女たちの真実



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初公開日(参考)2008年01月
分類

長編小説

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女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2008年01月31日 女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

それはありふれた自動車事故だった。加害者の中年女がこう言うまでは。「わたしはベサニー姉妹なの」―30年前、15歳の姉と11歳の妹が忽然と消えた。警察の捜査もむなしく姉妹は見つからず、事件は忘れ去られた―この女は主張どおり行方不明の姉妹の一人なのか?だとしたらいま名乗り出た真意は?不可解な証言の中からやがて哀しくも恐ろしい事実が明らかに…華々しい受賞歴を誇る著者による女たちの秘密の物語。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

女たちの真実の総合評価:7.00/10点レビュー 3件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

ミステリーの定番のような仕上がり

こういう感じ好きです。
定番のような流れと、そしてちょっとしたハプニング。
ラノベというほどの軽々しさがなく、重厚というほど重くもなく。
さらりと読めます。

リップマン氏の他の小説を読んでみたい!と、思わせた作品でした。


ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(4pt)

物語にどっぷりとはまった。

「あの日少女たちは赤ん坊を殺した」、「永遠の三人」を読んだあとにこの本を読んだ。
3作の中で一番この作品が面白かったかもしれない。
他2作に比べて読みやすく、すぐに物語に引き込まれた。
断片的ではあるが、姉妹の一人が過ごしてきたであろう暮らしが少しずつ描かれてゆく。

終盤では、もうすぐクライマックスになるが、一体どうなって終わるんだろうとハラハラしながら読んでいた。
驚きと悲しみ。
読み終えたあとは、そうかそうだったのかとしばらく余韻に浸っていた。

さまざまな賞を受賞していることもあるならか、やっぱりこの方の作品は面白い。

「あの日少女たちは赤ん坊を殺した」に出てくるインファンテ刑事、レンハート、そして出産を終えたナンシー、弁護士のグロリア・ブスタマンテも出てくる。
それぞれの人物像がより鮮明にイメージできてなおさら面白く感じられた。
インファンテ刑事は相変わらず…なところもあったりして。
個人的にこの刑事が好き。

またローラリップマンのノンシリーズ作品を読みたい。
女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151716602
No.1:
(3pt)

「家族とは」、「生きるとは」、「愛とは」

MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞をはじめ、ミステリー関係の賞の12冠にかがやくローラ・リップマンのサスペンス長編である。

舞台は著者であるリップマンのフランチャイズでもあるメリーランド州ボルチモア。自動車の当て逃げ事故で捕まった女性が、「わたしは30年前に行方不明になった姉妹の、当時11才だった妹の方だ。」と告白するところからはじまる。確かに1975年に、サニーとヘザーのベサニー姉妹が、週末のショッピングモールで行方不明となり、事件は未解決のまま迷宮入りとなっていた。果たしてその女性は本当にヘザー・ベサニーなのか。だとしたら今まで30年間どうしていたのか。なぜ今頃になって名乗り出たのか。

ストーリーは、もろもろの謎を捜査するインファンテ刑事らを中心とした部と、事件発生と、子どもを失った両親や、どうやらヘザーらしい女性の失踪後の行動を綴った、1975年、1976年、1983年、1989年の部とが交互に描かれる。それらを読み進んでいってもいっても謎は深まるばかりでいっこうに物語の落ち着く先は分からない。そして、終末近くになって、ヘザーの母親がメキシコからやってきて、思いもかけぬどんでん返しが用意されていた。

私は、本書を謎解きが主体のパズラーのように、早く真相が知りたくて読み進んでいったが、読み終えて思うことは、確かに謎解きのスリルはあるものの、この長い物語のほんとうの主旨は、「家族とは」、「生きるとは」、そして「愛とは」どういうことなのかをひとりの女性を通してじっくり読者に訴えかけることだったのではないだろうかということである。
女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151716602



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