忘れられた少女



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    初公開日(参考)2023年01月
    分類

    長編小説

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    忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)

    2023年01月20日 忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)

    連邦保安局の新米保安官補アンドレア・オリヴァーは、最初の任務として、殺害を予告する脅迫状を受け取った判事の身辺警護を命じられる。その判事は、38年前に18歳の娘エミリーを殺害されていた。誰もが一目置く人気者で優等生だった少女は、プロムの翌朝、裸をさらした無惨な姿でゴミ置き場で発見されたのだ。そして迷宮入りした事件の真相を突き止めることが、アンドレアのもうひとつの任務だった――。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    忘れられた少女の総合評価:7.00/10点レビュー 3件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    38年前と現在の2つの事件を同時に捜査する新米保安官補、荷が重過ぎた?

    傷付いた女性たちの再生をテーマにヒット作を連発しているカリン・スローターの2022年の作品。34歳の新人保安官補が現在の任務と並行して迷宮入りした38年前の事件の真相を解明する刑事ミステリーである。
    新人保安官補のアンドレアが最初に命じられた任務は、脅迫を受けている女性判事エスターの身辺警護だったのだが、エスターは38年前に一人娘のエミリーを殺害されており、事件は未解決のままだった。人気者で優等生だった18歳のエミリーは当時、妊娠七ヶ月で、ドラッグで意識がない時にレイプされたと主張し犯人を探していたため、口封じのために殺されたのではないかと思われた。事件は迷宮入りしたのだが、容疑者と目されたエミリーの周辺人物にアンドレアの実父・クレイが含まれていたことから、アンドレアは判事の警護とともにエミリー事件の真相を突き止めようとする。
    アンドレアが事件捜査する現在のパートとエミリー視点での過去のパートが交互に進行し、やがて二つの事件が繋がって38年前からの因縁が明らかにされるプロセスはそれなりに緊迫感があるのだが、隠された真相の深さとアンドレアの捜査手腕が上手くマッチしていない。捜査の流れが途中で切れたり、思わぬところで繋がったりで、物語世界にすんなりと入っていけないのが惜しい。
    ヒット作「彼女のかけら」の関連作品だが、スタンドアロンとして成立しているので「彼女のかけら」が未読でも問題ない。刑事ミステリーのファン、スローターのファンにオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (4pt)

    翻訳誤字多い気が!

    笑ってしまうような誤字が何箇所か気になりました。(正)爪、(誤)瓜には吹きました。。。
    物語の内容自体はお気に入りの作家さんなのでいつも楽しんでます。
    忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)より
    459675988X
    No.1:
    (3pt)

    レイプされた少女への、1980年代の社会の残酷な対応

    既刊『彼女のかけら』の続篇(内容紹介に記載があるが、気づかなかった)。
    私は前作を読んでいない。そのため何だかややこしくすっきりしないところがあった。
    内容は独立しているが、家族関連のこともあるので、前作を読んでいた方がより理解できると思われる。

    アンドレア(アンディ)は33歳で、4か月間の訓練を終えたばかりの連邦保安局保安官補。
    初めての仕事が、脅迫文が送られてきた高齢女性連邦判事の警護だ。その判事にはひとり娘がいたが38年前に殺害され、いまだ未解決となっている。容疑者のひとりがアンドレアの生物学上の父親(収監中)であることを伯父から知らされ、その事件についても内密に調査することになった―――。

    38年前(1982年)、17歳のエミリーはドラッグと酒により意識不明になったところでレイプされ妊娠した。相手の男が誰か分からないまま妊娠7か月のときに襲撃され、その後死亡する。
    当時はレイプされた被害者が「あばずれ女」と責められる。親、友人たち、医者はひどい態度だ。DNA検査はあったようだが ままならず、警察や司法の対応も現在とは違った。
    真面目で優しいエミリーが、まるで自分に非があったかのように周りじゅうから責められ打ちのめされながらも、必死に頑張るところが何とも愛おしい。

    アンドレアは新人警官として彼女なりに奮闘するのだが、事件の解明過程は「え?どこでそこに気づいたの?」と思うような箇所があり、ちょっと粗雑に感じた。
    主人公の個性やインパクトも、『ウィル・トレント』シリーズに比べると弱い。
    アンドレアの家族に関して尾を引くエンディングであり、今後シリーズ化するのだろうと思われる。

    すいすいと入らない文章がいくつかあった。加えて、何カ所かある半疑問形の口語が個人的に受け入れられず、訳者には自分の話し癖を小説には入れないでほしいと強く感じた。
    忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)より
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