物となるヴァランダーの恋人が登場してくること、ヴァランダー本人のキャラクターの理解に欠かせない生活背景が描写されていることにある。
本作を読む前に、第1作「殺人者の顔」を読んでおくことを強くオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(3pt)

冷戦末期・ソ連崩壊期のバルト3国の緊張感。

刑事ヴァランダー・シリーズ第2作。今回はスウェーデン南部に流れ着いたボートの中の2人の死体から事件が始まり、ヴァランダーは冷戦末期・ソ連崩壊期の不安定な政情のラトビア・リガに赴くことになる。本作のヴァランダーは偽造パスポートでリガに入国するなど、第1作よりはるかに大胆なヒーローになっている。私としては第1作のような地道な話の方が好きかな。ただ、ソ連から離れようとする勢力とソ連の元に止まろうとする勢力がぶつかるラトビアのヒリヒリするような緊張感がよく伝わってくる。
リガの犬たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:リガの犬たち (創元推理文庫)より
4488209033
No.20:
(5pt)

北欧がちょっぴり身近に

スウェーデン、デンマーク、ラトビアが舞台の刑事物。Amazonプライムビデオと文庫本では大分ストーリーが異なりますが、それぞれ見応え読み応えがあります。
リガの犬たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:リガの犬たち (創元推理文庫)より
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No.19:
(5pt)

007は記録保管庫で便をする。

危機一髪・・ヴァランダーはこらえ切れなく・・始末した。ショーンコネリーだったらと思うとなお更・・笑いが込み上げてくる。片思いの未亡人の為に、仲間にも嘘をついて外国へ非合法で忍び込み、散々どつかれた挙句、抜け殻となって生還すると言う、本当はスパイ小説なのだ!!
リガの犬たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:リガの犬たち (創元推理文庫)より
4488209033
No.18:
(3pt)

今回は潜入捜査官だ(一部にネタバレあり)

ヴァランダー2作目にして自分にとっても購読2作目に当たる『リガの犬たち』。読むのは初めてになる当シリーズだが、すでにケネスブラナー主演のドラマは見てるのでどこか親しみがわく。と同時にクルトと言えばどうしてもケネスブラナーが浮かんでしまう。

さて本作だが自分が北欧ものに求めるのが「ミステリアスな寒い冬のスウェーデン」になるためリガが舞台になる『リガの犬たち』は評価が下がってしまう。それと合わせヴァランダーにはスーパー刑事でもなくポワロのような灰色の脳みそも持ち合わせてない平凡な田舎の所轄署勤務の警察官を。
(もっともブラナーは映画でポワロを演じるのだが。そこが面白い)

そんなヴァランダーがことも有ろうに偽造パスポートでポーランド~ラトヴィアへ侵入する。まるでジョンルカレ作品の工作員はだしで。だがこれはこれで良しとしよう。おそらく作者は単純な刑事ものを描きたいのではなく、ヴァランダーの目を通して「現代スウェーデン」、「鉄のカーテンが崩壊していく過程」をバルト海沿岸諸国を舞台に描きたいのだと思う。それを思えば自分の望むヴァランダーは今回は我慢しよう。

当のヴァランダーは相変わらずおっちょこちょいで小心な面も見せてくれる。凄腕工作員並の機転でまさかの中央警察のマル秘中の資料室に潜入を果たす。がそこで堪えきれずに手近のゴミ箱に脱糞する。ズボン下ろしてゴミ箱に跨るわけだ。こんなヒーローも珍しい。いやヒーローではないのか? ドラマだと二枚目俳優ケネスブラナーが演じるんでピンとこないが、そんな人間味あるキャラクターを愛せずにはいられない。
リガの犬たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:リガの犬たち (創元推理文庫)より
4488209033
No.17:
(3pt)

分からんことだらけの不思議な小説

この物語のメインテーマは主人公のバイバへの思慕でしょう。これなしでこの物語は成立しない。なのに思慕を抱くに至った小説的描写がまるでないのがどうにも解せない。いきなり惚れてますじゃ小説にならんでしょう。救命ボートの死体がホモのごとく抱き合ってた理由も謎のまま。ラトヴィア国家の転換期のゴタゴタを書くことで小説のつまらんさのカモフラージュに大成功しています。
リガの犬たち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:リガの犬たち (創元推理文庫)より
4488209033



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