強襲



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初公開日(参考)2015年01月
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長編小説

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強襲 (新・競馬シリーズ)

2015年01月24日 強襲 (新・競馬シリーズ)

ファイナンシャル・アドバイザーのフォクストンは首の骨折で引退を余儀なくされた元競馬騎手。グランドナショナル観戦に出かけたところ、彼の真横で同僚のハーブが射殺された。プロの仕業と思しき手口だが、殺される理由には皆目見当がつかない。なぜかハーブの遺言執行者に指名されていたフォクストンがクレジットカード履歴を調べると、どうやら彼はインターネットギャンブルに手を染めていたようだ。そんな折、同居する恋人の態度が急変し、別の男の存在が気にかかりはじめる。やがて投資の急な解約を迫ってきた騎手の顧客サールが何者かに襲われ、別の巨額投資に疑いを抱くロバーツ大佐は急死した。事件を追うフォクストンの元にも銃を持った暗殺者がやってくる。電話線が切断され、携帯電話も通じず、母と恋人を巻き込まざるをえない状況で―。父の死後、ひとりで書いた本作は本国でも絶賛された。フェリックス・フランシスによる新・競馬シリーズ、ここにスタート! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

強襲の総合評価:8.86/10点レビュー 7件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

予想を裏切る(笑)面白さ!

ディック・フランシスの晩年、最後の4作を共著者として支えた次男のフェリックス・フランシスが、単独長作としてスタートさせた「新・競馬シリーズ」の第一作である。大昔、ファンを興奮させたディックの衣鉢を継いだというか、出藍の誉れというか、想定以上の面白さの競馬ミステリーだ。
将来を嘱望された若手だったのに落馬事故で騎手を断念し、今はファイナンシャル・アドバイザーとして活躍する主人公・フォクストンが同僚のハーブと競馬場にいたとき、すぐ横にいたハーブが射殺された。なぜかハーブの遺言執行人に指名されていたフォクストンはハーブの遺産を整理しようとして、多数のクレジットカードを発見する。さらに、何者かに脅迫されていたことをうかがわせる紙片も見つかった。フォクストンは、ハーブ殺害の謎を解くために警察には頼らず、独自の調査を始めることになる。同じころ、フォクストンの顧客のひとりである騎手のサールが急に投資金の回収を迫ってくる。さらに、事務所の重要な顧客であるロバーツ大佐が自分の巨額投資に疑問を抱き、フォクストンに極秘調査を依頼してきた。次次に登場する謎を追い掛けるフォクストンは、ついには命まで狙われる事態になる・・・。
警察からは事件への関与を疑われ、さらには同棲する恋人との関係にも疑念を抱くようになったフォクストンが、それでも冷静沈着に絡み合った謎を解いていくさまは、まさにブリティッシュ・ハードボイルドの王道で、黄金期の競馬シリーズを彷彿とさせる。ディック・フランシスファンにはもちろん、クールなミステリーを読みたいと思っている人にもオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

今給黎哲生

ディックフランシスの大ファンで新シリーズとして今後期待します。
強襲 (新・競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:強襲 (新・競馬シリーズ)より
4781612784
No.5:
(5pt)

待っています

毎年、1年に一度のディック・フランシスを心待ちにした年月。
それに終止符がうたれた時は時は本当にショックで・・・。
でもこの「新・競馬シリーズ」の登場!
待ったかいがありました!
できれば、また1年1作を望んでしまうのは贅沢でしょうか・・・。
新作、心待ちにしています。
強襲 (新・競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:強襲 (新・競馬シリーズ)より
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No.4:
(3pt)

やっとでた!

しかし、菊地光氏が恋しい。 原作の持ち味が微妙に伝えきれてない。 あ~でも切に次作も期待してます。
強襲 (新・競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:強襲 (新・競馬シリーズ)より
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No.3:
(4pt)

フランシス家に限り二世への世襲を大歓迎!

初代、その奥様、訳者が次々とこの世を去っていき、なんとか息子さんと共同著作で数冊出版。日本の政治硬直化には反対がだ、なにがなんでもフランシス家は、「二世」が世襲して次作を!と常に期待してハヤカワ書店に定期的チェックを入れていたが、まったく広告も予告もなく、寂しい想いが募っていた。

すると!なんと別の出版社から待ちに待った新作が!ほんとうにありがとうございます!初代の次男ということなので、なるべく早いうちに三代目(初代の孫)かプロダクション・システムも視野に入れておいてください。

平和なはずの競馬場でいきなりいっしょに来た同僚が射殺される。「インターネットギャンブル」「旧知の騎手の八百長と借金」「顧客が関わっている投資」「勤務する投資事務所の誰かがかかわる不正」など伏線がこれでもか!という具合に張り巡らされるが、そこは上手に様式が世襲されているので安心。

道半ばで諦めた「ストイック」な「元騎手」が「プロの犯罪者」からなんとか身を守り、「競馬界」の人脈を生かして「身近にいる犯人」に迫り「騎手にしかできないアクション」で窮地を脱し、「職業的で人道的正義の実現」をする、という基本路線は完全に踏襲されており、なんの不安もなく結末を迎えることができます。もう、いまから次回作が楽しみでなりません。
強襲 (新・競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:強襲 (新・競馬シリーズ)より
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No.2:
(5pt)

またしばらくは楽しめそうです

もう2度と競馬シリーズの新作を読めないと思ってました。私も1970年代後半に出会って毎年新作を楽しみにしていましたが、これでしばらくは安心できます。正直、はじめにこの本の出版を聞いた時に早川書房じゃないし、耳を疑いました。それで読書後に改めて紛れもない競馬シリーズが戻ってきたことを実感しました。魅力的な主人公の人物像、こういった小説にありがちな前半の退屈さはなくって、最後まで一気に読めるストーリー展開。最後に近づくと読み終えるのがもったいないと思ってしまう感覚も思い出しました。菊池光さんが亡くなってから違う作者になったかも、と感じましたが、今回はそれも感じませんでした。次も期待しております。
強襲 (新・競馬シリーズ)Amazon書評・レビュー:強襲 (新・競馬シリーズ)より
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