裁きの曠野



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    初公開日(参考)2012年05月
    分類

    長編小説

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    裁きの曠野 (講談社文庫)

    2012年05月15日 裁きの曠野 (講談社文庫)

    大牧場の女主人が行方不明に。遺産をめぐって長男と次男は反目、三男には知的障害がある。アメリカ的な悪を描き出すピケットシリーズ (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    裁きの曠野の総合評価:8.29/10点レビュー 7件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    ボックス氏の本はほとんど読んでいるのですが

    読み残しがあったので、随分前の本でしたが読んでみました。

    毎回思うことは、怪我が痛そう・寒そう・辛そう・・・・。
    内容としては、まあまあ面白かったのですが、突拍子のないことが多くて私的にはリアルを感じませんでした。
    次回書こうと思っている「鹿の王」の方がリアリティがあって話に引き込まれましたね。

    ボックス氏の良さは絶対に経験できないことを我がことのように想像の中で体験できて、そして主人公に共感できることだと思うのです。
    その点、この本は物足りなさを感じますが、親子の繋がりを再確認する上では重要だと思います。



    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:
    (7pt)

    痛め付けられ最後に反撃する、唐獅子牡丹のごときジョー

    ワイオミング州猟区管理官・ジョー・ピケット・シリーズの第5弾(本来は第6作だが、邦訳では第5弾)。凶悪な殺人鬼の恐怖にひとり立ち向かうジョーの孤独な戦いを描いたアクション・ミステリーである。
    ジョーの管轄地域であるトゥエルブ・スリープ郡の名門牧場の女主人が行方不明となり、残された莫大な牧場を巡って三人の兄弟がいがみ合い、街を二分する騒ぎに発展し、無関係なはずのジョー一家も巻き込まれる事態になった。さらに、過去の事件が原因でジョーに対して一方的な恨みを募らせた男が、ジョーのみならず家族をも脅迫してきた。しかも、ジョーに敵対する上司、牧場に支配された地元司法機関は全く協力しようとせず、ジョーは愛する家族を守るため、たった一人で戦うことになる。
    今回は地元を舞台にしたドメスティックな話で、ワイオミングの大自然はあるものの話のスケールは地理的な広がりより、時間軸で広がっており、これまでの作品のような社会性があるテーマではなく、複雑な人間関係が中心となっている。なので、主人公ジョーが信念を貫くために様々な困難に直面させられ、最後の最後に爆発し正義が達成されるという、正統派東映ヤクザ映画のようなテイストである。いつもはジョーに寄り添って活躍するネイトが最後の最後にしか登場しないのも、唐獅子牡丹を彷彿させる。
    シリーズ読者には必読。シリーズ未読の方には、これまでの流れを解説した巻末の「訳者あとがき」から読むことをオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (4pt)

    読ませてはくれるのだが、プロットがいまいち

    <狩猟区管理官(ジョー・ピケット)シリーズ6弾(内容紹介では5弾とあるが、後に変更)
    #1『沈黙の森』、#3『凍れる森』に関連。 #1から6年。ここに来て何が?
    ……クソ上司など以外 敵を作らないジョーに対して、恨みつらみをもつ人物が現れる。
    序盤から明らかになるが、そもそもその人物の「動機」がこじつけなので、読んでいる側の心に入りきらない。
    さらに、たまたま同時期に発生した 全く無関係な町の有力者一家のお家騒動と絡めるところも不自然。それはそれ、これはこれだろう、と、ここにもこじつけ感が残った。
    ページをめくる手はいつも通り快調に進み退屈しないのだが、シリーズの中ではちょっと残念に感じた一作。
    裁きの曠野 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:裁きの曠野 (講談社文庫)より
    4062772574
    No.4:
    (5pt)

    綺麗な本でした。

    安い本でしたので届くまで心配でしたが綺麗でしかもお気に入りのシリーズなので楽しみながら読みました!
    裁きの曠野 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:裁きの曠野 (講談社文庫)より
    4062772574
    No.3:
    (5pt)

    一気読みしました

    あらゆる困難に打ち勝って最後は主人公が逆転勝利することがわかっているこのシリーズ。
     スーパーマンのようなネイトが味方になってからは、汚れ役と守り役が彼に振り当てられ、少し影が薄くなった感がありましたが、本作ではネイトの役割は控えめです。
     ラストはいつものジョー・ピケットらしからぬ気がしましたが、読み始めたら止まらない面白さは変わりませんでした。
    裁きの曠野 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:裁きの曠野 (講談社文庫)より
    4062772574
    No.2:
    (3pt)

    今回は「タイトル」負け?

    どうです、この邦題!!!
    すばらしいですよねっ。「荒野」じゃないんですよ、「曠野」ですよっ!!
    この絶妙な漢字選びで、この邦題だけで、もはや星4つは確実! ・・・と思って読みはじめたのですが。
    なんとなんと、C.J.ボックスらしくない繊細さに欠ける文章があったり、どう考えても描き込みの足りない主要登場人物がいたり、完成度はいままででいちばん低いといわざるをえません。
    なので、辛口です。

    今回のジョー・ピケットはまさに四面楚歌。
    前作でやっつけたかに思えたやつがゾンビのように復活して目の前にたちはだかったりして、仕事関係のリレーションシップに味方なし! の状態は読んでる方もなかりの苦痛です。
    稀代のぼやっきーヒーロー、ヴァランダー刑事といい勝負な、

    「もう、オレ、こんな仕事辞めたいよ・・・」

    的なとほほな展開がせつないです。
    物語の柱は2本。
    迷惑な3兄弟の遺産争いと、勘違いで逆恨みの暗殺者。
    ピケット一家を脅かす魔の手に翻弄され、アメリカいちまっすぐな男ジョー・ピケット満身創痍でむかえる終盤!!
    都合のよすぎる援軍登場と、大雑把な「リセット方式」の決着のつけ方がC.J.ボックスらしくなく、ラストに至っては、

    「ああ、実はもう終わりにしたかったのね、このシリーズ・・・」

    と納得してしまったくらい。
    なのに終わりでなかったなんて(笑)!
    この意表をつくユニークさがC.J.ボックス?
    次作まで待ちきれないです。
    裁きの曠野 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:裁きの曠野 (講談社文庫)より
    4062772574
    No.1:
    (5pt)

    三代目の呪い

    個人的には『三代目の呪い』に深く納得し、また「アメリカでもそう言うんだ」と驚きました。
    私は田舎では苗字ではなく「○○の△△ちゃん」と屋号で呼ばれ育ちましたが、私を育ててくれた祖父はまさにその三代目。「三代目はしんしょうを潰す」「あんたのじいちゃんが家をつぶした」と言われておりました。

    そんな事を思い出しながら読み進むと、アメリカでも田舎は有って(当たり前ですが)、主人公のジョーが住む所が田舎で、彼の家族は新参者で・・・・と、また違った思い入れをしながら読みました。

    今回は、とんでもない所からとんでもない復讐者がやってきます。
    後半に「そうだったのか!!」と唸らせられます。
    いつものように、ハラハラドキドキしながら物語の中に引き込まれます。
    そして、とうとう彼はやってしまいます。
    でも妻が偉い。
    そして長女のシェリダンは成長しました。
    これからまた、波乱万丈が予想される展開。
    次回がとっても楽しみです。
    裁きの曠野 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:裁きの曠野 (講談社文庫)より
    4062772574



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