ローラ・フェイとの最後の会話
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登場する人が限られている場合、その人たちに魅力があるかないかでミステリーの面白さが決まると思うのです。 | ||||
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もともと重い作品が多いトマス・H・クックだが、これは今まで以上に暗うつな気分にさせられる作品だった。ミステリーというよりは日本の私小説みたいな、徹底的に内向きのお話しで、通常のミステリーを読むようなカタルシスは味わえなかった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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久しぶりに 最後の最後で、ジワリときてしまった。 クックの作品は これまでも、読後にいろいろ感じ思わされ思い出されてきた。 時にふと、どうしてこんなことまで書いてあるんだろう?どうしてこんなことまで読まなければならないんだろうと思ってしまうことがある。 しかしそれは全て最後のページのためにあった。 今回も それは同じだった。 読み手の経験や感性で、この物語への触れ方は大きく違うのかもしれない。 自分は 懐かしく悔しく悲しく嬉しく自分自身を時に振り替えるように、読ませてもらった。 クックファンの一人。 | ||||
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大きな野心から生まれ育った小さな町を憎み、故郷を捨てた青年ルーク。20年後、夢破れて二流の学者となり、講演でセントルイスを訪れた。会場で再会したのは……ローラ・フェイ。かつてあの町でルークの家族に起きた悲劇の引き金になった女性だった。彼は彼女に誘われ、昔を語り合う。「あなたも故郷を想い出すことがあるのかしら?」その会話は、ルークをゆっくり導いてゆく。知りえなかった女の過去と驚愕の真実に…… 。 | ||||
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トマス H.クックの本が大好きです。 この本も楽しめましたが、少しだけ薄っぺらく感じました。 | ||||
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どんどん読める、面白い、とはお世辞にもいえない。 でも、この作者だから読んでみる。 でもこの作者のものとしては抜きん出てはいないかも。 | ||||
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くすんだ片田舎、理解不能の父親、それらを嫌い野心を持って故郷を出た。けれども、今はぱっとしない。 この物語の主人公はそういった人物です。彼の上京の少し前、その家庭と田舎町でおこった殺人事件の真相を紐解いていくのがこの物語です。 事件に深く関わる謎の女ローラ・フェイとのたわいない会話、青春時代の回想などを交えながら展開していくのですが、たわいないのに、ものすごい緊迫感があり、ぐいぐいと引き込まれます。最近ミステリを読み始めたので、この作者の本は初めて読むのですが、巨匠と呼ばれるのもうなずけます。 親といまいち心が通じ合わない、地元が好きになれない、私にもそういう部分があるので、自然に共感し、読み進めることができました。 きちんとミステリの構成で、心の傷を埋めていくような、すばらしいエモーションを得られます。 普段、実家によりつかないタイプの方は、きっと楽しめると思いますよ。 | ||||
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