リガの犬たち
- 刑事ヴァランダー・シリーズ (10)
- 北欧ミステリ (199)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ヘニングマンケルの小説は社会派ものを絡めて構成されることが多々あります。 | ||||
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スウェーデン南部の田舎町の警部・ヴァランダーシリーズの第2作。結論から言えば、シリーズの読者には必読だが、単品としてみると「?」、失敗作かも知れない。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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刑事ヴァランダー・シリーズ第2作。今回はスウェーデン南部に流れ着いたボートの中の2人の死体から事件が始まり、ヴァランダーは冷戦末期・ソ連崩壊期の不安定な政情のラトビア・リガに赴くことになる。本作のヴァランダーは偽造パスポートでリガに入国するなど、第1作よりはるかに大胆なヒーローになっている。私としては第1作のような地道な話の方が好きかな。ただ、ソ連から離れようとする勢力とソ連の元に止まろうとする勢力がぶつかるラトビアのヒリヒリするような緊張感がよく伝わってくる。 | ||||
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スウェーデン、デンマーク、ラトビアが舞台の刑事物。Amazonプライムビデオと文庫本では大分ストーリーが異なりますが、それぞれ見応え読み応えがあります。 | ||||
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危機一髪・・ヴァランダーはこらえ切れなく・・始末した。ショーンコネリーだったらと思うとなお更・・笑いが込み上げてくる。片思いの未亡人の為に、仲間にも嘘をついて外国へ非合法で忍び込み、散々どつかれた挙句、抜け殻となって生還すると言う、本当はスパイ小説なのだ!! | ||||
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ヴァランダー2作目にして自分にとっても購読2作目に当たる『リガの犬たち』。読むのは初めてになる当シリーズだが、すでにケネスブラナー主演のドラマは見てるのでどこか親しみがわく。と同時にクルトと言えばどうしてもケネスブラナーが浮かんでしまう。 さて本作だが自分が北欧ものに求めるのが「ミステリアスな寒い冬のスウェーデン」になるためリガが舞台になる『リガの犬たち』は評価が下がってしまう。それと合わせヴァランダーにはスーパー刑事でもなくポワロのような灰色の脳みそも持ち合わせてない平凡な田舎の所轄署勤務の警察官を。 (もっともブラナーは映画でポワロを演じるのだが。そこが面白い) そんなヴァランダーがことも有ろうに偽造パスポートでポーランド~ラトヴィアへ侵入する。まるでジョンルカレ作品の工作員はだしで。だがこれはこれで良しとしよう。おそらく作者は単純な刑事ものを描きたいのではなく、ヴァランダーの目を通して「現代スウェーデン」、「鉄のカーテンが崩壊していく過程」をバルト海沿岸諸国を舞台に描きたいのだと思う。それを思えば自分の望むヴァランダーは今回は我慢しよう。 当のヴァランダーは相変わらずおっちょこちょいで小心な面も見せてくれる。凄腕工作員並の機転でまさかの中央警察のマル秘中の資料室に潜入を果たす。がそこで堪えきれずに手近のゴミ箱に脱糞する。ズボン下ろしてゴミ箱に跨るわけだ。こんなヒーローも珍しい。いやヒーローではないのか? ドラマだと二枚目俳優ケネスブラナーが演じるんでピンとこないが、そんな人間味あるキャラクターを愛せずにはいられない。 | ||||
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この物語のメインテーマは主人公のバイバへの思慕でしょう。これなしでこの物語は成立しない。なのに思慕を抱くに至った小説的描写がまるでないのがどうにも解せない。いきなり惚れてますじゃ小説にならんでしょう。救命ボートの死体がホモのごとく抱き合ってた理由も謎のまま。ラトヴィア国家の転換期のゴタゴタを書くことで小説のつまらんさのカモフラージュに大成功しています。 | ||||
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