六人目の少女
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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冒頭、刑務所所長から検事総長あての書簡が見せられる。内容は深夜の田舎道を全裸でさまよっていた男について。 | ||||
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イタリア版「羊たちの沈黙」としてヨーロッパで大人気を呼んだサイコ・ミステリー。さすがにマカロニ・ウェスタンを生み出した文化背景の産物というべきか、被害者の少女たちは全員左腕を切断されるわ、捜査官は自傷傾向があって、捜査に行き詰まると自らを傷つけるわで、全編血まみれ、味の濃いスパゲッティ・ナポリタンのような(笑)作品だった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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思わせ振りなタイトルと宣伝だけれど「六人目の少女」であることに大したアイデアは無い。 必要以上に派手な犯行で、キャラも立って警察小説の安定の盛り上がりはするが、"ルール違反"も少々あり、 ミステリ作品として考えると可もなく不可もなく。 | ||||
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異常な物語に、読み手を飽きさせない作者が差し出す迷路の罠に、まんまとはまってしまいました。隣の人は何者??文中で「世界はクソったれだ!!」と叫びたくなるほど、漆黒の現代には普通の顔をした「純然たる異常者」が蔓延っているのかも・・・。 | ||||
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ストーリー展開が優れてる。 | ||||
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前半の導入部分から、設定に違和感を抱きつつ、そこそこ面白く読めていた。 キャラクターはしっかり立っている・・・が、肝心の犯罪心理学者ゴランの性格や雰囲気がいまいちつかめないままだった。 街並みや室内風景の描写がうまくなく、いまいち想像が広がらなかった。 死体を見つける描写も下手だ。捜査官達が驚愕している、ショックを受けているという描写に対して、死体の微細な描写はなく、ざっくりとしていて、どのように残酷で彩られているのかが全く伝わってこず、肩透かしを食らう。 後半、捜査の展開で霊媒師の登場は「うわぁ」とドン引き。 イタリアだし、そういう文化があるのかなぁと心の中で擁護するも、一応犯罪心理学や過去の事例を資料として使い、小説を書いているなら霊媒師はないんじゃないかと思ってしまう。 (ちなみに、韓国では霊媒師が捜査に協力することは文化的にあるそうだ。) 伏線がないまま、後半にどんどん”発見”され”逮捕”されていく人物。 唐突すぎて受け入れられないところが多々。 真犯人はこの人!はじめまして!な展開で「えっ、二時間ドラマなら冒頭で出てきた人物の中の誰かが真犯人なのは定番でしょ?」という感じ。 後半ドタバタした展開に差し込まれる無理やり感のあるラブシーンにも「えぇ・・・キャラクターのイメージと違う」と受け入れにくい。 最後まで読んで、作者がどういうオチにしたかったのかよくわかった。 そのためのラブシーンだったのかと思うと理解できるが、物語の展開としては不自然。 「六人目の少女」というタイトルも、オチを見ればしっくりくる。 う~ん、酷評する人の気持ちはよくわかる。 もろ手を挙げて絶賛するほどではないが、作者が何をしたかったのか、作者が「悪とは」をテーマにしたかったなどは伝わってくるので、悪くはない。 ただ、「真犯人が意図したとおりの結末になったのだ~!怖いだろ~!」というオチに対しては、 霊媒師が捜査して発覚するところまで真犯人が読んでいたのか? 主人公が誰と寝ることになり、妊娠するところまで読んでいたのか? など、真犯人がエスパーすぎて、無理やり感満載。つっこみどころ満載。 物語は、悪くはないんだけど・・・後半の力技が多すぎて萎える。 とくに結末に向けての動きは怒涛の荒業の連続で、前半でできあがっていたイメージを次々とぶち壊していくので、人によっては読むのをやめてしまうかもしれない。 諦めずに最後まで読めば、「あーこうしたかったのね」とちょっぴり許せるかもしれない。 | ||||
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無駄な描写が多く展開の遅さに苛立ちを感じる。この作家の作品を読むことはもうないだろう。 | ||||
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