アンソニー賞(長編賞)

丸一年、わたしには一人の依頼人もいなかった。

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。

美味しいビストロと居心地のいいB&Bで休暇を過ごすためにスリー・パインズ村にやってきた占い師ジャンヌ。

それはありふれた自動車事故だった。加害者の中年女がこう言うまでは。

まだ見ぬ息子を捜してほしい―老まじない師がコークに語ったのは70年以上前の驚愕の物語。

17年前の吹雪の夜、雪におおわれた放牧地で若い娘の全裸死体が発見された。

シカゴの不動産王ルイス・ジャコビの息子が惨殺死体で発見された。

高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。

近所に住む8歳の少女が失踪し、ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれないという不安。

卒業式を目前にひかえた朝、グレンデール高校に銃声が響く。

行方不明になった女子高校生の捜索に加わった元保安官コークは、吹雪に行く手を阻まれるが、不思議な影に助けられる。

酒のせいで親友を亡くし、アイルランドを離れていた私立探偵ジャックが帰郷した。

裕福な毛皮商ルービンの美しい妻ナタリーは幼い子供たちと一緒に突然行方不明になった。

オレンジ出荷工場の廃屋で、首を切り落とされて殺害されたジャニル。

灼熱の太陽の下、放置された赤ん坊に出会った二人の少女。乳母車はしだいに熱を帯びるが、家族の姿はどこにも見あたらない。

精神を病んだ犯罪者のための病院で女性患者が謎のメッセージを残し、姿を消した。

丘陵地帯の奥深く、犬が咥えてきたのは少年の骨だった―20年前に殺された少年の無念をはらすべく、ハリウッド署の刑事ハリー・ボッシュは調査を始めた。

家族のいないワシントンの探偵デレク・ストレンジにとって、少年フットボール・チームのコーチをすることは生きがいだった。

11月の深夜、警察署へ呼び出された私立探偵ビル・スミスは、甥のゲイリーと思わぬ再会を果たす。

境遇を越えて友情を育んできた、ショーン、ジミー、デイヴ。

子供二人とともに船旅を終えた裕福な実業家が惨殺された。

謎のメールを解読して妻のエリザベスが生きていることを確信したベックは、彼女の居場所の手がかりを探し求める。

兄にかかった冤罪は、連続殺人の序章だった パートタイムの大学教授にして駆け出し探偵のトレス・ナヴァー。

ニューヨークの私立探偵リディアと相棒のビルは、仕事で香港を訪れていた。

1963年冬、イギリスのダービーシャー州の寒村から、13歳の少女アリスン・カーターが消えた。

80歳を過ぎた今、70年前の夏の出来事を思い出す―11歳のぼくは暗い森に迷い込んだ。

サンフランシスコの私立探偵シャロン・マコーンは、父の死をきっかけに自分が養子だったことを知ってしまう。

猛暑に焼かれる夏の盛り、干上がった貯水池から、半世紀前に沈められた村があらわれる。

時は一九二一年、イングランドの美しい田園で起きた猟奇殺人事件。

エドガー賞（MWA最優秀長編賞）受賞 怒濤の傑作サスペンス！ 連続殺人犯とともに遺体捜索隊に同行した女性記者ケリー。

大好評＜ステファニー・プラム・シリーズ＞待望の第五弾！ ケチなくせに女癖の悪いフレッドおじさんが行方不明となり、ステファニーの家族は大騒ぎ。