闇の記憶



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    闇の記憶 (講談社文庫)
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    初公開日(参考)2011年06月
    分類

    長編小説

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    闇の記憶 (講談社文庫)

    2011年06月15日 闇の記憶 (講談社文庫)

    シカゴの不動産王ルイス・ジャコビの息子が惨殺死体で発見された。保留地でのカジノ経営権を巡るトラブルか?保安官に復帰したコーク・オコナーは、事件の捜査中に何者かに狙撃される。最愛の妻と子供たちにまで危険が迫り、熱い心を持つ不器用な男・コークは人生最大の窮地に。傑作ハードボイルド第5弾。アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

    闇の記憶の総合評価:9.67/10点レビュー 3件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    大成功の実験作

    保安官コーク・オコナーシリーズの最新作は、極めて大胆な実験が見事に成功した作品だ。
    実験とは、大きな一つのストーリーを二つの作品として完成させること。本作品は本作品として完全に成立しながら(読者に十分な満足を与えながら)、次作への渇望感をかきたてるラストシーンが実験の成功を物語っている。
    小説の冒頭にいきなり「結末」の章が出てくるというオープニングに意表を突かれるが、保安官に復帰したコークが偽の緊急通報に呼び出され、銃撃されるところから始まるストーリーは、さらに別の殺人事件とつながり、犯人の追跡、黒幕の追求、さらには愛妻・ジョーの過去やコークの動揺など複雑な要素が絡み合って、どんどん読者をひきつけてゆく。最終的には、捜査は「結末」を迎えるのだが、そこはまた新たな展開(次作)のスタートになっているという、複雑さ。一歩間違えれば、ミステリーとしては「トンでも本」になるところだが、さすがにクルーガー、破たんなく仕上げている。
    いつも冷静沈着で意志堅固なコークが、ジョーの過去に嫉妬したり、謎のセキュリティコンサルタントの美女に心を動かされるところが、優柔不断な凡人である私などは個人的に共感できたというのも、また一興、シリーズの新しい側面を見た印象である。

    注意:この作品の「あらすじ」は間違って、「二度死んだ少女」のものが掲載されています。

    iisan
    927253Y1
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    No.2:
    (5pt)

    正統派ハードボイルドの傑作

    シリーズものにしては品質のバラつきがなく、これまでの作品同様に楽しむことができた。 次作の”希望の記憶”が本作の後編にあたる2部構成なので、ストーリーが完結しないところが唯一もどかしい部分である。 前任保安官の不祥事によって、保安官に復帰したコークだが、次々と降りかかるトラブルに毅然として立ち向かっていく姿に勇気づけられる。 コークが担う正と悪が対峙する構図はこれまでと同じだが、悪を担うシカゴのセレブ家族が一筋縄でいかないキャラが多く、それがストーリー構成にうまくアクセントをつけている。 次作を読むのが待ちきれなくなる傑作である。
    闇の記憶 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:闇の記憶 (講談社文庫)より
    4062769530
    No.1:
    (5pt)

    ドキドキしながら読みました

    最初の5ページですぐに引き込まれました。
    いつもとは違う感じです。
    「どうした?どうなるの?」とドキドキしながら読み続けました。
    奇を衒う事の無いストーリー展開と、丁寧な登場人物の描き方に感動しました。
    そして、登場する女性がとっても格好良くて素敵です。
    主人公を助ける新しい女性も、弁護士の妻も、そして私の好きなローズ。
    クルーガーのみならず、このクルーガーの作品を訳しているのが女性だから、骨太だけれどとっても繊細で丁寧な感じを受けるのでしょうか?

    今までと違った展開になっている今回のクルーガー。
    家族を守りプライドを守る主人公のコークに、今度だけは命も守って貰いたいと思いました。

    早く12月になってほしい。
    早く続編が読みたいです。

    闇の記憶 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:闇の記憶 (講談社文庫)より
    4062769530



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