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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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アイスランドのベストセラー「エーレンデュル」シリーズの第6作。首吊り自殺した女性の背景をエーレンデュルが一人で探っていく、私立探偵的ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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心の襞が丁寧に描かれている。親子愛と葛藤、人道に背く罪深い陰謀、自責の念からの解放。 | ||||
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エーレンデュルの犯罪捜査ストーリーは期待を裏切らない。彼の人物像はヘニングマンケルのヴァランダー警部と少し重なるところもあるが、エーレンデュルのストーリーはよりシリアスで深みがある。そして悲しみと涙を誘う。 | ||||
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ヘニングマンケルが亡くなった今、インドリダソンの日本語訳を待つのが楽しみ。 しかし、翻訳された柳沢さん、80にもなろうとされているのに、見事な仕事です。 訳者あとがきもすばらしかった。 | ||||
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読んで損はない | ||||
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北欧ミステリーらしい美しい湖水地方と寒冷な気候を舞台に、さらに幽霊や霊媒といったオカルティックな話題が加わった、酷暑にあえぐ日本の読者にふさわしい読み物である。 アイスランドの湖水の畔のサマーハウスで起きた首吊り自殺事件で、警察は自殺として処理したが、エーレンデュル刑事は死者の友人の訴えをきっかけに、個人的な関心から私的に捜査を始める(私的「捜査」は警察のルールからは甚だ逸脱したものだが、ヘニング・マンケルの刑事ヴァランダー・シリーズでもときどき見かける)。 物語は死者の生前のエピソードと私的捜査の進行が織り交ぜられて語られる巧みな構成であり、読者は、たんなる自殺にみえた事件が30年前の湖での水死事件や医学生たちの臨死実験と絡められて解きほぐされていくスリリングな展開にミステリーの醍醐味を堪能できる。 また、刑事物ではもはやおなじみとなった刑事の個人的エピソードも重要なプロットとして利用されており、本作品ではエーレンデュルが娘の要望でしぶしぶ元妻と会う話のほか、少年時代に吹雪で遭難したエピソードが第三者の出版物の引用の形でまとまって示されており、自殺事件への個人的関心と重ね合わされる。 ただ、自殺事件の捜査の過程で30年前の未解決の行方不明事件も解き明かされていくが、こちらは偶然ができすぎている感がある。 なお、死者が霊媒師のところで録音したテープに、霊媒師以外の男性の「気をつけろ」という声が録音されていたとされるが、これが誰の声かは最後まで解き明かされない。もしかしたら、あの世からの声という意味なのか? | ||||
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