侵入
- 競馬 (68)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
侵入の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ディック・フランシスの競馬シリーズは、作品ごとに主人公が入れ替わるのが基本。その例外が、元チャンピオン・ジョッキーで探偵のジッド・ハーレーのシリーズ4作と、本作のプロ騎手キット・フィールディングの2作だ。 物語の設定として、競馬界のロミオとジュリエット……と説明されることが多い本作だが、主人公キットの妹がジュリエットに当たるわけで、まあ、そういうラブストーリー的な何かを期待されると外してしまうのでご注意願いたい。 本作の魅力は、ほかの競馬シリーズよりも多めの競馬シーンと、馬主である王女との心温まるやり取りだと思う。競馬シーンは、読んでいて眼前に明確な映像が浮かぶ見事な描写力で、スポーツライティングのお手本というべき完成度を誇っている。また、感じの悪い登場人物が次々と現れるなかで、王女やその運転手とのやり取りは、心からホッとさせられる。 と同時に、ヨーロッパに根強く残る階級(身分)制度が、主人公の周りに良くも悪くも関係してきて、この物語に独特の陰影を与えているように思う。 主人公が味わう屈辱感や恐怖、そしてそこから知力を尽くしての「10倍返し」、という大づかみなストーリーは、ディック・フランシスならではの安定感。それに加えて、競馬シーンでの緊張感と爽快感。ミステリの部分と競馬シーンのバランスが抜群だと思う。 競馬シリーズではどれを読もうかと迷われている方に、自信を持って勧めたい一冊だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題名が「侵入」で主人公が障害騎手。もうレースの不正に関するあれこれ色々しかないだろうと思ってたら全然違いました。並外れた面白さはないけれど、ハズレなしのその安定感はすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
障害騎手Kit Fieldingには双子の妹-Hollyがいる。 彼女は敵対する一族AlladeckのBobbyと結婚する。 そのためBobbyの父親Maynardはこの夫婦は子供と認めない。 HollyからKitは連絡を受け、この夫婦は財政的危機に陥った事を 知る。その原因は父親Maynardにあった! Kitは二人を救うため、立ち上がる。中傷記事を書いたのは地方新聞社。 真相解明を進めるうちにKitは罠にはまり、危地におちる。 ひいきのPrincessとその姪のDanielleがストーリーに花をそえる。 いつものフランシスの競馬アクションサスペンスであり、期待にそう一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
翻訳の帯に「競馬シリーズ版 ”ロミオとジュリエット” とあります。この宣伝文句で想像したよりは、ずっと面白かったです。登場人物が非常に多いです。表紙の裏の登場人物の表では、頭の中がごっちゃになるので、自分で表を造りながら読むとよいかも知れません。普通にミステリーを読むときよりは、少し読むスピードを落として、じっくり読むとおもしろさが増すと思います。ディック・フランシスのファン向けの作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
競馬と言ってバカにしてはいけません。 高級なサスペンスというかアクションというか…読み応え抜群。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|