骨折



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初公開日(参考)1977年12月
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長編小説

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骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)

1978年01月24日 骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)

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骨折の総合評価:8.86/10点レビュー 7件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(5pt)

ふた組の父子を通して、ディック・フランシスが描く人間物語

競馬シリーズ第10作で、ますます円熟味を増していくなかでの傑作。
調教師の父が交通事故で入院し、代理で厩舎を預かることになった主人公が、何者かに誘拐されるところから始まる。誘拐の目的は、その悪党の息子を有力馬に騎乗させろと脅迫することにあった。とんでもない要求で厩舎にやってきた悪党の息子だが、馬に乗せてみると意外に……という展開で物語が始まる。
これまで同様に悪党vs冷静な主人公の構図が話の本筋なのだが、悪党の息子、主人公の父親との人間関係がそれぞれ深く、ねじれて、面白いものになっている。ミステリというより、ふた組の親子の物語だ。
主人公を脅す悪党、主人公の父で頑迷な調教師、と二人の父親が出てくるが、どちらも父性を極端にデフォルメされた人物になっている。リアリティーは欠けるが、その分、本作で描こうとするテーマが明確になっていると思う。
息子には自分の思うとおりに成長してほしいと願う父親と、思い通りに成長しなかった息子を否定する父親。二人の「だめな父親」を描きながらディック・フランシスは何を伝えようとしたのか。ラストの衝撃的な結末を迎えて、主人公が悪党の息子に言葉をかける場面にすべてがあると思う。
競馬シリーズにそろそろ慣れた(3作~5作ぐらい読んだ)という方にぜひともおすすめしたい一冊だ。
骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)より
4150707111
No.6:
(3pt)

作品は最高!

とにかく誤字が多い。書籍版から読んだ者としては、電子版でこんなことをされると腹が立つ。もっとフランシスの作品を大事にしてほしい。出版社でしょ? 読みながら、50回近く、誤字を送付しました。フランシスの本だからこそ。とってもいい物語だからこそ。ここまで頑張ったのですよ。早く修正しなさい! こんな商品売ってて、恥ずかしくないの? プロの出版社として、編集者として!
骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)より
4150707111
No.5:
(5pt)

親子とは何か、正義とは何か、、 素晴らしい作品である

競馬と聞いて、顔をしかめる人もあろう。
私もその一人だった。 あの怪しげな雰囲気。

ところが、この1冊に出会い、目からうろこ。
素晴らしい人間ドラマだ。素晴らしい緊張感、そして読み終わったあとのえも言われぬ幸福感。
ここには、素晴らしいミステリとは、こういうものだという最も良き見本がある。

星5つ!なんて とんでもない。私にフランシスの魅力を知らしめた1冊。
星10個はあげたい。
骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)より
4150707111
No.4:
(3pt)

懐かしのこの一冊

昔を思い出した。懐かしかった。良い作品は何度読んでも良いと思った。
骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)より
4150707111
No.3:
(5pt)

不可能な脅迫に毅然と立ち向かう主人公

事故で入院中の父に代わり、調教厩舎の運営のピンチヒッターを務めることになったニール。慣れない仕事に戸惑いながらも実務をこなすニールだが、そこへ悪党のボス、エンソが脅迫に乗り込んできた。ダービーの有力馬と目される馬に自分の息子を騎乗させろと。不可能このうえない脅迫に毅然と立ち向かうニール、度重なる脅迫…。
 競馬シリーズのランキングでは上位に上がってこない作品だが、読ませる。父の後ろ盾のもと、厩舎に乗り込んできた息子と最初は激しく対立するニールだが、次第にお互いを認め合っていく男同志の過程が、いい。ストレートなストーリーで傑作ではないかもしれないが佳作である。
骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:骨折 (ハヤカワ・ミステリ文庫 1-11 競馬シリーズ)より
4150707111



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