覚悟



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覚悟 (文春文庫)
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初公開日(参考)2025年05月
分類

長編小説

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覚悟 (文春文庫)

2025年05月08日 覚悟 (文春文庫)

落馬事故で左手を失った元騎手シッド・ハレー。その不屈の意志で競馬界最高の調査員として名を馳せた彼は、6年前に命がけの仕事から引退し、現在は妻子とともに平穏な生活を送っていた。 だが競馬界の重鎮スチュアート卿から不正の疑惑のあるレースが頻発しているという相談を受ける。調査依頼を固辞したハレーだったが、翌朝、卿は変死を遂げた。自分は依頼を断るべきではなかったのか――? スチュワート卿の遺志を継ぎ、ハレーは卑劣な敵のひそむ闇に敢然と踏む込んでゆく。だが調査を阻止しようとする敵の魔手は彼の身辺に及ぶ……。名作『大穴』『利腕』『敵手』『再起』に登場した名キャラクター、シッド・ハレー登場。 英国スリラーを代表する伝説の名作、〈競馬シリーズ〉。日本でも著名人や作家はじめ多くの読者に愛されたディック・フランシスの名シリーズが、長らく執筆の協力を務めてきたフェリックス・フランシスの手でよみがえる。〈新・競馬シリーズ〉、ここに始動。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

覚悟の総合評価:8.25/10点レビュー 8件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

競馬シリーズが、シッド・ハレーが帰ってきた!!

競馬ミステリーの金字塔「競馬シリーズ」が見事に蘇ってきた。父の跡を継いだフェリックスならではの、これぞ血統書付きの競馬ミステリーである。
探偵業から引退し、株取引や投資で生活しているシッドを訪れたスチュアート卿(英国競馬統括機構会長)はレースで不正が行われていると確信したのだが、自分の組織の保安部から相手にされなかったため、シッドに調査を頼みたいと言う。シッドはもう探偵は止めた、関わりたくないと断ったのだが、不正を示唆する資料を押し付けられた。その翌日、スチュアート卿の変死が知らされ、シッドの心が揺れた。妻には反対されながら気になることを調べ始めたシッドは、すぐに家族が危険にさらされる事態に巻き込まれた。不正の黒幕と思われる男から卑劣な攻撃を加えられたシッドは生来の正義感と反骨精神に駆られ、捨て身の戦いを挑むことになる…。
もう最初から最後まで競馬シリーズの醍醐味に溢れ、ディック・フランシスの作品を読んでいる気持ちにさせられる。ストーリー展開、キャラクター設定、競馬界の内情など全てが文句なし。さすがシリーズの終盤の作品を父と共著してきたフェリックスである。
新シリーズは翻訳者も出版社も変わったのだが、漢字二文字のタイトル、表紙デザイン、グリーンの背表紙など、これまでのシリーズをリスペクトした姿勢も好感度大。
競馬シリーズを読んできたオールド・ファンはもちろん若い読者にもオススメしたい傑作ミステリーである。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(4pt)

孝孝

さすがDフランシスの引き継ぎ者だけあり。物語の展開もハラハラする。
覚悟 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:覚悟 (文春文庫)より
416792370X
No.6:
(4pt)

シッド・ロスが癒された

シッド・ロスの気分が癒されました。想像だに難しい暴力・脅しと陰謀。ふと、某国大統領やウクライナ、ガザを思ってしまった。パターン化しているとも言えるが、強靭な精神力と知力・体力で敢然と戦うシッドの姿に、ページをめぐる楽しさを堪能しました。
覚悟 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:覚悟 (文春文庫)より
416792370X
No.5:
(5pt)

復活⁉️

ディックフランシスファンにはたまりません…。
覚悟 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:覚悟 (文春文庫)より
416792370X
No.4:
(5pt)

フェリックス・フランシス著「覚悟」

ディック・フランシスの息子だけあって、彼の書いていたテーマや文章を踏襲したものだった。大変スリルのあるストーリーでぐいぐいとひっぱりこまれた。ぜひおすすめしたい。
覚悟 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:覚悟 (文春文庫)より
416792370X
No.3:
(3pt)

「油断」!まさか文春文庫から出版されるとは!

ハヤカワの金看板でありドル箱の「ディック・フランシス『競馬』シリーズ」は、作者の奥様、作者、訳者がお亡くなりになり、息子が共著で跡を継いだのち、単独名義になり1作だけ翻訳されました。それからはや10年以上、翻訳は音沙汰がなかったので完全にあきらめていましたが、なんと文春文庫で本作が突然登場し、しかもこれから2作も確約しています。大人の事情で「版権料の高騰」とか「書籍の売上減少」などいろいろあるとは思いますが、息子名義も全作の翻訳をお願いします。

もちろん物語は「偉大なるマンネリ」であり「英国の『高倉健』(あちらが先かも知れません)映画」「大河系サザエさん」です。ストイックで頑固なシッド・ハレーが閉鎖的な競馬界の不正を暴くことにより家族まで危険な目に遭わせてしまうのですが、耐えに耐えて最後は巨悪と対決!です。巨悪が最初から明らかにされており、その背景やキャラ立ちが弱く、肝心の八百長レースの不正をどう解決するのかは描かれていませんが、翻訳を読めただけで満足です。

作者、訳者、装丁まですべて前シリーズを踏襲していますので、まるで当時に戻ったような錯覚に陥りました。大昔に「競馬シリーズは今は読まない。老後の愉しみにとっておく。」と言っていた先輩は鬼籍に入られました。お読みになられましたか?機会があれば本作を墓前にお届けします。
覚悟 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:覚悟 (文春文庫)より
416792370X



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