ありふれた祈り

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ミステリ→

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初版刊行(参考)
種別
長編
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6,778回
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3
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13
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あらすじ

2014年12月10日 ありふれた祈り

全米4大ミステリ賞で最優秀長篇賞を独占! アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)、バリー賞、マカヴィティ賞、アンソニー賞受賞!あの夏のすべての死は、ひとりの子供の死ではじまった――。1961年、ミネソタ州の田舎町で穏やかな牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉、聡明な弟とともに暮らす13歳の少年フランク。だが、ごく平凡だった日々は、思いがけない悲劇によって一転する。家族それぞれが打ちのめされもがくうちに、フランクはそれまで知らずにいた秘密や後悔に満ちた大人の世界を垣間見るが……。少年の人生を変えた忘れがたいひと夏を描く、切なさと苦さに満ちた傑作ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作!(「BOOK」データベースより)

評判

ありふれた祈りの評価:

7.33/10点 レビュー 3件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.33pt

ありふれた祈りの総合評価:

8.58/10点 レビュー 38件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(6pt)

アメリカの田舎町

普通でした。映画になりそうな話でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.2
(7pt)

叙情派の成長小説

講談社文庫「コーク・オコナー」シリーズで知られるクルーガーのシリーズ外作品で、初めて早川のポケミスで発売され、翻訳者も従来とは異なっている。
物語の舞台はオコナー・シリーズと同じミネソタ州だが、北部の森林地帯ではなく、広大な農地が広がる南部の田舎町である。13歳の少年フランクは、牧師の父、音楽や文芸に関心が深い母、音楽の才能にあふれた優しい姉、吃音に悩む弟という家族に囲まれて幸せに暮らしていたが、同い年の少年が列車にはねられて死亡したことをきっかけに、身近な人々のさまざまな死と遭遇し、次々と現れる大人の世界の過酷な現実に否応なく向き合い、大人への階段を上ることになる。
ミステリーとしての本筋は姉の死の真相解明であり、最後の真犯人の判明にさほどの驚きはないものの破綻のない構成で十分に読ませる。だが、本書の魅力は中西部の田舎町のコミュニティの人間関係と、そこで成長する少年の感性のみずみずしさの描写の方にある。amazonのレビューでも触れられているように、トマス・H・クックやジョン・ハートに通じる叙情たっぷりな物語で、しみじみとした読後感が味わえる。
派手なアクションやサイコパスの異常な犯罪に辟易としているミステリーファンにオススメだ。

iisan
927253Y1
No.1
(9pt)

ありふれた祈りの感想

トマス・H・クックの「緋色の記憶」が好みの人にはこの本もお気に入りとなるでしょう。語り手が四十年前のひと夏の記憶を回想する形で書かれたミステリです。丹念に生活の様子や土地の風土と当事の社会情勢
などが描かれ、少年フランクの心の内や弟と過ごす田舎町の毎日が読み手の心に沁み込んで来ます。ミステリといっても、ひとつの家族の物語となっています。父と母のちょっとした感情のすれ違い。吃音で友達のいない弟。芸術家肌の母に似た
姉。ひと夏に三人の人の死に13歳の少年フランクは遭遇し、これまで知らなかった大人の世界を垣間見ることになります。他のレビューにあるとうりもうひとつの「スタンドバイ・ミー」として見る事も出来る上質な物語です。
秀逸なのはエピローグだと思います。過ぎ去ったひと夏、その時間の経過と共に去っていった人たちの様子を語りながら、フランクと弟と父が会うシーンがとても良い余韻となって物語を締めくくっています。
最後の明らかになる真実の様子も無理が無く、地方の小さな町の人間模様がきめ細かな筆致で描かれていてどの人物も確かにそこに生きていた、そう実感できるヒューマンな物語でもあります。

ニコラス刑事
25MT9OHA

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.35
(3pt)

純粋に「ミステリ」としての評価なら星2つ(ネタバレなし)

主人公が少年時代を回想する形式で、ある子供の死から物語は始まります。が、
前半ではかなりの集中力を必要とする退屈な展開が続きます。ギリ放り投げたく
なる程ではないにしても、ここで合わないと感じた方はしんどいかもしれません。

そして中盤から後半にかけて訪れるミステリ的な展開も正直イマイチです。率直
に言ってしまうと、とってつけたようなミステリ要素で強引に物語へ起伏を加え
たような印象で、そのせいで逆に小説の軸がぶれてしまっているように感じます。

喪失と再生、罪と赦しといったテーマは好みなのですが、本作ならではの何かを
汲み取ることが出来ず、また描写がくどいのも私の中ではマイナスで、米作家に
よるどこかで見たようなありふれた小説、というのが読後の素直な気持ちでした。

あらゆる面で「アメリカ」に大きく依存した内容となっているので、その歴史や
文化、宗教、田舎等に興味があり精通してる方(またはアメリカで生まれ育った
方)なら全く違った感想になりそうですが、個人的には微妙な評価の一冊でした。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4151823514
No.34
(3pt)

純粋に「ミステリ」としての評価なら星2つ(ネタバレなし)

主人公が少年時代を回想する形式で、ある子供の死から物語は始まります。が、
前半ではかなりの集中力を必要とする退屈な展開が続きます。ギリ放り投げたく
なる程ではないにしても、ここで合わないと感じた方はしんどいかもしれません。

そして中盤から後半にかけて訪れるミステリ的な展開も正直イマイチです。率直
に言ってしまうと、とってつけたようなミステリ要素で強引に物語へ起伏を加え
たような印象で、そのせいで逆に小説の軸がぶれてしまっているように感じます。

喪失と再生、罪と赦しといったテーマは好みなのですが、本作ならではの何かを
汲み取ることが出来ず、また描写がくどいのも私の中ではマイナスで、米作家に
よるどこかで見たようなありふれた小説、というのが読後の素直な気持ちでした。

あらゆる面で「アメリカ」に大きく依存した内容となっているので、その歴史や
文化、宗教、田舎等に興味があり精通してる方(またはアメリカで生まれ育った
方)なら全く違った感想になりそうですが、個人的には微妙な評価の一冊でした。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901
No.33
(5pt)

キングの「スタンドバイミー」を思い出しました

物語の舞台は、1960年代初頭のミネソタ州の田舎町です。常に穏やかで敬虔な
牧師の父ネイサン・フランクと美しく芸術家肌の母ルース、家族思いで音楽の
才能豊かな姉アリエル、吃音症はあるものの聡明な弟ジェイクと共に暮らす
13歳の少年ドラム。
しかし、平穏だった日々の暮らしは、近所に住む幼馴染のボビーが列車に轢かれて
死亡したのをきっかけに、徐々に打ち砕かれていきます。
本書は、「アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)」の「最優秀長篇賞」をはじめ、
4大ミステリ賞の最優秀長篇賞を独占し、「ミステリが読みたい! 」では第一位に輝いています。
ミネソタ州の豊かな自然と、思春期の少年ならではの豊かな感性に満ちた細やかな視点で
語られる、ある夏の物語。まるで、一遍の長編映画を目にしているかのような臨場感と
満足感を得られました。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4151823514
No.32
(5pt)

キングの「スタンドバイミー」を思い出しました

物語の舞台は、1960年代初頭のミネソタ州の田舎町です。常に穏やかで敬虔な
牧師の父ネイサン・フランクと美しく芸術家肌の母ルース、家族思いで音楽の
才能豊かな姉アリエル、吃音症はあるものの聡明な弟ジェイクと共に暮らす
13歳の少年ドラム。
しかし、平穏だった日々の暮らしは、近所に住む幼馴染のボビーが列車に轢かれて
死亡したのをきっかけに、徐々に打ち砕かれていきます。
本書は、「アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)」の「最優秀長篇賞」をはじめ、
4大ミステリ賞の最優秀長篇賞を独占し、「ミステリが読みたい! 」では第一位に輝いています。
ミネソタ州の豊かな自然と、思春期の少年ならではの豊かな感性に満ちた細やかな視点で
語られる、ある夏の物語。まるで、一遍の長編映画を目にしているかのような臨場感と
満足感を得られました。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4150018901
No.31
(4pt)

ありふれた祈り (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1961年、ミネソタ州の田舎町。13歳のフランクは、牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉や聡明な弟とともに暮らしていた。ある夏の日、思いがけない悲劇が家族を襲い穏やかだった日々は一転する。悲しみに打ちひしがれるフランクは、平凡な日常の裏に秘められていた事実を知ることになり…。
ありふれた祈り Amazon書評・レビュー: ありふれた祈りより
4151823514

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