血の咆哮



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    初公開日(参考)2014年04月
    分類

    長編小説

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    血の咆哮 (講談社文庫)

    2014年04月15日 血の咆哮 (講談社文庫)

    まだ見ぬ息子を捜してほしい―老まじない師がコークに語ったのは70年以上前の驚愕の物語。農場からの脱走、差別的な白人との仕事、初めての恋。捜し出した息子は大企業を作り上げた伝説の人物だった。家族を思い友を敬う男たちの清貧さと強欲な人間たちの陰謀。アンソニー賞ノミネート/ディリス賞受賞。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    血の咆哮の総合評価:8.91/10点レビュー 11件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
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    (8pt)

    厳しくて味わい深い、ミネソタの大地のハードボイルド

    ミネソタの保安官、コーク・オコナーシリーズの第7作。もっとも、本作ではコークは保安官を辞めて私立探偵のライセンスを取っているので、私立探偵コークシリーズと呼ぶべきかもしれないが。
    今回は、これまでシリーズの重要なサブキャラクターを務めてきた、オジブワ族のまじない師メルーが病に倒れ、いまわの際の願いとして「まだ見ぬ息子を探して欲しい」と依頼するのが、メインストーリー。70年以上前に、生まれる前に別れた息子が、カナダのオンタリオ州にいるらしい。手がかりは、年齢、母親の名前、母親の写真が入った金時計だけだという。コークは、メルーの話に合致する男を探し出すが、その男はカナダ有数の大企業を育て上げ、現在は社会的なつながりを一切断って隠遁生活を送っている奇人だという。コークはメルーの願いに応えるために単身カナダに乗り込むが・・・。
    メルーは、なぜ、今ごろになって息子に会いたがるのか? メルーと息子の間には、どんな事情があったのか? メルーがコークに語ったのは、70年前のインディアンが置かれていた過酷な社会状況だった。
    さらに、家族を再建するために保安官を辞めたコークだったが、現実の家庭は彼が夢見たような平穏無事なものではなかった。
    物語は三部構成になっており、全体を貫くテーマとして家族とは、父親とは何かという問いが設定されている。家族思いでありながら武骨な中年男コークの不器用で懐の深い生き方が、ミネソタからカナダまで広がる厳しくて優しい大自然の情景と相まって、厳しくても清々しい共感を呼び起こす。
    シリーズファンはもちろん、初読の人にもオススメだ。

    iisan
    927253Y1
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    No.10:
    (5pt)

    9作目の衝撃展開、乞う続刊

    9作目Heaven's Keepで衝撃の展開をするらしい。ぜひ読みたいので続きを出してください。
    血の咆哮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:血の咆哮 (講談社文庫)より
    4062778157
    No.9:
    (4pt)

    男の子は犬を飼いましょう

    1920年代の白人はインディアンを不能だと決めつけていたのか、マリアのおやじも若い男女を二人っきりにして金堀りに行ってはいけません。当然起こりうることが起こってややこしい事態へと発展しちゃうのです。生まれたときから老まじない師とばかり思ってたヘンリーにも若き日はちゃんと性欲があったのは微笑ましい。
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    4062778157
    No.8:
    (5pt)

    講談社文庫様お願い!

    ミステリーではありますが、それだけではない深い家族のストーリー。コークシリーズはいつもそうですが、謎解き以上に読後にたくさんのことを考えるし、ずっと後を引くほど想像の世界に美しい情景が浮かんで消えない。
    新刊を待ち望んで早、4年が過ぎました。もしかして打ち切り?なぜでしょうか??こんなに美しく面白く深い人間愛に満ちたミステリーはなかなか見当たらないのに。。新刊発行を切に希望します。
    血の咆哮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:血の咆哮 (講談社文庫)より
    4062778157
    No.7:
    (5pt)

    早く次を刊行してください

    このシリーズは最高に面白い。
    「ジョー・ピケット」シリーズは毎年刊行されているが、このシリーズは3年以上刊行されていない。両方とも面白いが、このシリーズがやや上かな。
     トリンキー・ポラードは死なせなくても良かったのに、シャノーが哀れだ。
    血の咆哮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:血の咆哮 (講談社文庫)より
    4062778157
    No.6:
    (4pt)

    アメリカ大陸の先住民の歴史・・・・

    私が最近北欧ミステリーに魅せられているのは
    普段知ることのなかなかない、北欧の人々の生活や歴史を
    物語の端々から垣間見ることができるからです。
    久しぶりに手に取ったこのコーク氏の物語は
    アメリカ大陸先住民とその子孫の人々の物語が
    根底に流れていて、とても興味深く読んでいます。

    今回の物語は、まじない師「メルー」氏の
    若き日々が延々と語られます。

    他の方も書いていますが、たしかにミステリーとしての要素は??
    しかしながら、私の読後感はとても満足したものでした。
    血の咆哮 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:血の咆哮 (講談社文庫)より
    4062778157



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