ローラ・フェイとの最後の会話



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    初公開日(参考)2011年10月
    分類

    長編小説

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    ローラ・フェイとの最後の会話

    2011年10月07日 ローラ・フェイとの最後の会話

    講演のためにセントルイスを訪れた歴史学者ルーク。しかし、会場には、再会するとは夢にも思わなかった人物が待ち受けていた。その名はローラ・フェイ・ギルロイ。20年前、遠い故郷でルークの家族に起きた悲劇のきっかけとなった女性だ。なぜいま会いに来たのか? ルークは疑念を抱きつつも、彼女とホテルのラウンジで話すことにした。だが、酒のグラス越しに交わされた会話は、ルークの現在を揺り動かし、過去さえも覆していく……。謎めいたローラ・フェイの言葉が導く驚愕の真実とは? 巨匠の新たなる代表作、登場。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    ローラ・フェイとの最後の会話の総合評価:8.63/10点レビュー 16件。Cランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    登場人物が魅力的かどうか。

    登場する人が限られている場合、その人たちに魅力があるかないかでミステリーの面白さが決まると思うのです。
    今回「ローラ・フェイとの最後の会話」は失敗作なのでは。

    この先に何かがあるかもと期待しながら読んでいきましたが、最後までその「何か」は見つかりませんでした。
    「記憶シリーズ」は面白かったのに、これが同じ作者だと考えられないくらいです。


    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    ミステリーなのか?

    もともと重い作品が多いトマス・H・クックだが、これは今まで以上に暗うつな気分にさせられる作品だった。ミステリーというよりは日本の私小説みたいな、徹底的に内向きのお話しで、通常のミステリーを読むようなカタルシスは味わえなかった。
    最初から最後までホテルのラウンジでの二人の会話に終始し、現在と過去を行き来するだけの静かな物語。しかも、過去の出来事をいろいろな側面から見直してゆく(そこに、二転三転する真実が見えてくるのではあるが)だけなので、まるで老人のモノローグを聞いているような静けさで、ストーリーが展開されて行く。過去の事件の真実が明らかにされるという意味ではミステリー作品であるが、明かされるのは殺人事件の謎ではなく、その事件を巡る人物達の心模様である。これは果たして、ミステリー作品なのか?
    好き嫌いがかなり分かれる作品だろう。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.14:
    (5pt)

    クック作品のいつもの読後の余韻

    久しぶりに 最後の最後で、ジワリときてしまった。
    クックの作品は これまでも、読後にいろいろ感じ思わされ思い出されてきた。
    時にふと、どうしてこんなことまで書いてあるんだろう?どうしてこんなことまで読まなければならないんだろうと思ってしまうことがある。
    しかしそれは全て最後のページのためにあった。
    今回も それは同じだった。
    読み手の経験や感性で、この物語への触れ方は大きく違うのかもしれない。
    自分は 懐かしく悔しく悲しく嬉しく自分自身を時に振り替えるように、読ませてもらった。
    クックファンの一人。
    ローラ・フェイとの最後の会話Amazon書評・レビュー:ローラ・フェイとの最後の会話より
    4150018529
    No.13:
    (5pt)

    ローラ・フェイとの最後の会話

    大きな野心から生まれ育った小さな町を憎み、故郷を捨てた青年ルーク。20年後、夢破れて二流の学者となり、講演でセントルイスを訪れた。会場で再会したのは……ローラ・フェイ。かつてあの町でルークの家族に起きた悲劇の引き金になった女性だった。彼は彼女に誘われ、昔を語り合う。「あなたも故郷を想い出すことがあるのかしら?」その会話は、ルークをゆっくり導いてゆく。知りえなかった女の過去と驚愕の真実に…… 。
    ローラ・フェイとの最後の会話Amazon書評・レビュー:ローラ・フェイとの最後の会話より
    4150018529
    No.12:
    (4pt)

    おもしろい

    トマス H.クックの本が大好きです。
    この本も楽しめましたが、少しだけ薄っぺらく感じました。
    ローラ・フェイとの最後の会話Amazon書評・レビュー:ローラ・フェイとの最後の会話より
    4150018529
    No.11:
    (3pt)

    おもしろいというのかな

    どんどん読める、面白い、とはお世辞にもいえない。
    でも、この作者だから読んでみる。
    でもこの作者のものとしては抜きん出てはいないかも。
    ローラ・フェイとの最後の会話Amazon書評・レビュー:ローラ・フェイとの最後の会話より
    4150018529
    No.10:
    (5pt)

    圧倒の筆致

    くすんだ片田舎、理解不能の父親、それらを嫌い野心を持って故郷を出た。けれども、今はぱっとしない。
    この物語の主人公はそういった人物です。彼の上京の少し前、その家庭と田舎町でおこった殺人事件の真相を紐解いていくのがこの物語です。
    事件に深く関わる謎の女ローラ・フェイとのたわいない会話、青春時代の回想などを交えながら展開していくのですが、たわいないのに、ものすごい緊迫感があり、ぐいぐいと引き込まれます。最近ミステリを読み始めたので、この作者の本は初めて読むのですが、巨匠と呼ばれるのもうなずけます。
    親といまいち心が通じ合わない、地元が好きになれない、私にもそういう部分があるので、自然に共感し、読み進めることができました。
    きちんとミステリの構成で、心の傷を埋めていくような、すばらしいエモーションを得られます。
    普段、実家によりつかないタイプの方は、きっと楽しめると思いますよ。
    ローラ・フェイとの最後の会話Amazon書評・レビュー:ローラ・フェイとの最後の会話より
    4150018529



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