祝宴
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主人公のガールフレンドはオーケストラのヴィオラ奏者。ヴィオラの奏者が活躍する小説は珍しいのではないだろうか。おまけに非常に魅力がある。ディック/フランシスは男だけではなく、女性の登場人物も魅力がある。ただしこの小説では、武装した悪人の顔をヴィオラでたたきのめして主人公を助ける。楽器がもったいない。 | ||||
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人気レストランを経営し前途有望な若きシェフ、マックス・モアトン。しかし、彼が料理を担当したレースの前夜祭で食中毒が発生し、店は閉鎖に追い込まれてしまう。さらにレース当日、パーティ会場で爆弾テロが発生し、多くの死傷者が。不審を抱いたマックスは調査を開始する…。 息子フェリックスと初の共作を果たした競馬シリーズということで期待と不安でページをめくったが、結果、一気に読了、★5つです。 これでもかと危機一髪シーンが満載でちょっと盛り上げ過ぎ? という感じがないでもないが、往年のサスペンスフルな雰囲気は健在です。 北野寿美枝の訳も菊池光のスタイルをよく踏襲していてまずは合格点です。 | ||||
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相当な競馬シリーズファンを自認し、殆どの作品は、10回以上繰り返して読んでいます。 もちろんあらすじは知っているけれど、それでも読み返すのは、毎回 自分の在り方について考えさせられるような台詞や場面に出会えて、読後「なにか大切なものをわけてもらった」ような気持ちになれるから。 でも、この作品からは、それが感じられなかった。残念なことに。 それは、作者の人格の違いから来ているとしか思えない。 (翻訳者の言葉の選択からくる雰囲気の違いもあるけれど、それだけではここまで変わらない。) 例えば、自分の料理で集団食中毒を起きたと知らさた時の主人公の態度。 (最終的には、主人公の落ち度ではなく、料理に故意に混入された毒物による中毒だと判明するのだが、それにしても、) 父フランシスの主人公の口からだったならば「絞め殺してやりたい、この女は何を考えているのだ?私が故意に食中毒を起こしたとでも?」というセリフが出るとは思わない。 その他にも、そこここに違和感を感る箇所があった。 この自信家の主人公は、もう従来の父フランシスの主人公のタイプではない。これは別の競馬シリーズだ。 次作を買う気は、今のところない。非常に残念だが。 | ||||
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前作で復活を遂げたディック・フランシスの競馬シリーズの最新作。今回は息子が共著者となっている。 前作はシド・ハレーものでとても面白かったことから、今回もつい買ってしまった。ストーリーは、単調で謎ときも主人公の恋愛もそんなばかなというくらい、一直線に進んでいく。 でも、それがディック・フランシスのよさかな。安心して読める。 | ||||
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競馬シリーズは学生の頃から30年以上にわたってすべて読んできた。自分の中では☆5つは大穴か血統だけだと未だに考えているからこの作品は☆3つとした。でも結構面白くて、2日にわたって夜更かしをしたほどだ。 このシリーズのファンの方で、この作品をまだ読んでいないという方はまずいないだろうけれど、もしいたとしたら、この作品は買っても損はない、いや買うべきですよと言いたい。フェリクス君が一緒に書いたからといって敬遠する方がいたら、それは心配御無用ですよと言いたいくらい面白かった。ならば☆4かと聞かれても、それはこのシリーズ中では違うと思う。 作品の内容については比較的詳しいあらすじを書かれている方がいるのでこれ以上は明かせないが、ストーリー自体はいつも通りに山あり谷ありが続いて最後に、今回も多少強引というか、ハリウッド映画的?な決着がつくけれど私には楽しめた。 ただ今回は、主人公が痛めつけられるのが冒頭からである。もちろん、そんな作品が以前にもあったかもしれないが全て読んだとはいえ昔のことだから忘れた。ところでヒロインの描写についてはフランシス親子のどちらにイニシアティブがあるのだろう。オヤジの方だったら面白いんだが果たしてどうなのか?それとも互いに遠慮して書いているのだろうか。その点は昔から下手というかあっさりしたものだ。濡れ場なんかはイギリス小説の場合はあまりくどくど書かないのだろうか。まあこんなもんだとは思っているが。 それから翻訳についていうと私はなかなか上手だと思う。以前の翻訳家と比較されるだろう。私は決して前翻訳者の信奉者ではない。かの著名な翻訳家でも、あれ?と思う様なところがいくつもあったような記憶もあるから、現行の方にこのまま続けて欲しいと思っている。 ただ訳者には関係のないことかもしれないが、いつも通りに最初の頁に登場人物の名前の一覧があることが不満だ。読む前からどの人物が主人公の相手になるかとか、すぐにわかってしまう様な気がして、この人物欄は興ざめする。 これは早くやめて欲しいと思っている一人だ。見るつもりがなくても、つい目がいってしまうのだから始末に悪い。早川からすれば読者サービスのつもりなんだろう。邪魔なら破り捨てるか、最初から原書で読めば済むことかもしれない。だからではないが原書も買っている。それにオーディオCDも買ったから、今晩からイギリス英語を堪能しつつ、原書で再読をしようと考えている。 | ||||
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