暗闇のサラ



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    初公開日(参考)2023年12月
    分類

    長編小説

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    暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)

    2023年12月15日 暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)

    暴行された女性の最期の言葉が、15年前に封印した悪夢を呼び覚ます―― 〈ウィル・トレント〉シリーズ最高峰! Disney+(ディズニープラス)でドラマ配信中! 〈ウィル・トレント〉シリーズ最新刊。 19歳の医学生がERに搬送され亡くなった。当直医サラは、生々しい暴行の跡が残る彼女から最期の言葉を託される。あいつを止めて、と。やがて起訴された男子学生の母親は、偶然にも研修医時代のサラの同僚で、裁判後の動揺の中で妙なことを口走った。今回の件は15年前のサラの事件につながっていると。サラの恋人で捜査官のウィルが捜査を開始するなか、再び大学生が失踪し――。シリーズ最高峰!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    暗闇のサラの総合評価:8.40/10点レビュー 5件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    読み通すのがしんどいけど、最後にわずかな救いがある

    「ウィル・トレント」シリーズの第11作だが、「グラント郡」シリーズの主役であるサラ・リントンが主役、さらにウィルのパートナーであるフェイスも重要な役割を果たすという豪華メンバー揃い踏みの傑作サスペンス・ミステリーである。
    サラは、当直医として担当したレイプ被害者から「あいつを止めて」という最期の言葉を受け取った。この残虐な暴行殺人で起訴された大学生は、研修医時代のサラの先輩で、大成功している心臓外科医の妻であるブリットの息子だった。敵対証人となったサラに対し、ブリットは「今回の事件は、15年前のあなたの事件と繋がっている」と口走った。研修医だったサラがレイプされた忌まわしい事件が、なぜ、どういうふうに今回の事件と繋がるのか? 息子を庇うためにブリットが口を閉ざしてしまい、闇の中に放り出されたサラだったが、ウィル、フェイスの協力を得ながら真相に辿り着く。だがそれは、信じがたい悍ましさに包まれたものだった…。
    いつものことながら、事件、被害の様相が残酷すぎて読み続けるのが息苦しくなる。何もここまでと思うが、これぐらいの怒りを込めないと被害者の無念を代弁できないということだろう。苦く重苦しい物語だが、サラの気丈なサバイバル、ウィルとフェイスの絆など心温まる側面が救いになっている。
    シリーズを読んでいても読んでいなくても読み応えがある傑作サスペンスであり、多くのミステリー・ファンにオススメする。
    蛇足ではあるが、全体を通してWordのスペルチェックでも発見できそうなミスが散見され、校閲不足の印象があるのが残念。特に主要な人物の名前をタイプミスしているのはいかがなものか。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (5pt)

    内容はいい。日本語訳の校正がだめだめ。

    カリン・スローターの新作です。彼女の他の作品同様に女性への暴力描写が何度も出ていますが、猟奇的な殺人などは出てきません。作家が作品に込めたい思いがよりストレートに出てきているものと思われます。内容も一気に読ませるもので、日本語訳もいいのですが、校正がひどいです。p140の6行目「抹消」は「末梢」の間違い(誤変換)、p168の7行目「リツート」は「リツイート」、p418の10行目「からって」は「からかって」、p622の9行目「パソコンをを」は「パソコンを」、p627の7行目および8行目の「リーガン」は「リーアン」、p675の最終行の「リーガン」は「リーアン」、p676の3行目も同様、p676の5行目「フェイリス」は「フェイス」へ。とにかく簡単な誤字誤植が目立ちます。内容がいいだけに、これらの誤字などが目立ってしまいます。
    暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)より
    4596531994
    No.3:
    (3pt)

    細かい処で翻訳が雑

    一冊目から読んでいるしグランド郡シリーズも読んでる。
    色々最後のパズルのピースがはまったのが今回。大嫌いなレナも出てこなかったし。
    しかし翻訳者に言いたいことが沢山ある。沢山の中の一番はドラッグ関係で出てくるバリウム。バリウムと日本語で書いたら検査の時に飲むバリウムだよ。Bで始まる。しかし、小説に出てくるドラッグとしてのヴァリウムは原書ではVで始まるしリもRとLの違いがある別物。我々が日本で知っているバリウムとは全然別物。
    翻訳者は勉強してほしい。この翻訳者の方に限らずドラッグのヴァリウムについては皆いい加減に訳している。出版社もちゃんと調べるべき。
    暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)より
    4596531994
    No.2:
    (5pt)

    サラ・ウィル・フェイスが帰ってきた

    スローターはシリーズ外もおもしろいのですが、やはり戻ってきてくれてうれしい
    暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)より
    4596531994
    No.1:
    (4pt)

    凄惨なレイプ殺人事件に立ち向かうウィル、サラ、フェイス

    《ウィル・トレント》シリーズ11作目。
    本作の主題は若い女性をターゲットにしたレイプ。カリン・スローターの作品はこのテーマが多い。
    実際アメリカでは2秒に1回女性がレイプされているというデータがあるそうだ。
    男女平等とか#MeTooとかうたわれていても、アメリカといえど現実ではクソ男たちが女性をどう見て扱っているか、読んでいて女性の立場からは言葉で語りつくせないほどむかつく。かなりシビアなので、このテーマが苦手な女性読者は避けた方がいいだろう。
    いくつもの凄惨な事件に真っ向から立ち向かうウィル、サラ、フェイスたち。
    15年前にサラに起こった事件にも関係があるのか?あの時の詳細を再現されて、サラは精神的に耐えられるのか?

    なかなか長編だが、好きなメンバーらによるパワフルな展開で読み応えがあった。
    潜入捜査でウィルが別人になりすますが、判断や推理力は長けていても不器用なイメージの彼がこのように上手くできるのかと驚く。難を言えば設定自体にやや無理を感じるのだが。
    もうひとつ違和感があったのは、ウィルがいまだに前妻アンジーとの結婚指輪を外していないこと。何故?何か理由があっただろうか?(記憶にない)

    アンジー以外オリジナルメンバーほぼ総出演で、ラストシーンはこのシリーズのエンディングではないかと思わせる。だがウィルを筆頭に登場人物たちが魅力的で好きなシリーズだ。まだまだ続いてほしい。
    暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)より
    4596531994



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