氷の闇を越えて
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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あの傑作「解錠師」のスティーヴ・ハミルトンのデビュー作。「私立探偵になりたくなかった私立探偵」シリーズとして、現在までに10冊が刊行されている(日本語訳は1~3作が既刊)らしいが、日本では2000年に出版され一度絶版になっていたものが、「解錠師」のヒットを受けて新版として再登場したといういわくつきの作品だ。 | ||||
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『解錠師』がとてもよかったので、この私立探偵のシリーズも手にとってみたのですが、こちらの方はちょっとしっくりこない終わり方でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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私個人の感じ方でしかないので、直接手に取って確かめられる方はどうぞ。 | ||||
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地味な地方の町でも探偵が活躍できる事件があるものだ。まず、そんな感想を抱かせる。 金持ち一族、弁護士、警察、カジノ。その間を主人公がトラックで走り回る。犯人は遠い監獄に収監されているはずなのに、事件は続く。途中から不可能な犯人をめぐるミステリ要素が強くなって、意外な結末へ。この設定が凄く面白くて、上出来なミステリ、意欲的なデビュー作だと思った。 モノローグのハードボイルドミステリだと、探偵のキメ台詞がつきものだ(と私は思う)。主人公アレックス・マクナイトの場合は。何度か登場した「話せば長い」というセリフがお似合いな気がする。原語での表現が気になるところだ。 | ||||
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半ばで誰が犯人(または一味)かわかってしまう。 撃たれた経験の克服も、一般人は打たれて経験がなにkいので共鳴しにくい。 主人公の倫理的な姿もかかれていないので共鳴しにくい。 ラストを見て、これで終りか!と驚愕した。 | ||||
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異常者に撃たれて警察を辞めた主人公が計略にはまって大変な目にあいます。 で、事件は解決されて主人公は復讐を誓ってお話は終わりました。 うん、普通ですねえ。 ハラハラ、ドキドキ、どんでん返し、捻りのきいたプロット、など特に目立った 点はありません。主人公はヒーロータイプでもなく、ちょっと頼りないところもあります。 撃たれたことがトラウマになっていて、脆弱な面があって少々、物足りません。 何より、犯人が容易に推測できてる点も残念でした。 でもね、相変わらず状況説明と会話のバランスが巧みなところは見事です。 バランスが良いんですね。 解錠師とどうしても比較してしまう訳ですが、本作は邦題が稚拙でストーリー が凡庸で★3つでした。 | ||||
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評者は、スティーヴ・ハミルトンの作品を初めて読んだのが『解錠師』であったが、結構楽しめたので著者の処女作である本書を読んでみた。 この『氷の闇を越えて』という作品で著者が多くの賞を受賞し、大型新人登場と喧伝されたようである。 著者は、本書の主人公アレックス・マクナイトという新しい探偵像を描くことにより、読者がマッチョなヒーロー探偵の登場を期待するのを裏切るという裏ワザで作家として登場したのに成功したようである。 凶弾に倒れ、九死に一生を得て警察を退職したアレックスという男の恐怖や優柔不断さを見事に描いていることに異論はない。 また、ストーリー展開も無駄があるようでもそれなりにプロットを正確に組み立てている手腕は、新人らしからぬ巧みさだと思えた。 が、評者は、この後二冊翻訳刊行されている探偵アレックスシリーズを読む気にはならないのである。(これは好みの問題だから仕方ない) 評者が先に読んだ『開錠師』こそ著者の才能が生かされるジャンルではないかと思ってしまったのである。 本書は、残念ながら『開錠師』以上の作品とはどうしても思えなかった。 | ||||
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