贖いのリミット
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ジョージア州捜査局特別捜査官ウィル・トレント・シリーズの第8作(訳者あとがき)。これまでウィルの人間性に大きな影響を与えながら影の存在だったアンジーが主役として登場する、サスペンス・ミステリーの傑作である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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アンジーの人物設定は女性の作家ならではなんだろうか? 彼女の屈折した愛情表現やウィルを港と称するところは、ステレオタイプ的な放浪する男を見させられた女性作家がアンチテーゼとして描いたのか? どちらにせよ、これは警察小説の体をなした恋愛小説だとみてもいいんじゃないかと思う。 そこが、世間的には魅力なんだろうけど(アメリカでは女性読者が多いのだろうなあ)個人的には苦手なところ。 でも、展開のスピード感やDVの現実を描くところ、スポーツビジネスではさもありなんという設定など、読者をひきつける要素は練られているし、相変わらずアマンダは鉄の女だし、フェイスは優秀でウィルの庇護者だし、そこは文句がつけられない。 だけど、アンジーの視点からの描写で舞台裏を描くのはどうよ? いや、これ以外に描く手段はないのはわかっているし、アンジーがそう簡単にくたばるような女でもないのはわかっている。 それでも、もう少し描き方はなかったのかなあと。それが釈然としなくて☆一つマイナス。 でも、トレントシリーズはまだ読むよww | ||||
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約700ページの超ムカつく物語、この作者は何処かネジが切れている筈、そうでなければこんな残虐で歪み切った物語を書ける訳がないのでは??しかし、怖いもの読みたさで読んでしまったが、悪女は死なないんですよ!!そして次なる犯罪を匂わすラストは、超納得がいきません!!日本の極道映画よりひどい、血みどろのカリン・スローターは二度と読みません!! | ||||
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話としては面白いとは思いますが、シリーズものと知らずに最新刊を買ってしまったので、主要登場人物が好きになれず、少し評価が低めになりました。 興味のある方は、シリーズの最初から読まれるのをお薦めします。 | ||||
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現代のアメリカ社会を象徴している警察小説ですね!翻訳者の田辺千幸という方と相性が悪いのか、とても読みづらくて、すぐ本を閉じてしまします。何とか通読したいと思っています! | ||||
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「ウィル・トレント」シリーズ8作目はウィルの性悪妻「アンジー」が主役。 ウィルを虐げ、サラには意地悪いメモを残し、とことん悪女の印象しかなかったアンジーが、ちょっと好きなキャラに変わってしまうほどの力作。その分文庫の厚みもかなりだが、息も着かせぬ展開で、最終ページまで一気に読める。 邦題は「贖いのリミット」。贖うのは若き日に実の娘を産むと同時に捨てたアンジー。アンジーも43歳となり、やはり「母」であった。あの自分勝手傍若無人法なんてクソくらえのアンジーが、娘のためにここまでカラダを張るとは。原題「The Kept Woman」は直訳すると「守られた女」。アンジーに守られた娘のジョーでもあり、ウィルに守られ続けたアンジーでもあり。 幼少期から過酷な日々を生き抜いたアンジーの強さ弱さ、そしてやはりウィルへの複雑な執着などいろいろ楽しめる。 カリン・スローターのstorytellerとしての旨さも、このシリーズに飽きさせない一因だろう。 | ||||
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