罠
- サスペンス (355)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「56日間」で注目されたアイルランドの女性作家の邦訳第4作。妹が行方不明になったのは連続女性失踪事件の被害者だからと確信した姉が、自らを囮にして犯人に接近しようとするミステリー・サスペンスである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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著者の作品はエンターテイメント性が高く、物語の構成もユニークなので全て読んできました。しかしながらその中で本作はあまり面白くなかったというのが正直な感想です。ページ数もそこそこありますが、どんどん引き込まれるというより途中で読み飽きてしまう感じ。。日本人に想像しづらい背景・設定なこともあり、最後までどの登場人物にも感情移入できずじまい。そして私の読解力不足もありますが、終盤の展開諸々あまり腑に落ちず読後感はスッキリしませんでした | ||||
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行方不明になった妹を探すため自ら危険を顧みず誘拐犯に迫る姉。 誘拐犯と被害者の姉の視点から語られるサスペンス。果たしてその行く末は、というストーリー。 前作ナッシングマンもそうだったが、冗長に過ぎる。 犯人側の目線の部分は、翻訳のせいなのか、原作がそうなのか不明だが滅茶苦茶読みにくい。 個人的には、全然楽しめなかった。 こんな本を出すくらいなら、トム・クランシーのジャックライアンジュニアシリーズをホントに刊行してほしい。 マーク・キャメロン作が2021年、ドン・ベントレー作が2023年に単発で出て終わり。 この手のアクション小説で、翻訳されて生き残っているのは、マーク・グリーニーくらいか。 サイモン・カーニックのアクションスリラーも翻訳が止まっちゃったし。 エイドリアン・マッキンティのマイケル・フォーサイスシリーズとか、ミリタリースリラーの旗手ラリー・ボンドとかの作品をマジで出して欲しいです。 | ||||
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アイルランドで若い女性の失踪が相次ぎ・・・というお話。 小説の終わった後に著者の覚書があり、そこで、実際に若い女性の失踪があり、解決していないという事と、その事実を念頭に書いた訳ではないけれど、まったく考えなかった訳でもない、という事が書かれております。実際の事件を気にしつつ、それとは別に、作品を仕上げたという事らしいです。 結果としてというか、読後感はまぁ悪くない、という感じですし、ラストもこういう展開の作品としては、捻りが効いておりますが、衝撃を受けるかどうかは、相対的な感じだと思います。私の場合は、少し外連が足りない感じがしました。もうちょっと捻りがあれば・・・と思うと残念ではありますが。 この著者の方は、他にも読んでいて、文章は(翻訳でですが)うまく、作家としての才能はあると思いますが、ジャンル・フィクションよりもフィクションを書いた方がいいのでは、と思いましがが、どうでしょうか。 もうちょっと捻りがあったら、と思わせるサスペンス。お暇ならどうぞ。 | ||||
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この著者の作品は「ナッシング・マン」「56日間」に続いて3作目の読書となります。けして都会とはいえない場所で3人の女性たちが突然失踪しました。妹が巻き込まれたので姉はおよそ1年間捜索を警察に訴えますが、成人の蒸発については重い腰を上げてくれません。 そこで自らが妹と同じように深夜の徘徊と続けて犯人と接種して妹の救出にむかう、という捨て身の行動に出ます。この行動が「罠」(あくまで「ひとつめ」ですが)ですが、この作者なのでさらに深い階層まで潜っていくことになります。 警察側も女性2人が「相棒」となり真相に迫ろうとしますが、そこにも「罠」があります。はたして妹は生存しているのか、という結末にむかうのですがとても一筋縄ではいかない「罠」をご堪能ください。 | ||||
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