半身
- オカルトミステリ (82)
- サマセット・モーム賞受賞 (1)
- 百合 (27)
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荊の城に続き。 最後まで結末が分からず楽しめました、 なんとも言えないせつなさが残る。 | ||||
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中村有希さんの翻訳は人物が言いたいと思ったことを率直に伝えられる執筆力をお持ちで、それは少女の放つ言葉や目上の大人が言うことのどちらに限っても言えることであり、物語を進行させる登場人物たちを残酷にも美しくにも想像できる。 以上のことを踏まえたうえで改めて読み返してみると、ページを繰るたびに本に刻まれた人生がわたしの顔を覆い隠して、圧倒させられるのを感じます。 | ||||
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面白かったです。終盤に来て、あ、あれはそういうことだったのか、と前を見返したくなるので、その際、電子版はちょっと不便だなと思いました。 | ||||
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霊媒師の囚人であるシライナが主人公のマーガレットを誘導していく様は心理学を囓っている身としてはとても魅力的でした。 彼女は相手の悩みを正確に読み取る能力──所謂認知的共感に長けており、それを駆使して高レベルな死人の物真似を駆使する等、人を洗脳する才能を持っています。 この小説は、サイコパス(精神病質)や行動心理学等を知る上で貴重な一冊になるでしょう。 余談ですが、PSYCHO-PASSという作品で慎導灼というキャラクターがいるのですが、彼のファンにもこの小説を読んでいただきたいです。 | ||||
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19世紀のイギリス、裕福だけど閉塞感に押しつぶされそうな、29歳未婚の「老嬢」が主人公。 彼女の日記と、彼女がミルバンク牢獄で出会った一人の女囚の日記で話が進められていく。 日記だから、完全に主観的なものであり、事の真偽はわからないまま話が進む。 驚愕のラスト・・・と謳われた小説だから、そのつもりで読んでしまうことを差し引いても、なかなかの結末であった。 ただ、主人公マーガレットの置かれた状況が、裕福で恵まれた環境でありながらも、余りにも孤独で、惨めであるため、気持ちよく読めるものではなかった。 重く、苦しく、閉塞感に満ちた主人公の日々を、ロンドンのジメジメした気候が、容赦無く包み込んでくる。 ああ、しんど。 霊媒なんちゅうものを全く信じていない私からすると、霊に関する全てに決着をつけて欲しかった気がする。 まあ、これは本筋ではないから仕方がないのだけど。 離れ離れになった己の半身を探し求める話は、ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのオリジン・オブ・ラブを思い出してしまった。 | ||||
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