人形(ひとがた)



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初公開日(参考)2016年02月
分類

長編小説

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人形(ひとがた)

2016年02月09日 人形(ひとがた)

【サスペンスの新女王登場! 】 犯罪歴のある患者を収容するビーチウェイ重警備精神科医療施設は、不穏な空気に覆われていた。ヴィクトリア朝時代に救貧院だったここには、かつて残忍に患者を支配した寮母の亡霊が出没するという噂があった。そこへある夜、不意の停電とともに、自傷行為の絶えなかった患者が死亡したことから、施設の危うい日常は崩れ去る。患者ばかりか職員までもが亡霊の噂に怯え、何かを目撃したと言い出すものまでが現われたのだ。単なる妄想か、超常現象なのか、あるいは? 上級職員のA・Jは、最近退院したばかりの、ある患者が舞い戻り、事態に関与しているのではないかと疑うが、上層部を気にする院長のメアリーは対応を渋る。悩んだ末にA・Jは、独断で警察のキャフェリー警部に相談するが……アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞に輝いた『喪失』に続き、サスペンスの新女王たる実力を見せつける話題作!(「BOOK」データベースより)




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人形(ひとがた)の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

手法に慣れてくると

読みやすい作家ではないでしょうか。
前回読んだ「喪失」は、初めてということもあり、とても読みにくく
主人公をはじめ登場人物の名前が男なのか女なのかもピンとこなくて・・・。

英語圏以外の作家の場合、登場人物の名前をしっかり頭に入れて
「この人って?」と思った時は面倒がらずに最初のページで確認することが大事ですね。
まあー基本なのですが。

題名は「人形」じゃない方がいいのでは??
あと、いつかは結末を迎えるのだろうけど、この回でしっかり終わってほしかった。
或る部分を引っ張るのは、主人公とそれを取り巻く人間が魅力的な場合だけ有効で
あまり魅力を感じない人達のことなんて、私はどうでもいいかな?

いつも投稿は短めの私だけど、これだけ普段より長く書いているということは??
色々言いつつ、結構気に入っている作家なのかも。

ももか
3UKDKR1P
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(3pt)

結末は平凡。

「にんぎょう」ではなく「ひとがた」と邦題が読ませるのは、原題が「pappet」ではなくて「poppet」だからだろう。そしてなぜ「poppet」であるのかは本書166ページに示されている。内容だが、「昔の職員の亡霊が出没する」というのがはっきりしないし、そもそもどんな事件であるのかということもまた決して明確ではない。最終的にすべての「原因」が辿り着く先もまた、いわゆるサイコスリラーではよくあるパターンで目新しいものではない。ただこの「キャフェリー警部」シリーズにはある種の「やるせなさ」が漂っているのも確かであって、それこそがこのシリーズの味わいであり、出来事自体はその「やるせなさ」を味わうための触媒でしかないのかもしれない。
人形(ひとがた)Amazon書評・レビュー:人形(ひとがた)より
4150019045
No.1:
(5pt)

解明その220

ここまでの情報と「登場人物全員愛されたがり」と言う点から
「登場人物を演じるのは操り人形になる事にしか過ぎない」と言う概念の事を出版社が「違う目」と扱う事と
この概念がないから評論家と「通常の受け手」は裏設定がわからない事が判明するのである
そして「登場人物の事を交際相手扱いしている」からこの解釈が出来ない事から導き出される答えはこうである
「愛されたい」を「記号」及び「機械作業」扱いする事になるからこれを出来ないだけの話であり
言い換えれば「登場人物の事を操り人形扱いするキャラ」とは
「自分のしている事は機械作業にして自分は記号にしか過ぎない」を「自分で認める」が出来るほど
「愛されたい思いが強烈なキャラ」だと言う事が判明するのである
つまり「愛されたい思いが強烈」の「象徴」こそ
「チトセの容姿をしたチトセの言動をするミルフィーユ」及び「ルルーの容姿をしたルルーの言動をするアルル」
及び「満月の子」及び「澪の容姿をした澪の言動をする真利亜」と言った面々なのである
「だからこそやめましょうよこんなの」及び「やはり元に戻しましょうよ」が「澪の真意」だと言う事も判明する図式なのである
言い換えれば「やはり元に戻しましょうよ」の「象徴」こそ
「ヴァニラの容姿をしたヴァニラの言動をするヴァニラ」及び「ランファの容姿をしたランファの言動をするヴァニラ」
及び「パティの容姿をしたパティの言動をするパティ」及び「パティの服装をしたエステルの容姿をしたユーリの言動をするパティ」なのである
つまり「やはり元に戻しておきましょうよ」は「正しかった」を意味する図式なのである
人形(ひとがた)Amazon書評・レビュー:人形(ひとがた)より
4150019045



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