喪失



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初公開日(参考)2012年12月
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長編小説

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喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕

2012年12月07日 喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕

【アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞受賞! 】 当初は単純な窃盗と思われたカージャック事件。だが強奪された車の後部座席に乗っていたはずの少女はいっこうに発見されない。捜査の指揮を執るキャフェリー警部の胸中に不安の雲が湧きだしたとき、今回とよく似た手口の事件が過去にも発生していたことが判明した。犯人の狙いは車ではなく、少女だったのか! 事件の様相は一変し、捜査に総力が注がれる。だが姿なき犯人は、焦燥にかられる警察に、そして被害者の家族に、次々と卑劣きわまる挑発を……屈指の実力派が、MWA賞最優秀長篇賞の栄誉を射止めた力作 出版社からのコメント 2012年のエドガー賞受賞作。ということは、同じく候補だった『容疑者Xの献身』を打破した作品だということです。東野さんよりすごいミステリかどうか、ぜひ読んでみてください。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

喪失の総合評価:8.00/10点レビュー 19件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

個性的な捜査官

話が進むうちに、主人公のイメージが段々捉えられるようになっていきます。
「喪失」の捜査官(主人公)の印象は俳優のハーヴェイカイテル.
先週読んだ「レッドドラゴン」の映画版に出ていたハーヴェイがピッタリでした。

小説の内容は最後に近付くにつれて多少尻すぼみ?的な点がありますが
まーこれはこれとしても、警察内部が詳しく書かれてあり、その点が面白かったですね。

この作者の作品は、単にストーリーを追うよりも、緻密に書かれている知識や
今まで知らなかったことを学習辞典のように教えてくれる・・・
そういうミステリーも「アリ!」かもしれません。
もっと男性を主人公にした小説を書いて欲しいなあ~。




ももか
3UKDKR1P
No.2:
(1pt)

喪失の感想

なぜだろう、全然 頭に入ってこなかった。英文を翻訳すると、こんなに読みにくい文章になるんですか?心の中の声の描写がやたらと長いのも、読んでてつまらなかった1つ。展開のテンポが遅い。だらだら長い。読書大好きな私が、珍しく挫折した作品となりました。

まめしば
LK69ZVRP
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

喪失の感想

エドガー賞を『容疑者Xの献身』に勝った作品と言うことで、期待度も高く読みました。
順番としてはシリーズの5作目だそうですが、人物描写は巧みで緊迫感もあり非常に面白かったと思います。

西洋の作品を読んでいると、警察の組織の違いとかがわかって面白いと同時に違和感もありますね。日本なら速攻で誘拐事件となり一気に大掛かりな捜査になるだろうと言うような始まりなのですが、イギリスでは違うのでしょうね。最初はなかなか進展もなく警部の苛立ちがそのまま伝わってきます。容疑者が浮上したあたりからは読むのをやめることができなくなりました。

惜しむらくはできることなら1作目から順番に出版して欲しかったなと。これだけ読んでもキャフェリー警部の過去やなんかはある程度わかるのですが、フリー・マーリーやウォーキングマンとの関係が少し唐突過ぎて分かりづらい。1,2作目は出版されているそうですが、3,4を飛ばしての『喪失』なので、できれば出そろった時にもう一度読んでみたいと思います。
シリーズ物は、主人公がどんな変化をしていくのかと言うのも楽しみの一つだと思うので。

たこやき
VQDQXTP1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(3pt)

刑事のカンが鋭すぎないか?

カージャック事件が発生。犯人は後部座席に子供が乗車していることを知らずに車を奪う。カージャックの場合、車内に人が残されていると犯人は直ちに車を放棄する傾向だが、この犯人は子供をまだ解放しない。主人公の警部は子供の行方を探るが杳としてつかめない。そんな中、過去にも同じ手口のカージャック未遂事件があったことが判明。そして第二の子供連れ去りが発生する…
キャフェリー警部の連作シリーズの3作目だそうです。前2作を未読でも充分楽しめます。
見つからない子供、全く見えない糸口、犯人からの挑発、自分達で犯人捜しを始める被害者家族。
全体の3/4位から犯人が判明しますが、無事逮捕されるのか、新たな被害者が増えるのか、まさにスリリングな展開が続きページをめくる手がとまりません。読者を楽しませる点としては★5つです。
しかし個人的に嫌悪点があったのでマイナス1、疑問点にマイナス1で合計★3つです。
・嫌悪点
被害者家族の被害者面に嫌気がさしました(すみません)。立入禁止テープを勝手に越えてはアカンでしょ。犯人からの情報を警察に隠したらアカンでしょ。
・疑問点
刑事のカンが鋭すぎませんか?何故、縁もゆかりもない場所を「何か臭う」だけで捜査して見事的中させるんですか。
私の読み込み不足かもしれませんが、捜査場所の決定がそれだけの描写だった気がします。
刑事のカンでまとめるには強引すぎる印象でした。
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669
No.15:
(4pt)

サスペンスとしては良く出来ている秀作

カージャック事件が起きて警察が捜査を開始するが・・・というお話。
最初は直ぐに解決するかにみえた誘拐事件が込み入った様相を呈していき・・・・という展開のサイコ・スリラー風の作品でした。やがて同じ様な事件が過去にも起きていたことが判り、警察の苦闘が始まる・・・という展開は有体に言えばありきたりではありますが、著者の筆力のなせる業か、ぐいぐい読ませてくれます。
キャラクター造形にも生彩があり、登場人物全員が役割以上の存在感を見せてやはり著者の筆力のレベルの高さを感じさせます。特に主人公っぽいキャファリーという警部はあまり個性的ではありませんが独特のプレゼンスがあり、シムノンのメグレを想起させるといったら褒め過ぎでしょうか。その他の人物、例えば被害者の家族、主人公の警部と他の刑事との関係等も十分読ませてくれます。
苦言を呈すれば、シリーズ物は出来れば同じ出版社、同じ訳者にしてもらいたいです。この小説も単発の作品かと思ったら、過去に別の版元からシリーズ初期作が翻訳されているとか。はっきり言って読者が迷惑です。
ともあれ、サスペンスとしては良く出来ている作品ではあると思います。機会があったらご一読を
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669
No.14:
(2pt)

私はダメでした。

レビューが高評価なので、期待していたのですが、私はダメでした。 フリーマーリーの物語がよく分からなかったし、なぜか、けっこう早い段階で犯人が分かってしまいました。 海外ミステリーって、登場人物紹介の欄がありますよね。 話の展開から、この中に犯人がいるんだなっていうのが分かる瞬間があるんですが、これはかなりお決まりのパターンでした。
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669
No.13:
(3pt)

イギリスらしい小説

これがサイコとは思わない。
単なるミステリー小説。ただ、純粋なミステリーかと言うと、ちょっと違うかも・・・と個人的な感想。
単作で読みましたが、そこそこですか・・・
イギリス的な暗さは否めません。思いっきり爽快に終わるかというと、そうでもありません。
好き嫌いが分かれそうですね。
ただ、プロットは上手いです
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669
No.12:
(5pt)

シリーズすべてのkindle化を希望

最初にこの「喪失」をよんでから、図書館で借りて1作目と2作目を読みました。
特に2作目はキャフェリーの兄、ユーアンのことが書かれているので強くkindle化を希望します!
あと、翻訳されてない3、4作目もできれば。
今回の本で準主役といっていいほど活躍した、フリーとの出会いを読みたいから。

それはそれとして、この「喪失」単独でもじゅうぶん楽しめます。
被害者家族が団結して推理していくところなど、読み応えがありました。
わかりづらかったのは、地形。古い運河のトンネルや立杭などの描写です。
イメージがわかずPCで画像検索しながら、読み進めました。
イラストでもあればわかりやすかったかな。
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669



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