砂男



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初公開日(参考)2019年12月
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長編小説

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砂男(上) (海外文庫)

2019年12月27日 砂男(上) (海外文庫)

ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。それは、ベストセラー作家レイダルの13年前に行方不明になった息子ミカエルだった。彼は、自分と妹フェリシアを誘拐した人物を「砂男」と呼んだ――。当時、国家警察のヨーナ警部は捜査にあたったが、それがきっかけで彼の人生は一変していた。相棒サムエルとユレックという男を逮捕。判決後、ユレックは不吉な言葉を吐き、閉鎖病棟に収容される。そこへ妹の監禁場所を知るため、公安警察のサーガが潜入捜査を開始する!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

砂男の総合評価:8.69/10点レビュー 16件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

こういう小説好きです!

ドロドロとしたものが好きです。
「砂男」は正にピンポイントでした。
ケプレル氏の本は三冊目ですが、こういう感じだとどんどん読めそうです。
(というか、一冊既読でそれも好みでした。)

物語は意表をつくもので、そこに目がいきがちですが、人間の「闇」が上手く描写されていてその点が良かったです。
期待の持てる作家さんです。

ももか
3UKDKR1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

いろいろ無理な設定が多いが、エンタメとして楽しめる

母国スウェーデンをはじめ国際的にベストセラーなのに、なぜか日本では翻訳が途絶えていた「ヨーナ・リンナ警部」シリーズの第4作。人間の悪意の塊のようなシリアルキラーと警察の攻防をスリリングに描いたサスペンス・ミステリーである。
吹雪の夜、13年前に行方不明になり死亡宣告されていた少年・ミカエルがフラフラの状態で発見された。彼が「砂男に誘拐された、妹のフェリシアがまだ監禁されている」と語っていると知った国家警察のヨーナ警部は強い衝撃を受けた。当時ミカエルとフェリシアの事件を捜査し、犯人としてユレックを逮捕し、閉鎖病棟に収容したのに、なぜミカエルたちは監禁され続けていたのか? 凶悪なシリアルキラーであるユレックを崇拝する模倣犯か、ユレックが病棟から誰かに指示を出しているのか? 一刻を争う状態で命の危険にさらされているフェリシアを救出するために警察は、ユレックの元に公安警察のサーガ警部を送り込む、極秘の潜入作戦を開始した。悪意の塊で極めて高度な頭脳を持つユレックに、たった一人で挑むサーガ警部の無謀な挑戦は成功するのだろうか?
13年にもわたって監禁され、命の危機が切迫している被害者を救出するための精神病院の閉鎖病棟への潜入捜査という仕掛けが度肝を抜く。さらにユレックの超人的な人心操作力、執念、その背景となった犯行動機など、どれをとってもかなり型破りで、北欧ミステリーというよりアメリカのサイコ・サスペンスに近い作品と言える。したがって、事件の背景となる社会問題、人間ドラマを味わうというより、奇抜なアイデアとぎりぎりのサスペンスを味わうエンターテイメント作品として読むことをオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(4pt)

独自の魅力たっぷりの北欧ミステリ(ネタバレなし)

面白いミステリでした。序盤から早いテンポでいくつもの視点が切り替わり、馴
染みのない北欧カタカナ名前が次々に出てくるのでちょっと大変でしたが、それ
らの視点が一つに繋がった頃にはもうページをめくる手を止められなくなります。

「催眠」等は未読でラーシュ・ケプレルの作品は本書が初だったため、若干の不
安もありました。なぜこのような事件が起きたのか?諸々凄い状況だがこれから
どうなるのか?果たして「ミステリ」としてきちんと収束するのだろうか?と。

終わり良ければ全てヨシ!でもないですが、広げた風呂敷の畳み方が雑だったり、
結局広げっぱなしだったりするとどうしても評価は落ちてしまいます。本書は満
点とまではいかないものの、きちんと及第点以上の畳み方をしてくれました。

北欧ミステリの中でもケレン味が強く、物語の展開も速いので読者を飽きさせま
せん。ダークでエグめな内容はやはり北欧系ですが、その辺がお好きな方にはオ
ススメの一冊です。個人的にはもうひとつまみの意外性があれば星5つでした。
砂男(上) (海外文庫)Amazon書評・レビュー:砂男(上) (海外文庫)より
4594083668
No.13:
(1pt)

ネタバレ注意して下さい。

犯人が双子という設定は愚の一言に尽きます。トリックを知った地点で読むのを止めました。
砂男(下) (海外文庫)Amazon書評・レビュー:砂男(下) (海外文庫)より
4594083676
No.12:
(4pt)

きっちりと包装。

何の支障もなく、良かったです。
砂男(下) (海外文庫)Amazon書評・レビュー:砂男(下) (海外文庫)より
4594083676
No.11:
(5pt)

北欧の推理小説面白い

臨場感溢れるストーリー展開と邦訳がとてもいいです。キャラクターの心理描写や個性がうまく表現され真相に多方面から迫って行く。場面展開も短くまとまりよみやすい。
砂男(下) (海外文庫)Amazon書評・レビュー:砂男(下) (海外文庫)より
4594083676
No.10:
(5pt)

血とバイオレンス

シリーズ4弾だが、私はそれを知らず、タイトルに興味をもって本書から読んだ。
特に問題はなかったが、前作群を読むと主人公ヨーナ・リンナ警部の背景等を知ることができるそう。
興味を持てたので今後遡って読んでみようと思う(#1『催眠』#2『契約』#3『交霊』) 
…とにかくすごい内容だった。
途中まではシリアルキラーだというユレックにさほど悪感情を抱かなかったが、終盤は怒涛の展開。
よくもまあここまで。殺しすぎ。
ゾッとする内容に加えて、全般に渡って背景は北欧の雪と氷に覆われている。
(ラスト近くでは、現実の季節(12月末)と相まって私自身悪寒に襲われ、思わず暖房を強めた)
かつてのソ連や当時ソ連支配下にあったカザフスタンの冷酷な社会背景にも、心に突き刺さるものがあった。アメリカ小説には見られない深淵さだ(当然だが)。
そんな中で、美人で意志が強く武道と銃撃に長けている女警部サーガの活躍にも魅せられた。
今後の展開が気になる非常に余韻を残す終決だった…。
さっそく第5弾『つけ狙う者』へ。
砂男(上) (海外文庫)Amazon書評・レビュー:砂男(上) (海外文庫)より
4594083668



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